天使が舞い降りた日

胎動を感じたのは妊婦５ヶ月のころ。寝ようとベッドに入ったら、微かに内側から振動を感じた。その後、私の母と話ているときに、再び胎動が。話の内容が姉のことになり、嘆く母。｢ばあたん、暗いでしゅよ。｣と言わんばかりの動き。
我が子の存在を感じ、嬉しくなった。
が、我が子が育つにつれて激しい動きに。とくに空腹時は私の膀胱を叩いてアピール。
漏れそうになるから止めてって言ったのもいまでは良い思い出。

私は頭痛持ちです。主に肩こりからくる緊張型です。
それは妊娠中もかわらず。お産した病院は漢方薬が売りの病院だったので、葛根湯と温湿布、安定期に入ってからは整骨院のマッサージで乗り切りました。後期にはめまいがひどく、漢方薬で治しました。
結構な病弱妊婦でした。

産前にやった片付けで大変だったのは書籍とゲームの処分。私はオタクなもんで、漫画、小説、ゲーム、同人誌の量が半端ない。私たちが住んでいる家は私が独身のころに一人暮らしをしていたマンション。そこに旦那が転がりこんできたので荷物のほとんどは私の物。妊娠と同時にオタク活動の熱が冷め、さらに趣味のものを片付けないと我が子と住めない。
という訳で、産休に入ってからチマチマと中古ゲーム店に通い処分しました。
いい運動と資金稼ぎになりました。

産前はゆっくり過ごせた。家片付けたり、買い物したり。ただ、旦那の転職の試験があったり、自分がめまいやつわりでフラフラしていたので、のんびり感はあまりなかったです。ちなみに、旦那就活失敗。いまだにきつい仕事の会社にいます。本人にやる気ないんで無理でした。

妊娠中の仕事はきつかった。産むまでつわりがあり、通勤途中どっかのお家の溝に吐きまくり。
さらに、子どものできない先輩の心ない言葉。それでも、他の人達に優しくしてもらい、2009年７月２９日に無事に産休に入りました。