ガソリンがほとんどなくなったので、開き直って自転車を買いました!
自宅から 街中の職場まで ひと山こえての田舎道
生きているんだから、
こんな状況でも働ける場所があるんだから‥
元気があればなんでもできる!
ということで自転車通勤をしてみました!
登り坂がけっこうね、しんどくてなあ
「くそー!荒サーの底力、なめんなよ!」
とか心の中で叫びながらチャリンコこいでました!
登り坂を頑張って
登って登って登って登って
そして下り坂を走ったときの風が
なんとも気持ちよかった!
鼻筋から頬を通り抜けていく風はまるで
震災からのモヤモヤが洗い流してくれたかのようだった。
たくさん人が死んでしまった。
陸前高田の海は、岩手の海岸の中でも一番うちから近いので、
10代後半から20代前半くらいまで、夏には毎年のように遊びに行っていた。
馬鹿だった俺は陸前高田の海でカレー食いたい!と友人に提案してなあ
レトルトカレーを近くの薬王堂で買ってパックのまま 海岸の砂に埋めたんだ。
真夏の炎天下に照らされた砂に一時間も埋めてみたら いやはや温かいカレーが食えて 感動したものだ。
他にも、友人の飼ってた犬と一緒に行って
「海では犬と一緒だと女の子の気をひいてナンパできるかもしれない!!」
なんて下心を抱きながら けっきょく何にもなかったりさ
たくさんの楽しい青春の思い出が詰まっていただけに
テレビで見た光景が 脳内の光景と あまりに違いすぎて泣きそうになった。
くやしかった!
僕が住むまちの人たちは、岩手県内陸なのでなんとか建物の倒壊もなく怪我もなくで 電気も復旧して暮らしています。
だから、もっと大変な人たちを思うと
“無事でよかった”と言われるのが申し訳なくなるときがあります。
ライフラインがある程度復旧し 仕事に戻っている人もいます。
こんな状況なのに出勤して会社の指示で賞味期限切れのお菓子を泣く泣く処分したという方の話を聞きました。
そんなふうに、ここが被災地東北に含まれる岩手県と思っていいのか よくわかんなくなるときもあったんですが、
それでも ガソリンをはじめ物質が足りず流通が止まり 社会の機能が少しずつ低下していくことに
みなさんが不安やストレスと戦ってます。
この日記を読んでくれたみんなが心の底から笑って暮らせる日が 本当に来てほしいです。
用事があって停電時に車で街に出たとき、暗闇に包まれた街を見て
ここはゴーストタウンかよ‥と思った。
だけどそんな中、ひとすじの光が見えた。
電気の復旧工事だった。
不眠不休で作業にあたってくれているんだろう。
そのタイミングで、車のラジオから
GLAYの曲で
「生きてく強さ」
が、流れてきた。
「この曲は 私が過去に地震で被災したとき、不安に押しつぶされそうになりながら遠い家まで歩いて向かう途中 ふと携帯ラジオから流れ 励まされた曲です、
だから今度は私が被災者のみなさんに届けたいんです」
曲を投稿していたリスナーさんは このようなことを言っていました。
[歌詞へリンク]
(無断転載は著作権侵害なのでよくないのであとでリンク削除します)
書き出したら長くてきりがないので また今度ですね、とりあえずは懐かしい曲を聞いたということで
またあしたも来週もその先も生きていてください!
いいともー!