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新専門医制度

ちょっと一般の方への説明ももどかしく、口角泡飛ばしながら批判したい新専門医制度

できれば迷っておられる若いドクターに読んでいただきたい

皆さんの周りにそんな人がいたらぜひ!このページをそっと見てもらって「いいね!」って言ってもらっていただきたい



今、それなりのオバサンになって医療ギョーカイのことがそれなりに分かるようになって意見を述べるのですが、新専門医制度スタート前から各主要学会は首を揃えて大赤字だったんです

調べ得る限りどの学会も、この専門医制度を是が非でもリニューアルせねば立ちいかない状況に追い込まれておりました

その頃私も、とあるイチ学会の理事にまで“昇り”つめた気でおりましたが、内情を知るにつれ、学派の集合体であるはずの学会がずさんな経営や贅沢三昧で、国からの補助目当てに学者を食い物にする思想の集合体であることを思い知り白い目の呆れ顔でおりましたが、誰にボヤいたら暗殺されずに済むのか分からなかったため、ひたすら見ざる言わざるをキープしておりました



しかし晴れて私、2年前ぐらいから無資格ですので!
もうこの断腸の思いの後の爽快感を皆さんにも分けてあげたい(*´ω`*)

教育機関を辞職した際に学会の理事職と指導医を返上して専門医に降格した結果、ふたつのメジャーな学会の専門医とひとつのマイナーな学会の専門医を取得していることになり、メジャー専門医は一人ひとつまでという摩訶不思議ルールのためにひとつを捨て(更新しなければ自動消滅する)、大学退職・再婚して学会開催地から遠方の地に転居・妊娠出産という中堅女医あるある三大イベントで残りふたつもぽとりぽとりと捨てました

いずれも何とかやりくりすれば維持できたのだけれど、前述の学会不信もあり、その分野の仕事にもついておらず、経験の更新がないから“専門医”とは名乗れないと妙な正義感で意固地にもなり



今まで働いてきて、またこれからの働き方を想像してみて思うに、専門医はほんとに要らんですはい

苦労して取得した資格を次々捨てなくてはならなかったのはものすごく悔しかったけれど、更新のための学会年会費や登録料や学会出席の費用も含めたら年間20万円の節約になりました(* ̄ー ̄)

特に学会に行くためにいちいち飛行機に乗らないかん土地に住んでる人間や、資格取得をエサに家庭が疎かになる働き方を強いられている人は、真剣に自分の利得を追求した方がいい

仲良しの先生との再会やゴチソウや観光は学会会場でやることではない

専門医取得や維持の時間と費用を、例えば論文を読むことに回せばいい

私は今は週に1本しか読めていないが、他科の情報も仕入れられるし、今の臨床だと奇抜な症例に出くわすこともほとんどない上に、今の私の生活様式ではこれが精一杯なので、もうしばらくこの勉強方法でいくと思う

極端な話、知識を更新する気持ちがない専門医に比べたら、ひたすらコツコツ知識を積み立てる“非”専門医の方が社会に貢献できると信じている



ちなみに「専門医じゃないとpayが下がるのでは?」は風説でした

厳密には専門医偏重志向は一部の専門医教信者病院だけの慣習のようです

“非”専門医といえども立派な医師枠ですので、2割も3割も減額される訳でもないだろうし、それで勤労意欲を削がれるのなら時間とお金を使う勉強方法で専門医のバッジを胸に、誇りを持って診療にあたればいい

それでも目指すは患者さんに寄り添う医療者でありたいものだが

ただ誰ひとりとて学会の“専門医に非ずば医師に非ず”思想を流布する医者屋には身を落とさないでいただきたいと思うのです



…しかし開業する人と教授になりたい人は、引き続き専門医更新に勤しんでください



はぁ、スッキリした

口角の泡もすっかり乾きました

ではまた
おやすみなさい

新人ナース

じゃないんだけど、まぁもう新人てことにした方が世間に対して親切、みたいなナースについて



手術の時に患者さんの体に触る人は手を洗うでしょ?
そして滅菌してあるガウンを着ます
割烹着みたいなのでね、後ろの何か所かを紐でしばってもらって着ます

まず首根っこ
次、マスク

ガウンの襟元に紐の付いた布切れが付いていて、持ち上げて紐を後ろにいる人に預けると後ろの人がしばってくれる仕掛け

術者が鼻のちょうどよいところにマスクを当てたら、後ろの人がそのベスポジを維持しつつ後頭部で紐をしばればいいだけ



イテテテテって両目にマスクの縁が食い込んでっからこの目潰しナースってば!

もう前代未聞

涙目で次はお腹の紐を後ろに回し、またその前代未聞ナースに背中でしばってもらう

…はずなのに何かもう張り切っちゃってるもんだから背中で紐を引きちぎるんだこのナースは(怒)

横っ腹のところでガウンの後ろ身頃がぶらーんってなって不潔になりそうだから「テープか鉗子ちょうだい」つったけどおめーじゃねーわ!何素手でガムテープ渡そうとしてんだテメー(怒)



もう始まる前から疲労がすごいことに(´-ω-`)



麻酔をかける時も

頑張ってるんだから応援しなきゃなんだけど、何だろう?常に動き回ってるのに何も成し遂げてない

患者さんが眠る時に、麻酔科の先生が「スズキ(仮名)さ〜ん…」って優しい声でね、しっかり眠ったかどうかを確かめてるんですけど💧

「スズキさーん!バンバンバン!スズキさん分かるー?」

ってもう、え〜〜〜〜(´Д`;)起こすの?寝たけど起こす?

麻酔科の先生は優しいですから、「うん、いいよ。ありがとう^^」って!私には一生備わらないやつ!



すごいなぁ

目がホントに潰れるまではしばらくネタにしよう

白い恋人パーク

雪はあらかた解けたけど、まだまだ風が冷たいので、屋内キッズスペースもある白い恋人パークというところへ夫はおちびの放牧に、私とぴきのはお菓子を物色しに

…観光スポットなのね(´-ω-`)忘れてた
まるで中国に来た気分だわ

彼らのパーソナルスペース、狭すぎ!
すれ違えないから
その距離感だと刺し違えるしかないから
真正面からぐいぐい来るわぁ(´・ω・`)
すれ違う最中に自撮り棒使うの、うまいわぁ!

ベンチに座ってお菓子の「白い恋人」を食べながら飴作りを眺めていたら、中国少年が私の肩に肘を置いてきた(*_*)
あんまりにも自然に、当然のように置くものだから、精巧なオバケかと思った

その少年と少年の母らしき女性が私を挟んで何かをまくし立てている(;・ω・)
が、「あんた、知らん人の肩に手ぇ置いたらあかんやろ!」とは言っていない模様

やめろってー
自分の力で立てってー
おかんも息子に自撮り棒貸してやれって〜(´Д`)拗ねてるじゃないか

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