自立出来ない。自分の足で立てない。立てないからと、言い訳で翼が欲しいと駄々をこねて泣くも、飛び方を知らずに飾りになるだけ。

言い訳と努力をしない結果。

翼の次は、縋る物を欲しがり、手に入れる。それが人なら頼り依存し、物なら逃げて物の安らぎに浸る。

そんな自分を見られたくない。嘘で固めた壁は脆くすぐ崩れるのに、作らずにはいられない。
嘘が終わらない。


「微笑んで」

私の為だけに。

「安心するの」

これがあれば。


夢は、未来は、希望は、無くに等しくなっていく。

縋るモノがなくなったら、別な縋るモノを探すのか。

いつ自分で立ち上がり飛びだせるのだろうか。