森博嗣氏でした。
うーん……
本格森ミステリィ期待してたのになあ。
やっぱS&Mシリーズを越えるミステリィには出会えないなあ。
うーん……
さみしい……
読了後の素直な気持ちはこんなとこです。
以下ネタバレあり。
↓
いやいや、へっ君が創平くんだということは知ってますからね。
四季読んじゃってますからね。
まあいいですけども。
そこ、裏切られたかったなあ。
記憶を改竄する能力が欲しいなあ。
しかし、この話は納得できません。
ちょっとやっちゃいけないんじゃないですか?森先生!
トリックも何もないじゃないですか。
え、使用人は馬鹿なんですか?
ばっちり見てるじゃないですか。
なぜ幽霊?
なぜそれを先に言わない?
うー納得いかん!
S&Mシリーズはほんと、センセーショナルなトリックで唸らせてくれたけど、
Vシリーズはこういう感じで行くんですね。
森先生のことだから、謎解きされた後も、まだどんでん返しがあるんじゃないですか、先生ーって思ってたけど、
無かったね。。
ただ、キャラを作る、という技量はS&Mシリーズを上回っている。
それくらいかな。
今後は期待しないで行こう……
次は歌野晶午氏の「ブードゥー・チャイルド」読みます。
氏も本格ミステリ作家だからなあ!
あ、でも期待しちゃいかんのやった。
湊かなえ氏でした。
うーん。
ぶっちゃけ、そこまで好きじゃないんだよなあ、湊さん。
まあ、面白かったけれども……
うーん。
そこまで好きじゃないが勝っちゃったかな。
作品よりも。
作家で決めてしまう、浅はかなわたし……
ほんと、浅はかだよなあ。
それ自体の質というものを、ちゃんと測れないなんて。
自分の周りにあるものくらい、自分の頭で評価したい、といつか言ったけれども。
好きなミュージシャンと、嫌いなミュージシャンが同じ曲を出したとして、果たしてそれを同じ目線で見れるか、ってこと。
わたしはまだまだ子どもだなあ。
子どもって歳でもないが。
いつまでたっても成長しない、って意味で、子ども。
まあ、そんなことはどうでもいいですね。
以下ネタバレあり。
↓
彩花がうぜええええええ(「゚益゚)「
そら殺したくもなるわ。
真弓さん悪くない。
彩花が酷い。
でも、人間関係はよくできてると思った。
キャラクターの描写と、それらの関係。
そして誰か寄りの神目線。
相変わらずとても読みやすい。
誰の気持ちもわかる。
そこが氏の持ち味だよなあ。
誰の気持ちにも共感させるという。
彩花には癇癪を起こす理由があって、
真弓にはそれを持て余すしかない理由があって、
お父さんには事なかれ主義をとらざるを得なくて、
慎司には逃げる理由があって、
お母さんには夫を殺す理由があって、
夫には諦めるだけの理由があって、
さと子にはひばりヶ丘を守る理由があって……etc…
これをまとめられるのは凄いと、素直に思います。
全てが絡み合ってるしね。
うん、いいんじゃないかな。
でもやっぱ先入観がなあ。
大人になりたいなあ。
次は森博嗣氏の「黒猫の三角」読みます。
ついにVシリーズ!
今度こそ!森ミステリィを!期待!
柴田よしき氏でした。
氏とは初めましてです。
全く予想していたのと違った……
いい意味で裏切られた。
てっきりミステリーだと勝手に思ってた。
それが、なんと野球もの!
青春、ではなくプロだけれども……
歌野晶午氏的なのを予想していたがどちらかというと有川浩氏を彷彿とさせる。
いやあ、爽やかでしたな。
以下ネタバレあり。
↓
まあなんと爽やかなこと!
気持ちがすっきりする。
夜中なのに。
一人称の書き方も凄く読みやすいし、
栞の気持ちがよくわかる。
悩み、迷い、決意、そして恐れ……
果たして栞は海野コーチの期待に応えられたのか!
そこを明かさないところがいいよねえ。
康介との関係も切ない……
蛍……
いや、いいものに出会いましたな。
暗くてじめじめしててぞわぞわしてぞくりとするもんばっかり読んでるとこういうのが新鮮です笑。
次はじめじめといきます。
湊かなえ氏の「夜行観覧車」。
どっかのブックオフでようやく見つけたのだ。
たしか要町だったかな?
桜庭一樹氏でした。
いやあ、面白かった!
買ってよかった!
桜庭節炸裂でしたねー。
やっぱこの人に少女を書かせたら日本一だなあ。
エスが混じってるところはどことなく森奈津子氏を彷彿とさせたが……
全部面白かった。
この人は短編も書けるのだ!!
両刀使いとは言わないといつか言ったが両刀使いと言えるだろう!
最初の話では思わずくすっとしてしまった。
全部面白かったぞ!
最後のもちょいミステリ入ってて、よかった。
このちょい足しが巧いんだよなあ。
隠し味っていうの?
桜庭さんにしかできない芸当だ。
ますますファンになった。
次は……何読もうかな。
柴田よしき氏の「クロス・ファイヤー」にするか。
森博嗣氏でした。
やっと読み終わった!四季シリーズ!
あ、時間があいたのは、だらだらと読んでいたからではありません。
二時間で読みました。
ただ今までアウトプット期間だったので。
三日で二万字書いたり……
無事、原稿は出来上がりました。
さて、そんなことどうでもいいですね。
冬でしたが……
最も難解な話でした。
話なのか?これは。
物語ではない。
思想のようなもの。
スピード上げて読んだので理解が及ばなかったのかな?
難解でした。
わかりやすくいうと、よくわからなかった←
四季、死ぬんじゃないかなあ、と思ったのだが……
まさか最後にそこに繋がるとは。
やっぱ犀川先生が活躍しないとつまらんね。
次は桜庭一樹氏の「青年のための読書クラブ」読みます。