こいつ、ちょい小僧に似てる(笑)
相変わらずビミョーに真冬日が続いている。
積雪は50cmを基準に±10cm程度の推移…融けたかな、と思う頃に減った分だけまた積もる。
春の兆しがちらりと見えると、覆い被さるように冬が盛り返す。
一進一退を繰り返しつつ、春の気配が勝る瞬間を待つ。
山の冬は、ひたすらに待つ季節だ。
日射しを。
蒼空を。
温もりを。
芽吹きを。
花の季節を、待つ。
雪に覆われる森にも、命の気配はそこかしこにある。
ひさしぶりに日射しが落ちてきた昼下がり、小さな栗鼠が遠くを凝視めていた。
風の匂いを嗅いでいるのかな…春の兆しは感じるかい?
小僧やお嬢にも見せたかったな。
もっとも、子供達が一緒だと写真撮るどころじゃないけどね(爆)
放置してる間に年が明け松も明け。
あっという間に鏡開き。
琴引山は相変わらず雪の中でございます
ま、寒いのは当たり前。
-10℃以下の洗礼を受けると、0℃前後の気温なら暖かく感じるってくらいで。
小僧もお嬢も、それから山の冬は初めての女房も元気にコケてます(笑)
いや…今回の寒波、微妙にズレたらしくて雪はたいして降ってないんやけど、半端に降った雪が半端に溶けて、夜更けに凍るわけさ。
慣れないと歩き難いことこの上なし。
まずは庭で子供達に歩く練習(早い話がペンギン歩き)をさせるんだけど、あいつら滑ってコケることを楽しんでるんだよ(-"-;)
女房まで加わって「上手な転び方〜
」なんて遊んでる。
まあ、確かに上手に転ぶのも大切なんだけどさ。
そんなこんなで相変わらずまったりと過ごしています。
最近、週に2〜3日の割合で板場に復帰しました。
まだ、調理そのものは無理(味覚が戻らなくて
)。
でも、包丁は使える。
大将と仲間が早く帰って来いっていってくれて…まあ、体と相談しながらだけど。
雪に覆われてなかなか花には出会えないけど、そのかわり目につくのが鳥。
写真は越冬にやってきた
頭高カシラダカ。
早口言葉みたいな囀り…久々に聞いた故郷の冬のBGMだ。
小僧にサンタクロース
の話をした。
まあ、うちはクリスチャンではないので、『よい子』はクリスマスになるとサンタさんからプレゼントをもらえる…ってなざっくりとした話。
まあ、聖ニコラウスの話をしてもわからないたろうし(笑)
で、言ってみたわけ。
サンタさんにお願いするか?って…とーちゃんがサンタさんにお手紙書いたるで?
年に一度や二度くらい、子供達が堂々とおねだり出来る日があってもいいんじゃないか…そう思って。
はたして。
満面の笑みを浮かべて小僧は即答した。
「みぃちゃん!!」
ここで疑問。
小僧が「みぃちゃん」と呼ぶのは彼女だけじゃない。
どっちだ?
一応、聞いてみた。
あのな、小僧…サンタさんはた〜くさんプレゼントを持って来なあかんから、あんまり大きなものはダメなん。
みぃちゃん、あの(…と、ツリーの下の菓子入り靴下を指して)靴下に入るかなぁ?
小僧はあからさまにがっかりした表情で、「みぃちゃん、おっきいなぁ」と呟いた。
そうか…青虫・芋虫じゃなかったんだな。
でも、それはとーちゃんには無理だ…みぃちゃん、お店に売ってないし(笑)
そんなこんなで。
とりあえず、小僧とお嬢が喜びそうなものを女房と見繕ってプレゼントは用意した。
喜んでくれるといいけど。
家の周囲はすっかり冬景色。
今朝方は、まっさらな雪面にウサギの足跡を発見。
あたりにウサギの姿はなかったが、小僧にも見せてやりたいな。
いや、もちろんお嬢にも…ただ、まだ小さいお嬢は「静かに」って言っても聞かないし(一歳じゃね(笑))、雪の中を連れ歩くには足元が覚束ない。
どうしても、小僧と出歩くことが多くなる。
琴引のスキー場も全面的にオープン。
いよいよ、冬本番だ。
どちら様もステキなイブを。
慌ただしい年末、風邪などひかないようご注意を。