ぼんやりとした意識のなかで
2014-12-31 09:16
覚醒
今日と昨日の意識の境界、夢とも現実ともいえないその場所に俺はいた。眠っているのかもしれない。とにかく、ここには身体という概念は存在しないように感じた。
曖昧な「ここにいる」という感覚が成り立つのは、俺という意識が成り立っているからに他ならない。
夢見心地と言うにはあまりにも不快だ。
何度か体感しているこれは、自分の無力感が肥大化した空間に取り残されているようなもどかしさを全身に残していく。
自分では出られない沼の底。
どうしようもない倦怠感に自分の意識を手放そうとしたとき、いつも決まって思い出す。
「そんなものか」
実際に囁かれたかのような生々しさをもって、頭の中を駆け巡る。微かに嘲笑を含んだそれは、苛立ちとともに立ち上がる力をくれる。
皮肉に力をもらう自分も、随分ひねくれているとしか言い様がない。
全く、納得がいかない。あんな人間が主だとは。
そんなことを考えていると、意識が実体を取り戻していく。
まだ、そうまだ俺は(私は)
俺のままでいられる。
(私として目覚められる、今)
曖昧な「ここにいる」という感覚が成り立つのは、俺という意識が成り立っているからに他ならない。
夢見心地と言うにはあまりにも不快だ。
何度か体感しているこれは、自分の無力感が肥大化した空間に取り残されているようなもどかしさを全身に残していく。
自分では出られない沼の底。
どうしようもない倦怠感に自分の意識を手放そうとしたとき、いつも決まって思い出す。
「そんなものか」
実際に囁かれたかのような生々しさをもって、頭の中を駆け巡る。微かに嘲笑を含んだそれは、苛立ちとともに立ち上がる力をくれる。
皮肉に力をもらう自分も、随分ひねくれているとしか言い様がない。
全く、納得がいかない。あんな人間が主だとは。
そんなことを考えていると、意識が実体を取り戻していく。
まだ、そうまだ俺は(私は)
俺のままでいられる。
(私として目覚められる、今)
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