(1/28解禁・2022年公開)のにっき。き231

累計発行部数60万部を突破した重松清氏のベストセラー小説『とんび』が映画化され、俳優の阿部寛と北村匠海が親子役で初共演することがわかった。[64 -ロクヨン-][8年越しの花嫁 奇跡の実話][糸]の瀬々敬久監督がメガホンをとる。

物語の舞台は、広島・備後市。市川安男(ヤス)は、愛妻との間に待望の息子・旭(アキラ)を授かる。しかし、妻の事故死により、ようやく手に入れた幸せは無残にも打ち砕かれてしまう。親の愛を知らずに父になったヤスは、仲間たちに助けられながら、不器用にもアキラを愛し育てていく。不器用だけれど深い愛で息子を育て続けた父と、一歩一歩まっすぐな大人へと成長していく息子親子の絆を描く、“家族の物語”。

瀬々監督の[護られなかった者たちへ]が控える阿部寛が、破天荒で愛すべき父・ヤスを演じ、北村匠海が、真っ直ぐな大人へと成長していく息子・アキラに扮し、新たな“とんびと鷹”の親子を体現する。匠海君は阿部サンとは本作が初共演ながらも、親子の繊細な関係を見事に演じきった。

同作はこれまで、2度にわたりドラマ化されてきた。2012年にNHKで放送された作品では堤真一と池松壮亮、13年のTBSドラマでは内野聖陽と佐藤健が共演。初の映画版となる本作では、オリジナルエピソードを交えながら、いつの世も変わることのない親子の不滅の絆を描き出す。

『とんび』は、20年11/14に撮影がスタートし、12/24にクランクアップ。重松氏の故郷である岡山を中心に、兵庫、関東地区などで撮影が行われた。


▽阿部寛コメント
これまで2度映像化されている名作ですからプレッシャーはありました。「阿部さんのヤスが見てみたい」という言葉をもらい、お受けすることを決めました。これだけ魅力的な主人公を演じられるというのは非常にやりがいがありました。本作は、不器用な父・ヤスと息子・アキラの情愛、そして町の人々の人情も強く描かれています。ヤスにとっての“家族”は登場人物全員、町の人々皆が支え合いながら生きていく姿がこの映画の魅力です。ひとつの家族だけではなく、様々な形の家族が集合体となって大きな家族を描く作品です。アキラを育てていくことにより、彼を取り巻く人々の愛が錯綜する物語です。
昭和30年代から令和までという長い時間を描いています。今、世の中が世界的に分断され、さらにコロナウィルスで人々の間に亀裂が入り、距離が生じている時だからこそ、人々が助け合って生きるこの物語が、皆様に届いてくれればいいなと思います。

・北村匠海の印象
伝えることに対しての才能が素晴らしい。それは饒舌とかじゃなくて、一つ一つの言葉が心地よく伝わってくる。役柄でもダメな父を理解し、母を亡くした父の苦悩を背負うアキラを見事演じてくれた。匠海くんとなら「とんびと鷹の物語」ができると感じました。

・瀬々敬久について
瀬々さんにはいつも本当に感動する。惜しみなく作品の為に自分を使い、なりふり構わず撮影に集中していく。役者の気持ちや演技をしっかり見ていて、周りを見ながら最大限の撮影をしていく。そんな監督を皆信じて進行している現場でした。

▽北村匠海コメント
テレビドラマに続き3度目の映像化で、出演のお話しをいただいた時にプレッシャーはありましたが、監督から「北村匠海のアキラでいい、何にも引っ張られる必要はない」という言葉をもらい、アキラという人間を、自分なりに自由に演じられると思いました。この作品で描かれている、家族の愛という形だけではなく、アキラを皆が大切に育ててきた、そういう愛を心に受けて育ってきたアキラという人物を演じられるということ、それを届けられるということが非常に幸せだなと感じました。
家族という存在は、色んな形はあれど時が経っても変わらないもので、どんなに時代がデジタルになろうがその繋がりは変わらず、この映画で描かれている親子の話はきっと誰かに届けられるものだと思います。ひとつの命がどんどん成長し、様々なことを乗り越えていく様を、僕の演じるアキラはこの映画の中で体現しています。そこに寄り添う父と、親子ふたりを取り巻く暖かい人々の愛の物語を是非とも映画館で体感して欲しいなと思います。

・阿部寛の印象
今回初めて共演させていただいて、阿部さん演じられた父は不器用なんだけれど、奥底にはとても大きな愛情があって、温かいものが伝わってくるんです。言葉や表情、父としてのたたずまい…、大きな船に乗った気持ちでした。ふたりのキャッチボールの心地良さを現場では感じ、改めて息子として参加できてよかったと感じています。

・瀬々敬久について
たっぷり時間を使って映画というものを最大限贅沢に撮っている印象です。チーム全体が信頼をもって監督の指揮に乗っかっていき、演じている僕達も心地良くて、演技の中で色々と試せる場所を沢山作ってくださる、可能性と時間を与えてくださる監督だなと思います。贅沢な時間を過ごさせていただきました。

▽原作・重松清コメント
阿部寛さんのヤス、北村匠海さんのアキラ、監督は瀬々敬久さん……もう、この組み合わせだけで、ワクワクしてしまいます。映像化は3度目。しかし、原作こそ同じお話でも、それぞれに独立した「とんび」です。だからこそ、原作者として「新作」を誰よりも楽しみにしています。

▽瀬々敬久監督コメント
小説「とんび」は今まで二度テレビドラマ化されているだけあって物語の強さを感じます。日本の伝統的な、それこそ国定忠治から、菊池寛や山本周五郎の世界につながるような人情噺で、生き生きとした人々の暮らしがそこに描かれています。特に、原作者の重松清さんの自伝的な部分が、息子のアキラに投影されていて、僕はちょうど重松さんやアキラと同世代に当たるのでその時代感覚に親しいものを覚えました。高度経済成長期に小学校で、30歳になる前に昭和が終わり、やがてバブル崩壊。あの生き生きと活気があり、隣近所の人たちは、皆知り合いだった時代を知っている世代。一も二もなく引き受けました。映画では令和の時代まで描いています。そこはオリジナルの部分です。あの時代とは何だったのか。そしてあの時代にあった親と子の関係、それは今でも共通するものだろうし、人と人が一緒に生きること、その素晴らしさ。私たちはどこから来て、どこに行くのか。そこを探ってみたいと思いました。
活気あふれる躍動感ある豪華な俳優陣が集まってくれました。どのシーンも熱く、それでいて情感たっぷりで、ものすごいシーンの連続になっています。編集ラッシュを見ましたが自分たちが撮影したことを忘れて魅入りました。
主人公、ヤスを演じた阿部寛さんは、本当にチャーミングにヤスを演っています。全身全霊でぶつかり、そのエネルギーが見る者を幸福にすらさせてくれる、新たなヤスさんが皆さんの前に現れると思います。北村匠海さんのアキラは、内部にほとばしるマグマを一見静かに湛えながら、急爆発する火山のようです。平成9年生まれの北村さんが新しい感覚で昭和生まれのアキラを演じてくれています。
決して古びることのない重松清さんの「とんび」の世界、新たな映画版をぜひ、ご期待ください。

▽天馬少京(プロデューサー)コメント
重松清さんの原作「とんび」は昭和中期以降の瀬戸内を舞台とした物語ですが、そこで描かれるヤスとアキラ、二人を取り巻く町の人々の生き方からは、当時の価値観や規範だけには決して収まらない大らかさ、真に普遍的な温かさを感じました。社会や家族の在り方が急激に変化している時代の移ろいの中で、人と人が純粋に想い合う気持ちとはどういうものなのか、なぜそれが現代においても大切で尊いものなのか。瀬々監督のもと、阿部寛さん、北村匠海さんをはじめとしたこれ以上ない豪華なキャストの方々が集まり、スタッフ全員の力が結実した作品になると思います。映画という新たな装いでお届けする「とんび」、ぜひ楽しみにしていただければ幸いです。


時代を超えて愛され続ける永遠のベストセラー小説が、豪華キャスト・スタッフによりオリジナルエピソードが加えられ、待望の映画版となる。阿部サンと匠海君の新たな“とんびと鷹”に、引き続き注目だ。


『とんび』は2022年、全国にて公開。

(1/28解禁・2021年初夏公開)のにっき。でや

俳優のディーン・フジオカと山田裕貴が、女優の福原遥がアニメ初主演で主人公の声を務めるオリジナルアニメ映画『フラ・フラダンス』に声優として参加していることがわかった。福島県出身のディーンさんは、本作で声優に初挑戦を果たしている。

本作は、フジテレビがアニプレックス、イオンエンターテイメントと共同で展開するアニメプロジェクト[ずっとおうえん。プロジェクト 2011+10…]内の一作。『フラ・フラダンス』で描かれるのは、福島・いわき市に実在するスパリゾートハワイアンズのダンシングチーム、通称「フラガール」。舞台のスパリゾートハワイアンズは、1966年に開業され、06年には松雪泰子、蒼井優、山崎静代らが共演した映画[フラガール]で話題を集めた。かつて姉もフラガールだった夏凪日羽(なつなぎ・ひわ)は、新人ダンサーとして、同期入社の仲間とともに、ステージから笑顔を届ける仕事に取り組む。水島精二([劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者][劇場版 機動戦士ガンダム00 A wakening of the Trailblazer])が総監督、綿田慎也([劇場版アイカツスターズ!][ガンダムビルドダイバーズ])が監督を担い、吉田玲子([若おかみは小学生!][劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン])が脚本を執筆した。キャラクターデザインは[アイカツ!]のやぐちひろこ、制作はBN Picturesが務める。

スパリゾートハワイアンズのダンシングチーム、通称フラガール。かつて姉もフラガールだった夏凪日羽は、新人フラガールのひとりとしてフラダンスと出会い、姉と同じステージに立つが…。同期入社の仲間とともに、ステージから笑顔を届ける仕事を選んだ彼女たちの、フラを目指す日々が始まる。

ディーン・フジオカはスパリゾートハワイアンズの先輩社員・鈴懸涼太(すずかけりょうた)、山田裕貴は日羽たちと一喜一憂をともにするおとぼけキャラのマネージャー・平和人(たいらかずと)に声を当てる。

オファー前から声優の仕事にいつかトライしたいと思っていたというディーンさんについて、本作の大島和樹プロデューサーは「優しい歌声でふるさと(福島)の歌を歌われていた姿が、演じていただいた鈴懸涼太というキャラクターのまなざしの温かさや佇まいにリンクすると思った」とプロジェクト立ち上げ時から熱望していたことを明かし、現場での様子は「ストイックに取り組まれており、物語後半の主人公・日羽との掛け合いの場面は、完成前なのにジーンときました」とふり返っている。

山田君はもともとアニメ好きで、水島総監督の大ファンを公言している。山田君は数年前に見に行った舞台で偶然出会い、それ以来交流があるという水島総監督のラブコールを受け、本作への参加を快諾。本作のオファーを受けた際の興奮を、「すごく嬉しくて、お話をお聞きして、すぐにマネージャーさんに『絶対、やりたい』と連絡しました」と、オファーを聞いた際の興奮を語る。

山田君はセリフを全て覚えてアフレコに臨んでいたそうで、現場での様子を「リスペクトし合うお2人の現場での化学反応を楽しみにしていた」と言う大島プロデューサーは、現場での様子を「様々な演技プランをもって収録に臨んでいただきました。平マネージャーが登場するたび、お客様が笑ってホッとできるような平マネージャーにぜひ癒されていただきたいです」と話している。


▽ディーン・フジオカ コメント
以前から声優のお仕事をやってみたいと思っていたので、本作品に参加させて頂き本当に嬉しく思います。
また、この物語は自分の故郷でもある福島を舞台にしたストーリーということで、生まれ故郷とのつながりの中で改めて自分に何ができるのかを考えるきっかけを頂きました。
自分の置かれた場所で、何があっても諦めず、全力で努力し続けることの大切さを教えてくれる、そんな力を持った作品になっていると思います。
この物語が一人でも多くの方に伝わることを心より願っております。

▽山田裕貴コメント
自分がデビューした当時からずっと大好きだった作品の監督である水島総監督の作品にお声がけいただいて、本当に嬉しくて前のめりで参加させていただきました。振り返るのも大事だけれど、変えられる1秒先のために前に進もうよというメッセージが込められている作品だと思っているので、観ていただく方にとってもそんな風に感じてもらえると嬉しいです。
参考に見せていただいた映像が素晴らしく、完成したら自分の想像をはるかに超えてくるのは間違いないので僕自身、完成を楽しみにしています。


『フラ・フラダンス』は2021年初夏に全国で公開。

(1/25解禁・2021年夏公開)のにっき。にお

[ハッピーアワー][寝ても覚めても]の濱口竜介監督が村上春樹氏の短編小説を映画化する『ドライブ・マイ・カー』のキャストが発表され、主演を西島秀俊、ヒロインを三浦透子が務め、岡田将生、霧島れいかが共演することがわかった。

原作は、2013年に発表された村上氏の短編小説集[女のいない男たち;文春文庫刊]に所収された[ドライブ・マイ・カー]。妻を失い喪失感のなかで生きる舞台俳優が、愛車サーブを通して寡黙な専属ドライバーと出会い、一筋の希望にたどり着くまでを描く。村上春樹の原作に惚れ込んだ濱口監督が自ら映画化を熱望、脚本も手掛けた意欲作だ。

舞台俳優で演出家でもある家福悠介(かふく・ゆうすけ)は、脚本家の妻・音と満ち足りた日々を送っていた。しかし、妻はある秘密を残したまま突然この世からいなくなってしまう。2年後、演劇祭で演出を任されることになった家福は、愛車のサーブで広島へと向かう。そこで出会ったのは、寡黙な専属ドライバーのみさき。喪失感を抱えたまま生きる家福は、みさきと過ごすなか、それまで目を背けていたあることに気づかされていくー。

村上氏の小説を原作とする映画[トニー滝谷]でナレーションを担当した主演の西島秀俊が演じるのは、愛する妻を失った舞台俳優の家福悠介。喪失を抱えながら希望へと一歩を踏み出していくキャラクターだ。喪失を抱えながら希望へと一歩を踏み出していく主人公の心の機微を繊細に表現する。

[ロマンスドール][おらおらでひとりいぐも]に出演、[天気の子]ではRADWIMPSによる楽曲でボーカリストとして参加した、歌手としても活躍する三浦透子は、家福の愛車サーブを運転する、寡黙でありながら芯のあるドライバーのヒロイン・みさき役として参加。撮影では、実際にサーブを運転していたようだ。

さらに、物語を大きく動かすキーパーソンの俳優・高槻を岡田将生、秘密を抱えたままこの世を去る家福の妻・音を、村上氏の長編小説をもとにした映画[ノルウェイの森]にも出演した霧島れいかが演じる。


▽西島秀俊コメント
村上春樹さんの短編を濱口竜介監督が映画化する。その話を聞いた時、非常に興奮しました。濱口監督による熱のこもった脚本は想像以上に素晴らしく、いまを生きる多くの人の心に寄り添う作品になっていると確信しています。
初めてご一緒した濱口監督の演出は新鮮で、撮影を重ねる度に新たな発見がありました。
美しいロケーションのもと、スタッフ、国を超えて集まったキャスト一丸となって挑んだ作品です。是非完成を楽しみにお待ち下さい。

▽三浦透子コメント
私が演じたみさきという女性は、自分の足で立って、仕事をして生きていく覚悟のある人です。彼女の姿勢から、私はたくさんのことを学びました。
自分の弱さを受け入れ、何かを諦めながらも前向きに生きる勇気をもらいました。きっと私のように、彼女の優しさに救われる方がいると信じています。皆様のもとに作品が届くその日を、心から楽しみにしています。

▽岡田将生コメント
台本を読ませて頂いた時にすぐ参加したいと思いました。そして、濱口監督といつかお仕事したいと願っていたのでお話を頂いた時にとても興奮したのを覚えてます。
僕にとってこの現場は忘れられない、忘れたくない現場になりました。
この役と出会いこの映画に出会えたことは今後の自分にとって財産になりました。芝居とは何か。とても怖く、とても繊細で、生き物だと感じました。完成を楽しみにしております。

▽霧島れいかコメント
濱口監督の演出はとても不思議で、リハーサルを含め今まで味わったことのない心地良い緊張感と静けさで、「音」という人物に近づけてくれました。本来演者がしなければいけない作業を、監督が毎回綿密な準備をしてくださり、心からその熱意が伝わり、その思いに絶対に応えたい気持ちになりました。
撮影現場の雰囲気もとても良く、監督とスタッフの間に一体感が生まれ、その中に赤いサーブが重なったあの感動的な光景は、今でも忘れられません。

▽濱口竜介監督コメント
村上春樹さんの「ドライブ・マイ・カー」という短編小説は、初出の雑誌掲載で拝読した時点から強く、心惹かれるものがありました。こうして映画が完成間近とお伝えできる運びとなり、たとえ大げさであっても、それは自分にとって運命的な出会いであったと言いたくなります。
そして主人公・家福役の西島秀俊さんを初めとして、三浦透子さん、霧島れいかさん、そして岡田将生さんと仕事をする機会をいただけたのも、村上作品を映像化する上で、最高の幸運でした。カメラの後ろからキャスト全員の演技に驚き続けた撮影を経て、改めて多くの出会いに恵まれた幸運と、幸福を強く感じています。完成を楽しみにお待ちいただけたら幸いです。


『ドライブ・マイ・カー』は2021年夏、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定。

(1/14解禁・2021年3/26公開)のにっき。ま572

3/26(金)に公開される映画『モンスターハンター』の日本語吹替版キャストとして、「日本語を一切話さない日本語吹き替え声優」に挑戦することになった松坂桃李の出演が決定した。さらには“モンハン”大好きな人限定でオファーした超豪華なレジェンド声優陣も明らかになった。

累計興行収入200億円超の大ヒットを記録した[バイオハザード]シリーズのポール・W・S・アンダーソンが監督を務めた本作は、カプコンから2004年に第1作が発売されて以降、16年を経た今なおファンを増やし、シリーズ累計販売本数6,500万本(2020年9月30日現在)を誇る大ヒットゲームシリーズ【モンスターハンター】(通称:モンハン)をハリウッドで実写化したアクション映画。主人公を、[バイオハザード]シリーズのミラ・ジョヴォヴィッチが演じるほか、[ワイルド・スピード SKY MISSION]のトニー・ジャー、[ヘルボーイ]シリーズのロン・パールマン、さらに本作がハリウッドデビュー作となった山崎紘菜が出演する。突然の嵐に巻き込まれた国際連合軍隊長のアルテミス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)たちが辿り着いた新世界を舞台に、そこで出会った謎の男と共に超巨大モンスターに立ち向かう姿を描くストーリー。

大の“モンハン”ファンである松坂桃李が吹き替え声優を務めるのは、トニー・ジャーが演じるモンスターの狩猟を生業とする“ハンター”。異世界からやってきたアルテミス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)のバディとして、ともに超巨大モンスターに立ち向かう重要な役どころだ。この役柄には台詞に関して、ある特殊設定が。実は、桃李君が吹き替えを担当するハンターは、我々の世界中のどこにもない=「モンハン世界のオリジナル言語」を話している。

前代未聞の役に臨んだ桃李君は「なんと表現したらよいかわからない不思議な言語のセリフで(笑)、どういうアプローチで、どういう引き出しを開ければ良いのか……。台本読ませていただいたら、一体これはなに語を喋っとるんじゃ?トニー・ジャーは何て言っとるんじゃ?(笑)」と戸惑いを隠せなかった様子。本編のシナリオにもトニー・ジャーの台詞は書かれておらず、トニー・ジャーは撮影現場で全編アドリブで話していたという。しかし、実際にアフレコがスタートすると、桃李君はモンスターハンターのモンハン言語を自在に操り、まるでハンターのキャラクターが憑依したかのような熱演を披露した。

桃李君は実際のアフレコで役者魂に火がついて、モンハン言語を自在に操ったそうで「今回、吹き替え版声優をやらせていただくにあたって、これほどまでにモンハンをやっていてよかったと思ったことはありません。通常のアフレコの時とは違い、自分自身がプレイヤーとしてファンタジーな世界に入り込んだような感覚になりました」と振り返った。

無類のゲーム好きで、モンハンもヘビープレイヤーである桃李君は、本作について、「自分のようなゲームのモンハンファンも楽しめるように細部まで作りこまれており、監督のモンハン愛を感じるし、一方でゲームをプレイしたことのない人やモンハンを全然知らない人でも楽しめるようなエンターテインメント映画に仕上がっている」と語った。

さらに、脇を固める声優陣も発表。“モンハン大好きな人限定”の声優陣には、ゲームの腕も超一流な、業界屈指のプロハンターたちが勢ぞろい。今回の吹き替え版の出演条件は、“【モンスターハンター】大好きな人限定”となっており、アルテミス役にはヒロインのアルテミス役は[バイオハザード]シリーズでもミラ・ジョヴォヴィッチの吹き替えを担当してきた本田貴子が決定。そのほか、団長役を大塚明夫、リンク役を杉田智和、マーシャル役を宮野真守がそれぞれ務める。加えて、ダッシュを井上麻里奈、スティーラーを中村悠一、アックスを花江夏樹が演じる。


▽本田貴子コメント
開始数秒で心を掴まれました!
ゲーム「モンスターハンター」のいちファン、プレイヤーとしてこんな嬉しいオファーはありません。
ミラと共にリアルな狩りを体験させてもらいました。彼女がモンスター相手にどんな魅力的な闘いを繰り広げるのか、皆さま楽しみに公開をお待ちください。

▽松坂桃李コメント
今回、吹き替え版声優をやらせて頂くにあたって、これほどまでにモンハンをやっていてよかったと思ったことはありません。
通常のアフレコの時とは違い、自分自身がプレイヤーとしてファンタジーな世界に入り込んだような感覚になりました。
錚々たる声優の方々の中で自分が参加させて頂くというのは、畏れ多かったです。
全身全霊を込めて精一杯やらなければならない、と自らプレッシャーを課していました。
ただ、なんと表現したらよいかわからない不思議な言語の台詞で、非常に戸惑いましたが楽しく収録に参加することができました。
映像のクオリティが高くゲームの世界観を存分に体現しているだけでなく、アクションなどのスピード感もとても気持ち良い作品です。
モンハンプレイヤーの方に限らず、広く楽しんでいただけると思います。

▽大塚明夫コメント
ついに来ましたモンスターハンター!!
ずいぶんとモンハンやらせていただきましたので
すんなりと世界に溶け込めました。
自分でプレイしなくとも大画面で楽しめる!
この機会を皆さまどうかお見逃しなく!

▽杉田智和コメント
モンスターハンターの要は協力プレイです。
ソロ用の村クエストや素材の準備をいかに自然にやり込んでおくか、というのが自分に課す最低限の配慮です。
今回の映画に関しても、それは変わりません。

▽宮野真守コメント
出演のオファーをいただいた時は、「きた!」「よっしゃーーー!」と思いました(笑)。何を隠そう、モンハンの大ファンだからです!
昔からずっとプレイしてきたモンハンが映画化すると言うだけでも大興奮なのに、まさか声の出演をさせていただける事になるなんて幸せです!
本編を観て、まさに!あの!馴染みのモンスターたちが、映画の中にそのまま現れてる姿に、大感動いたしました!是非みなさまも劇場で、この興奮を味わっていただきたいです!

▽井上麻里奈コメント
まさか自分がモンスターハンターの映画に声の出演が出来るとは思っていなかったのでオファーを頂いた時は驚きましたしとても光栄でした。
作品の中で原作ゲームに出てくるモンスターが出てくるとやはり胸が熱くなりましたし、モンスターの生態系や動作など、しっかりと設定が練られている所に感動しました。
ファンの皆さんが嬉しくなる映画だと思います!

▽中村悠一コメント
ゲームを遊んできた身としては、今回の「映画 モンスターハンター」に対して期待と不安がひとつあった。
「ゲームの世界を実写でどこまで表現できているか」
ゲーム内にきちんとした生態系を作り上げるほどの「モンハン」、ただのエネミーではないモンスターの表現にも注目してしまう。
果たしてその答えは…。結果その思いは杞憂に終わり、冒頭から登場するある有名モンスターを見ただけで思わず唸る。
ポール監督やるじゃねえか!

▽花江夏樹コメント
シリーズを昔からプレイしているので映画化の話題になった時は驚きましたが
まさか自分が吹き替えで出演できるとは思わずオファーを頂いた時は嬉しかったです。
ゲームに登場するモンスターが大迫力で登場するのがとても熱くて興奮しました。
そんな中僕が演じるアックスはハンターとは関係のない人間…?
怒涛の展開を楽しんで頂ければと思います!宜しくお願い致します!

(1/27・出演者追加発表!!)のにっき。こみおたおこい

□【青天を衝け】北大路欣也、徳川家康役で出演「まったく経験したことのない挑戦」
www.oricon.co.jp
カレンダー
<< 2021年01月 >>
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
アーカイブ
カテゴリー