今晩和。そして、お久しぶりでごさいます。
Nitoです。
元気です。みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

最近の出来事で大きなものといえば。
ついに、9月7日。
7年ぶりの持ち込みに行って参りました。

一言で表すなら、『いろんな意味で勉強になってよかった』です。

下記、いろんな感情が出てくると思われますので、
大丈夫って方のみスクロールでお願い致します。


































※持ち込み雑誌や原稿写真については今後のリアルタイムをご覧いただけると幸いです。

東京入りは9月5日、バスに乗って初・1人東京!
3日滞在したのですが、あまり東京に来たぜ!って感覚がなかった。笑
なぜだろう。。新宿とか渋谷とか行くべきやったやもしれん。笑

1週間ほど前に、持ち込みの予約をしたのですが、この時点で確実に完成しないことは
わかっておりました(爆)別件で東京に行く用事があったのであわせて9月に行きたくて。…また
誕生日を迎える前に、持ち込みにいく!という目標があったので、
未完成だったとしても持ち込みをしようと…その点においてはボロクソに
言われても、覚悟の上でアポイントをとりました。

電話口で出たのは、 落ち着いた声の男性。。前の担当さんもそうだったけど
電話で、編集者さんに冷たい印象を受けるのは私だけなのかな。なんか怖いのです。。
疲れてらっしゃるだけですかね。編集者さんも大変なお仕事ですもんね。。
悪気はありませんが、感情のないようなトーンで電話に出る決まりでもあるのかな?と純粋に疑問に思いました。
(わたしの職業病やも)

実は持ち込みに行く直前まで、カラオケに入り、台詞を入れる作業をしておりました。
あと表紙のトーン・ホワイト作業…。待ち合わせ時間に遅れるかと思った…ぎりぎり大丈夫だった・・!
字めっちゃきたないけど!!!!!!!!!!!!

時間ギリギリに受付に到着。受付の女性の方に、アポイントとっている事を伝えて、
ブースを案内される。待つ事数分。
20代後半?30代前半?…くらいの男性がいらっしゃって軽く会釈。
早速原稿を…との事で、実は完成していない事を伝える。
読んでいただけた!((((((よかった))))))
そのあいだ、プロフィールの紙を書くも、時間があまったので、読んでる姿をまじまじとみてました。
(20歳のころは緊張しすぎて前みれなかったけど、年齢を重ねると怖いものが
少なくなるようです。受付の接客でいつもと同じ距離感だったので気にならなかったってのもあるやも)

編集さんが読み終わり、評価タイムスタート。
いただいた評価をまとめると……

●画力→うちの雑誌だとまだ足りない。20歳前後の子でもこれくらい描ける子は沢山いる。
26歳(もうすぐ27歳だけど)でこのレベルだと、あと数年でどれだけ成長できるか……
うちの雑誌はとくに画力が高い作家さんばかりなので、比較すると難しい。
⇒遠回しに、将来性がない。と言われましたね。
編集者さんからみて、なにも光るものがなかったのでしょう。

●ストーリー→主人公の感情がわからないので感情移入できない。もっと心理描写は丁寧に。
⇒自覚はありましたが、やはり致命傷はここだと思います。
前頭部分である、イジメというナイーブな事を取り上げるのには、受け止め方が軽すぎる。との事。
そんなにすぐポジティブになれない…とのご意見をいただきました。
そうかも…と思いつつも、私もイジメられた経験があり、こういう感情になることがありました。
なんていう不幸対決?はしたくなかったので、私はそう思いましたということだけ伝える。
編集者さんは納得されているんだったらいいです。とだけ言ってくださいました。
ほんとは言うべきだったのかもね、理由。

●キャラ→登場しなくても良いキャラクターがいる。
主人公にソバカスがあるってどうなんですか?カッコいいほうがいいと思う。
読者目線でデザインが必要です。もっと描き分けが必要。
⇒登場しなくても良いキャラいました(爆)納得してしまう私。
そばかすに関しては、私自身がソバカスがあるため、少しムキになってちょっと反論してしまった。
大人げなかったです。反省。

●その他→導入部分で混乱する一人称がある。
台詞もっと丁寧に書いてください。それだけで印象UPします。
(やっぱり字汚いの言われたあaaaaaaaa!!!!!すみません。すみません。)
読者の方は、日々いろんな漫画みふれて刺激に慣れている状態なので、目新しさが必要です。

あとは、編集さんもN/A/R/U/T/O大好きらしくって、第1話の完璧さ加減を熱く語ってくださいました。
全体的に、気になる部分を既存の漫画作品を挙げながら、事細かに指摘していただき、気づけば45分。
お話を聞いてる間は、そんなにたくさんあるか…って凹んでましたが、
いま思えば、このボツ原稿にあれだけ一生懸命、感想を述べてくださったのは感謝しかないです。
おかげで、気をつける部分が明確になりました。
案の定、名刺はいただけませんでした。若い子の方がいいそうです。
年齢のことは話中、3〜4回は言われました。少年誌だと難しいんだって。

ただ、私もここまで来て何もチャンスを得ずに帰るわけにもいかないので、最後に
「もし次の作品ができたら、○○さん宛で送ってもいいですか?」ってお伝えしてみた。
そしたら、大丈夫ですよって言ってくださった。ここで振り払われてたらメンタル崩壊してたやもしれん。笑
なんてね。

そのあと、東京駅について、バスを待つ間ずっと込み上げてくるものをこらえてました。
結局、帰宅後、家族に結果報告したときにほろっときてしまったけど。。
自分では結構平気だと思ってたんだけと、内心傷ついてたんだなあって。
年齢はね。どうにもできないんだもん。
ただ、電話した叔母には、たった1社行っただけやんか!甘い!といわれ目が覚めました。
あと1カ所しか見えないとこなんとかしなさいと。。
個人的には本命に降られた心境だったので、つらかった部分あったけど、
そうか、たった1社か。って。あと年齢のこともふまえて、これからどんな漫画を描いていくのか、
私の描きたい漫画の雰囲気は勢いのあるものではないような気もしてきて。
そもそも漫画を諦めて別の道を探すのを考えるのか、岐路にたたされてる感じがありました。
他にやってみたいこともあるし。
もう数日、じっくり考えてみたいと思います。

前に、アニメ化したらS//P/Y/A/IRに音楽お願いしたいって言ってましたが、
ジャンル的に難しい部分があるのかもと思い始めてきました。ロックバンドやしね。
雑誌にあわせて描くものと、描きたいもの、描けるものは違うんだろうなって。

いま、目の前は真っ白です。次回作の構想はあるんだけど…笑。どうしようねこれ。
いままで、頑なにネットで漫画を公開することをしてこなかったですが、
upするものいいのかもな…と思い初めました。大きな変化です。
さわりだけですが、HPの作り方も少しだけかじったことがあるので、
いろいろ挑戦してみようと思います。

最後まで読んでくださった方、お付き合いありがとうございます。
ひそかに応援してくださった方も、がっかりさせてしまったかな。ごめんなさい。
これからどうするか、少し考えたいと思います。

ありがとう。
Nito