こんにちはー!すごくお久しぶりです。
お久しぶりがデフォになりすぎて呆れられているきがしますが…!
相変わらず漫画は大好きなのですが どうもレビューにたどり着かないのが最近の悩みです。
それと収納場所。
さすがに我が家における漫画保管数の限界突破の予感です。
好きな漫画は、手元にすごく置いておきたい人なのでいつも迷います。
もうちょっと割り切った方がいいんだろうなーと思うのですが。
……と、長く無駄話をしましたが12月に買う漫画 今回はBL編からです。
最近BLにたどり着かないので笑
先にやっちゃうんだな。
BLダメって方はやめておかれるのが無難ですので……!あ、でもこのブログを読んでくださっている方でBLだめな方ってどれくらいいるんだろうか。
余計なお世話だったらどうしよう。
……今年の夏くらいに発行されたGKの同人誌で もー大ファンになってしまった千葉さんの最新単行本来ました!(ぱちぱち)
9月くらいに出た「本日のご用命は?」と「逃げるなら今だ」もすごい良かったのでまだ千葉さんの作品読んだ事ないよって方は是非読んでいただきたい!
なんか上から目線で申し訳ないんですが、その前の単行本と比べてストーリーとかキャラの堀さげとか別人みたいに良くなってます。絵は変わらず可愛くて綺麗。コマ割とかも凝ってなくて、すごく読みやすいです(個人的に千葉さんみたいな素直な漫画の書き方がすごく好きだ)
その前の本は個人的には「うーん」ってとこあったんですが、この二冊は間違いなくオススメ。
お話もキャラも王道な感じですが、千葉さん独特の清潔でピュアな感じがすごくいいです。
あ、でも千葉さんの本で一番好きなのは 秋ごろに出たGKのゴトタツ本「あの夏の日の歌」です笑。これ名作だよぉぉぉぉ(声にならない叫び)
……この記事書くためにレビュー用タグ見た瞬間、思った。
私このお話ぜったいに好きだ!!!
受け、ももしかして剣道少年ですか高久さん!!
あ、ありがとぉぉぉ!!!
……少し興奮してしまいました。
どうでもいいと思いますが、私 胴着とかそれに類するものが大好きです。
汗臭そうなの たまらない。
なにより青春BL大好きです。
最近 お仕事ブーム リーマンブームの余波で大人BLが多めですが、「青少年のあやまち」的な雰囲気漂う不健全でもの悲しくて自分も相手も傷つけちゃいそうなあやうさを描いたお話が減ってるの、とっても悲しい。
大人も好きだけど私 高校生にしかない良さがね……最近見られないのが辛いです(制服きてたらいいってもんじゃないのが 我侭この上ないね!)
あ、ちょっと脱線しましたが高久さんは絵柄もすごく素直で、個人的にすごく好きです。
近年の代表作は今月新刊発売された「僕はすべてをしっている」だと思いますが、こちらは高久さんの作品の中ではギャグ要素と濡れ場要素強くて 軽めなんですが、もー真面目なのかギャグなのかwwでほんと楽しい。
バクマン用語で言うところの「シリアスな笑い」ってやつですね。
真剣っぽいから逆に笑えるっていうやつです(バクマンわかんない人に本気で不親切な解説だな)
高久さんの新たな良さを引き出した良作ですので、こちらもぜひぜひ。
……しかし画像が剣道少年かどうかに突然自信がなくなってきました。
染物師とかにも見えるな。
……単行本じゃないですが、我らが!今年の「この漫画がすごい!」で1・2位独占という前代未聞の快挙を成し遂げ、BL界から少し離れて 「まさかヤマシタさんもよしながさんみたく一般誌に旅立ってしまわれるの……?」とファンをヤキモキさせ、しかしツイッタでタイバニのおじさん痛iphoneを作っていることや夏目イサクさんの「飴色パラドックス」に萌えたことを暴露し、私たちを安心させてくれたヤマシタさんがなんと!(ってか私 ヤマシタさんのこと好きすぎるな)ひさびさすぎるBL復帰!!!
ありがとうございますぅぅぅ!としか言いようがないね!
しかも新作読みきり「Good morning,bad day」に加えて名作「くいもの処明楽」のプロトタイプも掲載!ってことで実質ヤマシタトモコ二本立てとあれば私、買うしかない。
ヤマシタさんの作品の良さは もう、そのファンキーで心を抉る台詞の魅力。これに尽きます。
一回読んで「ヨクワカンネ」となったお話も数日後、頭を冷やして読むと 涙がちょちょぎれたりするから注意して読むといいと思う。
初心者はわりとわかりやすい「くいもの処明楽」「恋の話がしたい」「YES,IT'S ME」あたりがオススメですが どれも素敵なのでもうなんでもいいから一冊読むといいと思う。
ちなみにビレバンでは「恋の瞳は爆弾」をプッシュしていた。
あなただけのオススメの一冊がきっと見つかる!(私はヤマシタさんの宣伝番長とかではありません。)
……まず最初に。
この本ぜったいくらいよーーーー!!
でも、たぶん買うと思うので書いた。
宮本さんの作品はすごい好き嫌い分かれると思う。
私も正直好きな作品と「ん?」って作品が半々くらいかもしれない。
でも なんか買ってしまう魅力があるのでついつい、新刊がでると買っている。
宮本さんの作品はなんというか、媚びない。
BL的にすごいすっきりする方向とか、書き方をしない。
すごく自分の世界がある作家さん、という気がしている。(多分 気難しい人であろう、とかそういう妄想を私はしているのですがどうですか←)
そこが好きになれるかどうかが分かれ目になると思う。
BLの価値はハッピーになれること、という人にはオススメしないけど 頭ガッツリ殴られるようなお話も好き、バッチコイ!というドM属性持ちには試してほしいなぁ、と。
私はもちろんドMだよ!!!笑
……ユギさんの新刊だぁぁ!もう、生きててヨカッタ!私 ユギさんの大ファンなんだ。
たぶんユギさんも宮本さんとは違う意味で好き嫌いわかれる作家さんかな。
その最大の理由は多分絵柄でしょう。
独特だもんね。
私は古い少女漫画とか遺跡からの発掘物みたいな少年漫画も読んで育ったので「絵柄?そんなもので漫画を楽しむのは5歳で卒業したよ ベイビー。漫画の絵柄が好きかどうかなんて最後についてくるオマケみたいなものさ」という境地に達した漫画読みなので 絵柄で漫画を読めないということはないのですが(あ、でもコマ割とか構図が下手なのは苦手です)絵の魅力が漫画の魅力とニアリーイコールな方々の気持ちはどうにもわからんのですが ユギさんの絵柄が萌えないと食わず嫌いな方はぜったい損してるから読んだ方がいいと思う!!という情熱を持って薦めるくらいにはユギさんの漫画の信者です。
ユギさんの漫画のなにがいいって、シリアスとコメディの絶妙なさじ加減 堀さげられた人物像 決しておざなりにならないお仕事描写……と枚挙に暇がないであります。
うすっぺらいお仕事コスプレBLを読んだ後に読むユギさんの素晴らしさプライスレス。
個人的にオススメは「誰にも愛されない」でしょうか。
ちょっとせつなめで、何より受けのお仕事が古本屋店主兼翻訳家(チェコ語)なのがいいです。
ここまでしっかりお仕事書きつつ、恋愛が絶妙に入ってるのが もう神業。しかし全1巻。スピンオフも好きだ。
……深井さんの漫画もほんと好きだ。
近年はわりと軽いテイストのものを描かれていますが、個人的にはもうちょっと前の暗くてジメジメしたのも大好き。
そしてこのたびの新刊が出るレーベルは皆が知ってる「REIJIN」、「麗人」だよ!!
マニアック、耽美、BL界において未だJUNEという言葉が似合うナンデモアリのあの麗人だと深井さんのパワーマックスなのは周知の事実であります。
なんとなくSMな雰囲気漂う表紙なのも楽しみ度アップですねー。
私、深井さんの描く「誰かに囚われる」恋愛像ってすごい好きなのです。
「束縛されるのは嫌。シンプルな関係でいましょう」ってハーレクインの女たちはよく言うけど、私はそんなの恋愛って認めないモンね!相手のこと好きすぎて、縛ってないと不安で縛られてないと嫌で っていうくらいドロドロしてるのがBLにはいいと思うんだ。
いい年した男たちがそういう業に溺れているのを見るのが最高に萌えるのです。
アレ、私Sなの?
……楽しみすぎる12月の新刊の中でももーヤバイ!これを読まずに死ぬなんて無理!な作品きましたよーーー!
日高さんの作品読んでないBL好きって見たことないんだけど いたらぜったい読んだ方がいいのでもう何も言わず本屋さん走って既刊全部買ってきたらいいとおもう。
それくらいハズレない。
私が日高さんの作品のどこが好きかというと、その清潔なエロスです。
清潔なのにエロス!!限りなく美しいのに背徳的。
BLがBLでなくてはいけない理由はもう、全部 日高さんの作品に描かれてる!そう言って過言ではないです。
神様としか言いようがないぜ。
今作は現在連載中の二大代表作のひとつ、ということで もう全てのBL好き必携ですっ
ちょっぴり浮世離れした美大生の美青年とちょっぴり疲れたサラリーマンのどこまでもピュアでもどかしい恋。
エッセンスとなっている「庭」や「花」「日本家屋」といったロケーションも魅力的です。
「誰かが誰かの救いになる」ということ、「人生に迷うときの道しるべになる存在」について 考えさせられます。
まだ付き合ってもいないはずなのに、二人とも お互いを愛してるんだよ!そこがもう……っ!すてきすぎる。
……な、長かった……!
長かったのはお話じゃなくて、もちろんこの生殺し期間ですよ!!
2夜を読まれた方ならきっと皆口を揃えたことでしょう。
「木下さんのおにぃぃぃぃ!」と。
それくらい鬼畜なヒキだったんだよ。
もうね、涙が止まらなかった。
若い ということ、子供だということ それが恋を静かに殺してしまう悲しさを木下さんはほんとに見事に描いてくださった。
木下さんはせつない話描かせたらもう右に出る人いないですね。
ディアプラスとかで描かれてるコメディタッチの作品も好きですが、私はクラフトとかハーツで描かれてるもの悲しいお話が好きです。
……あ、ちょっと話ズレましたが最終夜ですよお姉さん!!!
やっとあの悲しみから解放されて私たちが微笑んで「幾千の夜」を閉じられる日が来るんですよ!
ああ、よかった(勝手に最後はハッピーだと信じてやまない)
余談ですが、私 木下さんの描かれる攻めが辛そうに手組んで俯く あのシーンが死ぬほど好きです。
木下さんはお話の筋ももちろんいいんですけど、細かい仕草とか表情とか そういうのから色気とかせつなさとか幸せなかんじとか全部溢れてて、すごく 凄く好きなのです。
ぜひそういうところにも注目して読んでみてください。
……12月はなんと!木下さん二冊同時発売なんですね なんてニクイ……っ
木下さんはBL界でも かなり筆が早いほうみたいで(なんたって月刊のディアプラ、CIELに三ヶ月連載を交互にしつつ季刊のCRAFT、二ヶ月に一回発行のHertzに連載を常に抱えてるんだもんなぁ)、今年だけでも結構単行本でているのに全部クオリティ高くてほんとに凄い方です。
こちらはリーマン同士の再会愛もので、ゲイ×ノンケでもう私大好物設定!!
木下さんの作品の好きなところは星の数ほどありますが、この ついきな臭くなりがちな「ゲイ」とか「ノンケ」って話をしっかり描いてくださるところもそのひとつです(「キスブルー」なんかはそういうところをがっちり描いた名作ですので未読の方はぜひ読んだらいいとおもうよ!)
木下さんの作品読めて ほんと幸せです。ありがとうございます!
……「じゃないけど」シリーズ新刊!!
桜賀さんの作品は絵も綺麗でお話もかわいくて幸せで、ほんとBLの良さを堪能できるシリーズだと思っております。
初心者にもオススメできるね!(誰に対する宣伝だ)
私には腐友達というものがリアルに皆無なため、よく「友達がはじめてのBL体験を所望した際に貸すべき漫画とはなにか」と妄想するのですが、最初の一冊に絶対いいよな と思うのが桜賀さんの作品です。
少女漫画の伝統を踏襲しつつ、BLならではの恋のあれこれを可愛らしく、元気に描いてくださっております。
そして私が桜賀さんの作品ですごく押してる部分がもうひとつ、エロのエロさです笑
決して下品でないのにエロイ!
そしてエロスのときの攻めのSくささとかね……ほんと、少女マンガの文法だな と。
少女マンガ好きな方は絶対萌えると思うんだー。
ちなみにこちらの「じゃない」シリーズの見所はもちろん眼鏡だよjk
眼鏡好きな方はぜったい読んだ方がいいよjk
……すっかり花音の看板シリーズ化した「犬恋」シリーズ最新刊!
官能小説作家で頭はいいのにちょっと痛んだ部分を持ち合わせる今井とごく普通の大学生・あっくんの可愛くてちょっとおバカな恋愛模様を描いた同シリーズ。
しょっぱなから女装・コスプレとなかなかマニアックというかどこか同人誌的なノリで 私は当初「んー 好きだけど そこまででもないかなー」とかほざいてたんですが、訂正します。
あっくんちょうかわいい天使。
最近では今井の弟の勝頼とあっくんの大学の先輩・朝倉という新たなカップルも描かれて こちらも可愛いやらカッコイイやらでね……さすが夏水さんや、恐れ入った。
夏水さんの作品は全部そうなんですが、読み始めたときには「ふーん」って思ってるんだけど終わった頃には「ちょっ まっ……まだ、まだ読みたいよぉぉぉ」って叫びだしそうになります。
夏水病だね。
また、この犬恋シリーズの単行本 なんかわかんないけど突然ちっちゃくなっちゃった田中部長と部下の山田くんのおもしろおかしな日常を綴った「やまたな」シリーズと俗に呼ばれるシリーズが収録されているんですが これがまたいいっ!
おまけと笑えないこのクオリティ。
とにかく幸せになりたいとき、夏水さんの本はほんとはずれないので未読の方、ぜひぜひ。
……きっきたぁぁっぁ!
実はこれ、私 本誌で全部読んだんですが ちょうおすすめ。
特に全世界の年下ワンコ攻め信者の皆さん、お待たせしました。
パーフェクツな年下ワンコ×ツンデレ年上の決定版です。
ワンコは攻め、と思って久しい皆さん いままで理想のワンコを求めて彷徨っておったと思いますが、もう大丈夫。
ついに出ました。我等のためのバイブルが。
普段の麻々原さんなら 控えめなエロス要素も初っ端からバッチシで文句のつけようなし。
「きぐるみプラネット」のあまりのノーエロスぶりにちょっと涙を呑んだ私ですが、今作を読んで満足した。
BLにはやっぱり濡れ場は必要よねv
ツンデレの年上ってなんでこんなに心ときめくんでしょうね。
わからないけど素晴らしい。
しかも受け眼鏡ですよ!!!
ワンコ攻め ツンデレ受け 眼鏡受け。
これでときめけるひとは是非読んだほうがいいと思う!損はない。
麻々原さんの原作付きのはずれなさは異常だわ……(茅島氏新刊マダー?)
……と、情熱ありすぎて長くなりすぎましたが こんな感じで大豊作な12月です。
他にもSUPER LOVERS4(あべ美幸さん)とか坂の上の魔法使い2(明治カナ子さん)とか 犬とつばめ(雨隠ギドさん)とかちょっと迷ってるのあるんですが、とりあえず決定はこんな感じです。
素晴らしき年末の豊作ぶり。