旭川市の名物のひとつに「ジュンドッグ」というものがあります

市民の間では知らない人がいないほど!

地元の高校の学校祭でも提供されます

一方、旭川市と近郊以外ではあまり知られておらず、いわば隠れた名物(B級グルメ)です

ジュンドッグってどんなものなんでしょうか



ジュンドッグとは、旭川市で製造、販売しているファーストフードの名称です

英字表記は「JUN DOG」

どんなものかというと、端的に言うと「洋風おにぎり」、「和風ホットドッグ」のこと

おにぎりとホットドッグを足して2で割ったかのような食べ物です

中の具材は4種類

「えびフライ」・「チキンカツ」・「ソーセージ(粗挽き)」・「えびフライ大葉巻き」です

具材はどれも細長く、長さはえびフライの長さくらいで、それが御飯により包まれています

外側に海苔は一切使われていません

細長い筒状のパッケージはくすんだ黄色の包装紙でくるまれ、中央に白地でJUN DOGと表記され、さらに真中に笑顔のコックさんの顔が描かれています

ジュンドッグは現在、旭川市東光11条2丁目4-22にある「ピジョン館」が製造・販売しています

しかし発祥地は旭川ではなく美瑛町だといいます

美瑛町のレストラン「純平」が考えた食べ物です

そのため、このお店では「元祖ジュンドッグ」として調理販売しています

現在は旭川に定着

旭川で販売され、製造元や旭川市内の市役所、旭山動物園、病院売店、常磐公園内などで販売されています

製造元のピジョン館のサイトからは通信販売を行っており、旭川にいなくてもお取り寄せすることが可能です

公式サイトにはジュンドッグのおいしい食べ方が書かれています

アツアツにレンジでチンッすることが大事です
(家庭用1本で2分間が目安)

もうひとつ、レンジの後5分以上そのまま待つ

冷蔵されていたものが温められて、包装紙の中で蒸らすことが可能になります

こうして炊き立てのような御飯が楽しめますよ

こうした下準備の後、→マークに従って、ミシン目に沿って包装紙の端をくるっとはがしましょう

かぶりついていただきます

包装紙の内側に米がくっつかないのが特徴で、特許です(No2129978)

消費期限は冷蔵で5日間、冷凍で1か月となっています

1本当たり180g、390円

片手で食べられるので、携帯食でも主食でもあやつでもおいしくいただけます