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遊星小説

朱川湊人氏でした。
あーー
朱川節だったなぁ。
懐かしくて切なくて怖くて。
感動あり。
うぜえよすぐしね
は怖かった……あれがいちばん怖かった……
ラビラビが好きだ!
なんて健気なのぬいぐるみ。
大切にしよう。ぬいぐるみを。
毎日一緒に寝てるニコちゃん(猫)とステラ・ルー。
しかしやっぱり短編集はあまり好きじゃない。
しかも今作は短編集どころかショートショート集。
ようしこれから入り込むぞ!ってところで話が終わってしまう。
うー
なんか、寸止めを何度もくらった気分。
もっと味わいたいよぅ。
ラビラビとトイレで死んだお母さんの話がもっと聞きたかった。
そう、朱川さんの小説って、読んでるってより、お話を聴いてるって感覚。
懐かしくなるよね。
さすがノスタルジックホラーの名主だ。
感動した「大銀河三秒戦争」から一節を。
「人間が星に願いをかける……ってのは、よく聞く話だけど、その星の中のいくつかが地球に願いをかけているなんて、人間は夢にも思わないだろう。誰でもない、今、この瞬間に生きているあんたに幸せになってほしいと願っているなんてーー本当に思いもよるまいよ。」
思わず泣きそうになった。

次は、秋吉理香子氏で『聖母』読みます。
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