“過激ショー”企画の和歌山県議が自民党を離党 ボディタッチは否定もチップ渡しは事前に企画したと認める

3/11(月) 12:32配信
FNNプライムオンライン

自民党が去年11月に開いた「青年局近畿ブロック会議」後の懇親会で、肌を大きく露出した女性ダンサーがダンスショーを行い、参加者が口移しでチップを渡したなどとされる問題で、会議を主管した和歌山県連の青年局長で、懇親会を企画した川畑哲哉県議が11日、記者団の取材に応じ、自民党に離党届を提出し受理されたことを明らかにした。

川畑県議は「このたびは、自民党本部の国会議員の先生方、全国の地方議員の皆様、自民党を応援してくださっている全国の皆様、和歌山県民の皆様に多大なご迷惑をおかけした。心からお詫び申し上げたいと思います。申し訳ございませんでした」と謝罪した。

その上で、離党届の提出の理由については「責任の重大さ」を挙げ、「自民党にお世話になったのに申し訳ない気持ちでいっぱいだ。この後も真摯に対応しながらできることを取り組んでいく」と述べた。

さらにダンスショーの実施については川畑氏自身が、移民など「多様性」を問題提起する観点から提案したことを明らかにした。

川畑県議はまた、参加者によるチップの口移しは見た記憶があるとし、「口移しまでは想定していなかったが、チップを渡すことは想定していた」と述べた。

一方で、女性へのボディタッチは記憶にないとし、自身もタッチはしていないと語った。