まるいさんのこと

話題:本の感想






西加奈子さんは前から大好きで、エッセイや小説をいろいろと読んでいました。

サラバ！はずいぶん前に買ったはいいものの、なかなか手を出せずにいました。

長いからとかではなくて、なんだか気軽にほいほい読めるような内容ではないのかもしれないと思い込んでいたのです。表紙からパワーというか、圧というか、なんだかよくわからないものを感じていて。どや！これが小説や！心して読めや！って感じの（笑）

今日やっと仕事の合間に半日ほど時間が取れたので、よし！と覚悟を決めて、読み始めました。半日も必要ありませんでした。あっという間に話の中に引きずり込まれて、一気に全部読んでしまいました。

揺さぶられました。これが小説なのだと思いました。月並みな感想しか書けませんが、この作品は心から揺さぶられる作品でした。

ーこれは、魂ごとあなたを「持っていく」物語。

これは上巻の帯に書かれていた言葉ですが、まさにこれに尽きます。サラバ！はわたしを変えると思います。もしかしたら、変えたのかもしれません。


わたしは、新しい世界へ歩む。

９月に読んだ本
・生きるコント／大宮エリー
・新解さんの謎／赤瀬川原平
・アイム・ファイン！／浅田次郎
・おくりびと／百瀬しのぶ
・通天閣／西加奈子
・読書力／斎藤孝
・炎上する君／西加奈子

９月はまあまあ読めました。シルバーウィークがあったからかなあ。

１０月も半ばに入りましたがまだまだ読み足りないのでもっと本が読めたらいいなあとは思っているのですが、如何せん仕事が…今までにないくらいの忙しさなので…(言い訳)

特に面白かったものの感想をあとで個別にあげようと思います。