お久しぶりです。
かなりヘビーな出来事がわたしと恋人の間に起こって、ブログからも遠ざかっていました。問題はあんまり解決していないけど、いまはとにかく時間が経つのを待つしかないし、恋人は優しいし、そのことを忘れたくないし、こうやってまた書いてみることにしました。


土曜日は、恋人と2人でライブを見に出かけました。
お昼ご飯になにを食べようか悩んで、ジャンケンをしたのにその結果には従わずにカレーを食べました。少し辛めのインドカレー。おいしかったな。
ライブを見て、途中で恋人と別行動になって1人になった途端、疲れのせいかヘビーな出来事のせいか、わたしを不安と楽しさが交互に襲って、本当にしんどくて恋人を置いて先に帰ってしまおうかなって考えるくらいだった。恋人と落ち合ってもわたしは全然しゃべれなかった。手もつなげなかった。
恋人はそんなわたしを見て「元気出してよ」と言い、ごめんねと笑ったわたしを見て「やっぱり元気じゃなくてもいいよ」と言った。それがすごくうれしかった。
この日は自分の家に帰るつもりだったけど、結局恋人の家に泊まりに行くことにした。家に行く前に居酒屋に行って、ライブの感想とか、くだらない話をたくさんして、恋人が来週引越す新居に忍びこんでキスをして、眠った。

日曜日には、わたしが昔所属していたサークルの集まりがありました。恋人もそこにいて、なんだか他の人に囲まれた恋人を見るのは久しぶりで、懐かしい気持ちになった。
わたしはOGのくせに飲み会にも参加して、そこで昔付き合っていた人に会いました。彼はわたしのとなりに座って、わたしたちは長いこと2人きりで話し込んだ。矢継ぎ早になにかを口にしていないと、なにかとんでもないことを口走りそうだった。幸か不幸か、話したいことはたくさんあって、話は尽きなかった。
彼に会ったのはすごく久しぶりだった。生きてるんだ、と思った。話すときにわたしの目を見ること、距離の取り方、彼が信じる世界があること、それを他人のために曲げたりは絶対にしないこと、そしてわたしは、わたしのために彼の世界を曲げてほしかったことを思い出した。なにも変わっていないんだった。

飲み会が終わって、わたしは恋人と2人で少し抜け出して、付き合っていなかったころみたいに学校の外れでたばこを吸った。
恋人は、「大丈夫かなと思ってたけど、見てられなかった」と言った。わたしはごめんねとは言わなかった。昔付き合っていた人と話したい、ということは恋人に事前に話していたし、恋人も、昔付き合っていた人と飲みに行ったりするし。それに、謝ったらきっと恋人は「いいよ」って言うから、それが嫌だった。
だけど、もしきみがわたしのために昔の恋人と話さないなら、わたしもそうするよ、と言った。恋人は、「おれも人のことは言えないし、あなたの好きにしていいよ」と言った。
わたしはなんだかたまらなくなって、わたしはきみに何回も助けられてるのに、きみにはなにもしてあげられてない、それが嫌だ、って訴えた。恋人は、「あなたはいてくれるだけでいいよ」と言った。それがうれしかったけど、でも、いまはそういう風に思ってくれていても、いつかは無理がたたって全部ダメになるかもしれない、それが怖かった。そういうことを言うと、恋人は「あんたはなにも分かってねえな」って笑うんだけど、恋人だってなにも分かってないと思う。
それから、飲み会を無理矢理抜け出して(抜け出すためにお酒を一気にあおったのでフラフラになった)、恋人の家に帰った。いつもみたいに自転車に乗らずに、手をつないで歩いて帰った。なんだかすごく楽しくて、すぐに忘れちゃうようなくだらなくて尊い話ばかりで、このままずっと夜が続いてこのままずっと家に着かなければいいのにと思った。

月曜日は起きたらひどい雨だった。昼ごろに起きて、お風呂に入ったと思った恋人がすぐにお風呂場から顔を出して、「ねえ!ピザ食べたくない?!」って聞いてきたのがかわいかった。結局お昼にピザを食べました。
それから、相棒の再放送を見て、泣いたわたしを恋人がからかって、台風の中恋人の服を借りてスーパーに行って、帰っておそばをつくって食べた。
ご飯を食べて、恋人をイスにしたり枕にしたりしてごろごろしていたら、ふと「一緒に住んだらこんな感じなのかな」って言われて、バレないようににやにやしました。楽しくて穏やかで幸せだったなあ。
帰りは、バス停まで送ってもらいました。恋人は、わたしの顔をじっと見て、「すっぴんも悪くないじゃん」と笑って、別れ際にそういうことを言うのは本当にずるい。バスの中で1人でにやにやしてしまったよね〜!!!

あーもー、好きだー