自民党員、裏金事件で3万人減 「不信招いた」と分析

3/12(火) 11:50配信
共同通信

 自民党の金子恭之組織運動本部長は12日の党役員連絡会で、2023年末時点の党員数が109万1075人だったと報告した。22年末から3万3688人減少。金子氏は、派閥の政治資金パーティー裏金事件が影響したとして「党員の不信を招いた」と分析した。梶山弘志幹事長代行が役員連絡会後の記者会見で明らかにした。

 裏金事件は23年11月に東京地検特捜部が捜査していることが判明。年末までの短期間で党員数減少につながった形だ。

 自民の党員獲得目標は120万人。金子氏は、次期衆院選などを念頭に「各種選挙を勝ち抜くため、目標達成に向けて粘り強く取り組む」とも語った。