長崎・佐世保市で、高校1年生の女子生徒が同級生を殺害したとして逮捕された事件で、被害者が「学校に行こう」と、女子生徒の住むマンションをたびたび訪れていたことがわかった。
31日の取り調べは、午前9時30分から始まった。
女子生徒は、落ち着いた様子で、聞かれたことに淡々と答えていて、今も反省の言葉などはないという。
この事件は、佐世保市の県立高校に通う高校1年生の女子生徒が、同級生の松尾愛和さん(15)を、自宅のマンションで殺害した疑いで逮捕されたもの。
複数の関係者が、女子生徒は、小学6年生の時に、同級生の給食に薬剤を混入していたことを契機に、クラスでも孤立し、不登校になっていたことを証言している。
女子生徒の同級生は「6年生くらいから、少し様子がおかしくなった感じですね。給食の混入が、一番響いてるんじゃないかなって思います」と話した。
関係者によると、松尾さんは、女子生徒が1人暮らしをしていたマンションをたびたび訪れ、「学校に行こう」と誘っていたという。
女子生徒の供述に矛盾している点はほとんどなく、今も反省の言葉などはないという。
警察は、女子生徒の父親からも事情を聴き、動機などの解明を進めている。
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