こんばんは、Nitoです。

お元気ですか。
更新頻度高くなっとらんやん!って思ったそこのあなたー!
正解です。大正解です。おめでとうございます…!

…すみません。

更新していない間にいろいろあってね。
今から書いてゆきます。

今回のブログはちょっと内容が重め(というか堅め?や、いつも堅い?笑)な
部分が多いと思われますので、だいじょうぶだよ〜って方のみご覧くださいませ。
ではでは、スクロールお願いします。 
































8月下旬某日。

突然の連絡でした。



父方の祖母が、この世を去りました。

私の記憶が確かであれば、89歳。
歳でだけ言ってしまえば、なかなかの大往生といった年齢かと思います。

私は、1度元の「家族」という枠からはみ出した人間なので、
祖母の死に目にも会えませんでしたし、通夜や葬式にも参加することはありませんでした。
けれど、15年と半月。ずっと生活を共にしていた家族です。
哀しくないわけがありません。訃報を聞いた時は、一瞬時が止まったかと思いました。
言葉が出ない。
いつか必ずやって来るであろう事はわかっていたけれど、
まさか”その日”が、今日だなんて。

祖母の事を思い返すと、母の代わりに長い間、家事全般をこなしてくれていたことや
口癖。笑顔。姿。最後に会った日のこと……様々な記憶が蘇ってくるけれど、、
家を出てから祖母としばらく会っていないからか、
正直今でも、まだ生きているんじゃないか?とか、不思議な気持ちになります。

お葬式や法事というものは、本来は残された者が
亡くなった人に執着せず未来を生きて行く為に行われるものだと
どこかで聞いたことがありますが、、
なんというか、きちんとお別れが出来ていない為か、訃報を聞いた後も
衝撃だけが残って気持ちがぐちゃぐちゃしたまんまでした。

今、やっと文字にできる、言葉にできるようになったので…
この場をお借りして、祖母へのお別れと向き合わせていただければと思います。


家庭の内のことなので、事情をすべて綴ることはできないのですが、、
祖母に対して、生前も今もずっと疑問に思っていて、
聞けないままでいたことがありました。
「おばあちゃんは”幸せ”だったか…?」ということ。
私が、物心ついたころには、祖母はすでに私の”おばあちゃん”だった訳で。
それ以前の時間の事はわからないのですが…。

祖父と祖母は家同士で決められたお見合い結婚でした。
たぶんここからは、2人の男女の話として読んでいただいた方が分かりやすいと思います。

2人は、お世辞にも仲の良い夫婦には見えず、
昔に多くみられた亭主関白味が強い関係とでも言ったらいいんかな?
私からみるとそんな感じ。その間に、愛情があったかはわかりません。
とにかく祖父は頑固で我が強くてプライドの塊!みたいなタイプだったのは確かですw
(おじいちゃん子やったけど、これは釈明できない。笑)
祖母は、どちらかと言うとおとなしい印象だったのですが、
祖父の言う事に直接文句を言わないにしても少し悪態をつく…といった感じで。

わたしは、おじいちゃん子だったし(私にとっては良い祖父だったのです…)祖母の事もすきだったので、
なんでこんなに気持ちが離れているのだろう?と疑問に思っていた時期がありました。

その理由は、私が小学高学年くらいの時期に知ることになりました。
祖母はその昔、お付き合いしていた男性がおり、その方と相思相愛だったにも
関わらず、親の決めた相手=祖父と結婚しなければならなかったようです。
おそらく祖母の中でその男性への気持ちは冷めることがなく、その人が別の女性と
結婚した後も、文通といいますか年賀状のやりとりがあったようです。
それが毎年…何十年続いていたらしく。
まあその行為が、祖父によって気分良くないものだとは分かるのですが…
その嫉妬心を、孫の私に吐き出すくらいだったので、相当だったのだと思います。
同窓会もNGとか、束縛結構キツイ。。笑

さらに、息子=私の実父 も結構ヤバイ奴に育っちゃったので(笑)
私からみた祖母は、幸せ…というか安らかな空間に身を置いていない印象が強くて…。
結局、私が家を出らざる終えなくなった時には、祖母を置いて出ていくような、
私としては後ろめたい気持ちがありました。

最後に会った祖母は、少し体を悪くしていて畑仕事がなかなかできなくなっていた時期。
自宅でばいばいをしてから、私が最寄りのバス停まで歩いて400mくらい先までずっと
見送りをしてくれていました。
その姿がとても小さく感じて見えた。

女性の幸せが、すべて結婚で決まるとは思っていないけれど、
かなりの影響があるものなんだなと…祖母や母を通して感じていて。

祖母に、ごめんね も ありがとう もきちんと伝える事ができなかった。
もしちゃんと日頃から伝えられていたら…祖母ももうちょっと生活が楽しめたのかな…。
自分自身が当時は幼くて、自分自身の負の感情をコントロールする事で精一杯だったのも
仕方の無いことではあったかも知れないけど、もっと早くにそのことに気づけていたら。。

大人になってから特に『感謝』って大事だなと、考えることが多いです。

空気がギスギスしているところに身を置いていると、忘れてしまうかもしれないけれど、
『感謝』は忘れないようにしたい。
いままで世話してくれてた家族にできなかった分、これからも「ありがとう」と「ごめんね」は
忘れない人でありたいと思います。

おばあちゃんとの正式なお別れは…落ち着いたら1人でお墓参りに行ってこようと思います。。

こんな長い文章、読んでくれた人おんのかな。笑
お疲れ様でございました。
ありがとうございます!

最近は結婚式のウェルカムボードを描く機会が多くて、
幸せな仕事させてもらってるなって思うし、幸せそうな女性をみられるのが嬉しいです!

負の感情がピークだった時なんて、全世界の男みんな◯◯べ!って思ってたもんね。笑
昔と比べたら今は大きく変わったと思いますね!!!ごめんね!笑

私が動物が好きな理由も、一種の現実逃避からのはじまりですし…。
にんげんきらい→植物落ち着く・自然落ち着く・猫癒される→猫の世界はどうなんだろう→
動物は人間とは全然違う世界・価値観で生きてるんやろなあ→
人間の世界だけ考えると小さい世界→動物の世界広い・面白い(イマココ)

そのものの生態が気になったから、ではなくて…動物を見ていると、
自然物を見ているような、違う世界を感じることができるので、癒されるんですよね。
病んでるねー!笑 

んでもって、夜分遅過ぎる時間に失礼致しました!
お付き合い頂き感謝です。
ではでは、また。
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