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(9/12解禁・2018年公開)のにっき。さ452

映画[後妻業の女]などを手掛け、映像の魔術師の異名を持つ鶴橋康夫が約40年、映画化を熱望し続けた時代劇映画『のみとり侍』が製作されることが決定。主演には阿部寛を迎え、寺島しのぶ、豊川悦司、斎藤工、風間杜夫、大竹しのぶ、前田敦子ら演技派が顔を揃える。

越後長岡藩藩士の小林寛之進(阿部寛)は、藩主・牧野備前守忠精主催の和歌の会に出席。そこで運悪く忠精の機嫌を損ね、「明朝より、猫ののみとりとして無様に暮らせ!」と江戸の裏稼業・猫ののみとりを命じられる。「猫ののみとり…?」途方に暮れていた寛之進は、長屋で暮らすのみとりの親分・甚兵衛(風間杜夫)とその妻・お鈴(大竹しのぶ)の元で働くことに。猫の“のみとり”とは文字通り、猫ののみを取って日銭を稼ぐ職業。しかしその実態は、女性に愛をお届けする裏稼業であった。住む場所もなくなった寛之進であったが、貧しくも子どもたちに読み書きを無償で教える佐伯友之介(斎藤工)や長屋で暮らす人々の助けを借り、“のみとり”としての新生活が始まっていく。

ほどなくして、亡き妻・千鶴にそっくりなおみね(寺島しのぶ)と運命的な出会いを果たす寛之進。幸運なことに、初めての“のみとり相手”がおみねとなり、胸が高鳴る彼だったが、“のみとり”開始数分後、「下手くそ!」と罵られ失意のどん底へ。落ち込む彼の前に妻・おちえ(前田敦子)に浮気を封じられた恐妻家・清兵衛(豊川悦司)が現れる。寛之進は、欲求に忠実な清兵衛に「拙者に女の喜ばせ方を教えてはくれぬか!」と頼み込むのだった。その甲斐あってか、寛之進の“のみとり”技術はめきめきと上達し、“のみとり”侍として一人前となっていく。しかし、時代は、老中・田沼意次(桂文枝)の失脚により急遽“のみとり”禁止令が敷かれる。寛之進はじめ“のみとり”たちは、一転、犯罪者として窮地に立たされてしまう――。

原作は、綿密な時代考証を基にユーモアを交え当時の社会を表現する歴史小説の第一人者・小松重男の傑作短篇集[蚤とり侍]。その中でも人気エピソードを基に、鶴橋監督自身が物語を再構築し監督・脚本を担う。江戸時代に実在した 猫の“のみとり”稼業を中心に描かれる本作。表向きは文字通り、町を練り歩き、呼ばれた家庭が飼う猫の“のみ”を取って回る商売だが、この映画における“のみとり”稼業とは、“床”で女性に愛をお届けする裏稼業。江戸を舞台に床で活躍する侍を通じ、現代にも通じる義理や人情を鶴橋節満載で描き出す。

主演を務めるのは、2007年放送のドラマ[天国と地獄]以来10年ぶりに鶴橋作品に出演する阿部寛。本作で演じるのは、越後長岡藩エリート藩士・小林寛之進。ひょんなことから運悪く藩主の機嫌を損ねてしまい、“のみとり”にされてしまうという役どころだ。映画鶴橋組には初参加となる。

また“のみとり”稼業の映像化ゆえ、濡れ場シーンも伴う本作。そんな本作のキャストには、新旧鶴橋組オールスターキャストが集結。寛之進の亡き妻・千鶴にそっくりな武家屋敷の妾で、寛之進の初の“のみとり”相手となるおみね役を寺島しのぶ。寛之進に不倫の手助けを求める代わりにのみとりの技術を指南する清兵衛役を豊川悦司。寛之進が身を寄せることになる長屋の隣人・佐伯友之介役を斎藤工。のみとり屋の親分・甚兵衛役を風間杜夫。甚兵衛の妻・お鈴役を大竹しのぶ。清兵衛の妻・役を前田敦子。そして、歴史上実在の人物・田沼意次役を[明日があるさ THE MOVIE]以来約15年ぶりの映画出演となる桂文枝が演じる。

メガホンを取ったのは、[砦なき者][永遠の仔]をはじめとする数多くのドラマや、[愛の流刑地][後妻業の女]などの映画を手掛け、[紫綬褒章][旭日小綬章]を受章している鶴橋康夫。鶴橋監督は原作のエピソードをもとに自身で物語を再構築し、脚本も執筆した。


▽鶴橋康夫監督コメント
40年前、偶然「蚤とり侍」の小説を手にして、「のみとりって?」。猫の蚤を取るとみせかけ、実は裏の商売をする主人公に興味がわいた。
中間管理職である越後長岡藩・勘定方書き役の小林寛之進が、生真面目すぎるあまりに殿の怒りを買って藩を追い出され、江戸の人々に助けられながら、世の中の激動に飲み込まれていく。そこに現代のサラリーマンに重なる部分を感じ、「不条理でばかばかしくて笑える映画をつくってみるのはどうだろう?」と。
主人公・小林寛之進は、悲劇を喜劇に、不条理をロマンチックに演じ、哀愁の男っぽさを表現できる阿部寛さんに託すことにした。
人生、自分の思い通りにはいかない。だけどみんなそれぞれ、一生懸命で、真面目で、おっちょこちょいで、面白い。そんな悲喜こもごもを観る人にクスクスと笑ってもらえたら最高です。

▽阿部寛コメント
「のみとり侍」というタイトルを聞いただけで、ほろっとわくわくしたし、出てくる登場人物たちが、一人ひとりが、人間味豊かで、クスっと笑えて、泣ける脚本だなと思いました。
鶴橋組常連の方々との共演も楽しみです。色気があって、チャーミングで……見ているだけで、きっと引き込まれるでしょうし、それに応えられる芝居をしないとと気の引き締まる思いです。
鶴橋監督とはずっとご一緒したかったので、こうして「のみとり侍」としてオファー頂けたことは、夢が叶ったかのように嬉しく、歴史ある京都の地で、こうした作品を作っていけることにすごく幸せを感じています。観た人が、“のみとり”をされたかのように気持ちのいい時代劇になればいいなと思っています。

▽寺島しのぶコメント
「愛の流刑地」以来又鶴橋監督とお仕事ができることが嬉しくてなりません。
とても艶っぽい愛おしい女性なのでそう存在できるようにしたいものです。
阿部さんとも舞台「近松心中物語」の共演以来なので久々の再会を楽しみにしております。

▽豊川悦司コメント
鶴橋康夫監督の最新作にて最高傑作!
中高年の、中高年による、中高年のための、痛快人情喜劇娯楽時代劇!
日本人は、日本の国は、こんなにも素朴で温かみに溢れていた!
絶賛撮影中!乞うご期待!

▽桂文枝コメント
映画は久しぶりです。
時代劇も、今回のような実在の人物を演じるのも、
田沼意次という、比類なき政治家を演じるのも、とにかく歴史書を読み漁ってと
思っていたら、監督さんから、読まないでと言われたので、気が楽に、脚本が面白いので、監督さんのイメージに合うように、演じられたらと、思っています。

▽臼井央プロデューサー コメント
「後妻業の女」公開後、鶴橋監督の次回作を探していた所、鶴橋監督ご自身が40年来温められていた傑作時代劇の企画を提案頂きました。そこには、現代のサラリーマンに通ずる身分社会が描かれ、その中に真っ直ぐすぎるくらいに立つ爽快な主人公がいました。人情溢れる個性豊かなキャラクター達が、朗らかにも必死に生きていました。脚本を読むと、何度も声を出して笑ってしまいました。一も二もなく製作を決定しまして、阿部寛さんはじめ熟練の役者の皆さんが続々と鶴橋組に集結してくださいました。
酸いも甘いも知り尽くし、苦くも楽しい人生をお送りの「大人」の皆様にこそ味わえる、
これぞ「鶴橋新喜劇」をお届けできると確信しています。


なお、撮影は8/30よりクランクインしており、全編京都で10月中旬まで行われる予定だ。


映画『のみとり侍』は、2018年全国東宝系にて公開。

(9/12解禁・2017年10/6&10/13放送)のにっき。く28

女優の波瑠が、テレビ朝日系で10月に2週連続放送されるドラマ『BORDER 衝動〜検視官・比嘉ミカ〜』に主演することが明らかになった。3年ぶりにドラマスペシャルとして続編が制作された小栗旬主演のドラマ【BORDER】初のスピンオフ作品。波瑠演じる法医学教室助手・比嘉ミカが住宅街を震撼させる連続殺人事件に立ち向かい、彼女にとっての“正義”を浮き彫りにする。

頭部を被弾して生死の境をさまよった後、「死者と対話できる」という特殊能力を得た刑事・石川安吾(小栗旬)が、望まずして命を絶たれた被害者の無念を晴らすべく、生と死、正義と法、情と非情の“BORDER=境界線”で揺れ動きながら、事件に立ち向かう姿を描いた【BORDER】。

この秋、3年ぶりにドラマスペシャル<BORDER 贖罪>として復活する同作から、初のスピンオフドラマが誕生。前後篇となるスピンオフドラマと合わせ、3週連続で【BORDER】スペシャルが実現する。

波瑠演じる比嘉ミカといえば、以前のシリーズで、男らしい言動とクールな佇まい、類まれなる検死能力で大人気を博したキャラクター。警視庁の特別検視官として石川の単独捜査に協力してきた比嘉だが、今回のスピンオフでは、その原点となる“特別検視官に就任する半年前の物語”が描かれ、法医学教室助手時代の比嘉が、住宅街を震撼させる連続殺人事件に立ち向かう。【BORDER】シリーズに共通する衝撃的かつ、ヒリヒリとした緊迫感にあふれる世界観はそのままに、比嘉の中に息づく“正義”を前・後篇に分けてじっくりと活写する。

永正大学医学部医学教室の教授・浅川透(石丸幹二)のもとで助手として働いていた比嘉(波瑠)。独り立ちさせてもらえない現状に鬱屈とした感情を抱えていた彼女に訪れた事件は、女子中学生が絞殺体となって見つかったというもの。比嘉は浅川に連れられ、遺体発見現場へと向かうが、浅川は通り一遍のプロファイリングを展開するばかり。そんな浅川に刑事の中澤史明(工藤阿須加)が反感を覚える中、第2の事件が発生してしまう。

波瑠サンは、【BORDER】の翌年、連続テレビ小説[あさが来た;2015-2016年、NHK総合ほか]のヒロインという大役と出会い、それ以降も「びっくりぽん!」な活躍を見せ、押しも押されもせぬ国民的女優へと成長した。

脇を固める共演者陣も個性豊かな面々がそろった。比嘉と協力し合いながら、連続殺人事件の捜査にまい進する所轄の刑事・中澤史明を工藤阿須加が演じ、比嘉の上司に当たる医学教室教授・浅川透役を石丸幹二が務める。

特に石丸サン演じる浅川は、テレビにも出演するほどの有名教授でありながら、裏で比嘉の能力を巧みに利用しようとするズル賢さも持つ男。これまで幅広い役柄を演じてきた石丸ならではの演技を見せつける。

さらに、高い将来性を秘め、ネクストブレイクの予感をにじませる15歳の急成長株・清原果耶も、連続殺人事件の被害者たちが通う中学校の生徒で出演!波瑠サンとは[あさが来た]の“ふゆ”役以来、2年ぶりの共演となる清原サン。前回とはまったく異なる設定のもと、波瑠サンと新たな化学反応を起こしながら、新境地を切り拓いていく姿には要注目だ。

ちなみに工藤君も[あさが来た]で波瑠サンの義理の息子を演じていたということもあり、局をまたいでの[あさが来た]キャストの再集結に、朝ドラファンからも注目を浴びそうだ。

波瑠サンは本作について、「朝ドラの前に声を掛けていただいた作品なので、いまもずっと感謝していますし、比嘉という役には頭が上がりません」とコメント。「ですから、最初にスピンオフがあると聞いたときは『えっ、私のですか?私でいいんですか?』と、とにかくビックリしました」と謙遜する。

自身が演じる比嘉に対しては、「第1弾のときは、男の中で負けないように頑張るけど男であろうとするわけではなく、自分だけの武器で戦っている印象を持っていました。ですが今回のスピンオフで、異性の上司とちゃんと向き合った上で、あの比嘉がいることが分かり、彼女のことがますます好きになりました」と語り、「比嘉はすごく優秀な人間ですが、未熟な部分があって当然の年齢ですし、彼女自身も決して自分が完璧な人間だとは思っていない。そういう比嘉の人間らしさを表現できたら」と明かしている。

あらためて共演者について、波瑠サンは「石丸幹二さんは、物腰の柔らかさがとても印象的な方でした。浅川教授の知性や品性はもちろん、少々おろかで浅はかな部分にもピッタリとはまっていて、撮影中は浅川教授にしか見えませんでした。工藤阿須加さんは私と同じ歳。ついつい自分を大きく見せたくなる年頃ですが、工藤さんはそういう部分が皆無で、役柄にも真摯に向き合われるんです。本当に真っすぐな方だと、あらためて思いました。清原果耶さんとは久々にお会いしましたが、背が伸びていてビックリしました(笑)。かわいくて純粋な本質を持つ彼女が演じてくれたからこそ、役の感情がより色濃く伝わってきました」と、それぞれの印象を明かす。

視聴者へ向けて「比嘉のようにクールでありながらも、情熱をきちんと持って仕事と向き合う若いプロフェッショナルもいることが、皆さんに伝わるとうれしいです。金城(一紀)さんが情熱を注いで紡がれた作品を、存分にお楽しみください」とアピールした。

原案・脚本の金城一紀は、この比嘉ミカというキャラクターについて、「ここだけの話ですが、もともと比嘉は新聞記者で石川の恋人という設定でした。。「いわば添え物のようなキャラクターで、ストーリーにもあまり深く関わる予定ではありませんでした。それがいまや主人公の地位を獲得するまでになりました。波瑠さんのお陰です。初めてお会いしたときから波瑠さんは比嘉でした。どこか達観した雰囲気の中に、すべてをきちんと見通すような強い眼差しをお持ちでした」と金城氏。

「<BORDER 衝動>では、石川に出会う前の比嘉を描いています。連続殺人事件の捜査に携わることで、比嘉は自らの運命を切り開いていきます。比嘉を運命へと導いていくのは、恐ろしい犯人です。比嘉と犯人の対決は必見のシーンになっています。絶対にお見逃しのなきよう」と、大変気になる言葉を寄せている。

ことし10月に3週連続での放送が決まった【BORDER】シリーズ。それに先立ち、9/12よりドラマ公式サイトにて<BORDER 贖罪>のティザーも初公開された。


『BORDER 衝動〜検視官・比嘉ミカ〜』【前篇】は10/6(金)、【後篇】は10/13(金)ともに23:15-0:15〜テレビ朝日系にて放送(※一部地域を除く)。

<BORDER 贖罪>は10/22(日)21:00-22:54テレビ朝日系にて放送。

(9/16解禁・2017年10/5よりスタート*毎週木曜日)のにっき。た39

最愛の人を無実のスキャンダルで奪われたヒロインが、憎むべき相手のスキャンダルを暴いて復讐を果たしていく、木村多江主演の新ドラマ『ブラックリベンジ』。この度、本作で木村多江演じるヒロインの亡き夫役として、高橋光臣が出演することが決定した。

週刊誌の契約ライター・沙織(木村多江)は、身の危険も恐れずにスキャンダルを暴くために奔走している。スキャンダルに執念を燃やす彼女には、ある目的があった。将来有望な政治家だった沙織の夫は、身に覚えのないスキャンダルをでっち上げられ、それを苦に自殺。その事実を知った沙織は、スキャンダルによる復讐を決意。大胆にして情け容赦ないやり方で、夫のスキャンダルをねつ造した人物たちが隠す黒い秘密を暴いていく――。

高橋光臣が今回演じるのは、ヒロイン・沙織の亡き夫・寺田圭吾。5年前、将来を嘱望されながら身に覚えのないスキャンダルが報じられ、自ら命を絶った政治家だ。彼は死の直前に、自分を陥れた3人の人物について告白する動画を残している。そんな彼の怨念が、沙織を復讐に向かわせるきっかけとなる。さらには、物語が進むにつれて沙織も知らなかった圭吾の“秘密”が明かされていくことに…!?

光臣サンは「現実の政治の世界でも、政治と金、不倫、政治家同士の潰しあいが日々ニュースになっている昨今。私演じる寺田圭吾も、その部分においては最大限の注意を払っていたにも関わらず、最も信頼する同士にはめられ、裏切られ、地獄の底に突き落とされる。そして寺田圭吾は死に際に、最後の足掻き(復讐)を、最愛の人に託す。そんな歪んだ愛を、怨みの坩堝(るつぼ)の中で表現したいと思っています」と役ヘ気合十分。

「死に際に、最後の足掻き(復讐)を、最愛の人に託す。そんな歪んだ愛を、怨みの坩堝の中で表現したい」と話し、共演の木村サンについては「この作品でご一緒して、ますます魅了されています。大人の静かな色気に品があってとても美しい方。いつも気さくに話してくださって、とても楽しい時間を過ごさせていただいています。作品の内容的に今後、重く、つらいシーンが多くなってきますが、多江さんとのワンシーン、ワンカットを、存分に楽しみたいと思っています」とコメントしている。


『ブラックリベンジ』は10/5より毎週木曜日23時59分〜読売テレビ・日本テレビ系にて放送。

(9/8解禁・2017年10/17よりスタート*火9)のにっき。く27

10/17(火)よりフジ系で放送される、井上真央主演ドラマ『明日の約束(毎週火夜9:00-9:54)』のキャストに仲間由紀恵、及川光博、工藤阿須加らが追加決定した。

同ドラマは、井上演じるスクールカウンセラー・藍沢日向が、勤務先の高校で起きたある男子生徒の不可解な死の謎を追うオリジナルヒューマン・ミステリー。

仲間はその生徒・吉岡圭吾(遠藤健慎)の母・吉岡真紀子(39)役に起用。息子を愛しすぎるが故に異常なプレッシャーを与え続けてきた“毒親”という役どころに挑戦する。

不登校の圭吾のために家庭訪問に来て様子を伺う日向に対して、強烈な不信感を抱く真紀子。“毒親”の気配を日向に感づかれてしまうのだが、その裏には、日向も圭吾同様に、感情の起伏が激しくてヒステリックな“毒親”に過干渉気味に育てられた経験があったのだ。そしてある日、圭吾は日向に「先生のこと、好きになりました。僕と付き合ってください」と告白した翌日、変わり果てた姿で発見される…。

仲間由紀恵が演じるのは、その男子生徒の母親・真紀子。息子を愛しすぎて過度に干渉してきた“毒親”で、息子の死後、マスコミや司法などあらゆるものを巻き込み、日向や学校側を激しく攻撃する。日向自身も真紀子のような“毒親”に悩まされながら育った過去があり、その攻撃に追い込まれていくという内容だ。 不登校の圭吾のために家庭訪問に来た日向に対しても、強烈な不信感を抱いていく。

これまでにもミステリアスな女性の役を演じ、今作でも”毒親”の怪演っぷりが期待される仲間サンは「“高校生の死”という衝撃的な内容に、今回の作品のテーマの重要さを感じています。私が演じる真紀子はどこか行き過ぎたように見える愛情を持つ母。“子供を育てる”という大役を背負っている『お母さん』の心の中にある孤独、そして強さを、愛をもって演じていきたいと思います。一人の男子高校生を取り巻くさまざまな環境を通して見えてくる、現代社会を生きる人々の闇、さまざまな問題を、祈りの心でお届けします。強いメッセージを持った作品です。ぜひ、ご覧ください」とコメント。

約2年ぶりの連ドラ主演となる井上サンとは今回が初共演となり、「自分の親に対するトラウマを抱えながらも、子供たちの心の中に入っていくという、難しい役どころ。井上さんの持つ優しさ、強さで、この作品を包み込んでくれるのではないかな、と今から撮影が楽しみです」と心待ちにしている。

これまでドラマ[美しい隣人]や[サキ]で“悪女”に扮してきた仲間サンだが、制作側は「ミステリアスな部分に加え、心情表現を巧みに演じられるのは仲間さんしかいない」と期待を寄せる。

また、日向の最大の理解者にもなり、圭吾の死の真相究明に向けて“相棒”的存在となる圭吾の担任・霧島直樹役に及川光博、サラリーマンで日向の恋人として彼女を支えながらも自身も家族について悩みを抱える本庄和彦に工藤阿須加、“空気が読めない存在“と疎んじられる日向を応援する2年A組の教師・北見雄二郎役に白洲迅、日向に恋人の相談をするなど何かと相談室に駆け込む臨時教員・大宮奈緒役に新川優愛が決定。

そして感情の起伏が激しく、ヒステリックな言動で娘を縛り続けてきた“毒親”で極めて独善的で日向の心の傷を理解していない母親・尚子は手塚理美、圭吾の死について取材するジャーナリストの小嶋修平は青柳翔が演じる。

さらに、今作ではベテランの俳優陣に加え、高校の生徒役で金子大地、渡邉剣、山口まゆ、井頭愛海らフレッシュな顔触れもそろう。

及川サンは「胸さわぎがしますね。どんな街でも、どんな日常にも起こりうる“事件”に心拍数が上がります」とコメントした。

工藤君はサラリーマンとして忙しい日々を送りながらも日向を支える恋人の本庄和彦役で出演。和彦は一見すると穏やかな好青年だが、母親との間に問題を抱える日向と同じように、複雑な家庭環境で育った過去を持っている。日向と和彦、それぞれに“闇”を抱えた2人の関係も、見どころの一つになりそうだ。「とても光栄。(井上さんと)ご一緒するのが今から待ち遠しいです」と胸を躍らせている。


新ドラマ『明日の約束』は、カンテレ・フジテレビ系にて10/17より毎週火曜21放送。

(9/13解禁・2017年10/12よりスタート*木9)のにっき。な95

10/12(木)にスタートするドラマ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜(毎週木曜夜9:00-9:54テレビ朝日系※初回は15分拡大)』に永山絢斗、陣内孝則、草刈正雄の出演が決定。米倉涼子演じる未知子の前に立ちはだかる強力キャラを演じる。

最新シリーズでは、失敗しない天才フリーランス外科医・大門未知子(米倉涼子)が、“患者ファースト”を掲げる初の女性院長・志村まどか(大地真央)が誕生した日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」で、新たな権力に立ち向かっていく。

米倉サンと共演するのは今回が初めての、永山絢斗が演じるのは、テンション低めな“ゆとり世代”の新米医師・西山直之で、外科医役は初となる。未知子のような周りと摩擦の多い生き方は御免だと思いながらも、その職人技に内心憧れる役どころだ。

「東帝大学病院」の外科副部長・猪又孝を演じるのは陣内孝則。海老名敬(遠藤憲一)、鳥井高(段田安則)の2人が外科副部長を務めているが、この3人の中で猪又のズル賢さはずば抜けている。未知子とも、どんなふうに渡り合っていくのかに注目が集まる。

さらに、草刈正雄が演じるのは、暗躍する医療界のトップで「日本医師倶楽部」会長・内神田景信。「東帝大学病院」の医局をかつての「権力一極集中」に戻すべく怪しい動きを見せるが、蛭間(西田敏行)でさえも恐れる内神田はどんな脅威となるのか!?未知子らフリーランスの医師に、大きな敵として立ちはだかる。内山聖子ゼネラルプロデューサーは「[真田丸]のキレッキレな芝居を見て、大門の最強な敵ができるのは草刈さんしかいないと思った」と説明する。

草刈サンと米倉サンの共演は08年フジテレビ系[モンスターペアレント]以来9年ぶり。

主演を務める米倉サンは、「永山くんとは初共演なので、これからお話をするのが楽しみですし、どんな“ゆとり世代の医師”を演じてくださるのか…とワクワクしています。陣内さんは相変わらずひょうきんな方!院長室でのシーンが一段と面白くなりそうで、楽しみです。草刈さんとも久々の共演ですが、あまりご一緒したことのないダンディーな方なので、ドキドキしちゃいます(笑)。今のところ一緒のシーンはほとんどないのですが、ゆくゆくは正面から対峙(たいじ)したいですね。内神田は真意の読めない怪人物ですから、あえて何も考えず、全力でぶつかっていきたいです」と、共演に大喜び。

初出演となる絢斗君は、「実は、リアルタイムで『ドクターX』を見たことがなかったんです」と、驚きの告白を。そして、「見てみたら、とてつもなく面白くて!すごくハマってしまい、スペシャルも含めて全シリーズを一気に見ました。だからこそ逆に、この世界に自分が入っていく怖さがありました」と、人気シリーズへの出演に不安もあったよう。

テレビで内臓を見るのが苦手だったといい、初の外科医役に「ちょっと心配」と明かしながらも、「米倉さんも本当に美しくて素敵。全力で頑張りたい」と意気込みを語った。

そして、「今はまだ撮影が始まったばかりで、いっぱいいっぱいの状態ですけど(笑)、白衣や手術着がちゃんとなじむよう、そして大好きな『ドクターX』をさらに面白くできるよう、全力で頑張りたいと思います」と決意を新たにした。

米倉サンと[交渉人〜THE NEGOTIATOR〜;2008年ほか、テレビ朝日系]以来の共演となる陣内サンは、「自信と輝きが増して、ますます綺麗になりましたね!彼女の足をなるべく引っ張らないよう、そして調子に乗りすぎないよう(笑)、緩急をつけながら頑張りたいです」と撮影を心待ちにしているようだ。

「猪又のような“悪役”は、俳優としては楽しい役回り」と心躍らせる陣内サンは、「台本通りにやるべきか、アドリブをどんどん乗せるべきか、いろいろ考えながら初シーンに臨みました。そうしたら、西田敏行さんがやりたい放題で(笑)。『ここまでやっていいんだ!』と思わず戸惑い、残尿感が残ったまま終わってしまったんです。最近ではコメディー作品への出演が少なく、すっかり“社会派の俳優”になってしまった僕ですが(笑)。今後は芸達者な皆さんと息を合わせ、残尿感の残らない演技をしたいです!」と撮影に参加した感想を述べた。

そして「僕も自分自身の“透明感”を抑えながら(笑)、狡猾な猪又を全力で演じますので、注目していただけるとうれしいです」とアピールした。

さらに、米倉サンと9年ぶりの共演となる草刈サンは「大門先生には『私、失敗しないので』『いたしません』という決めぜりふがありますが、僕自身が普段よく口にする言葉は『おのおの抜かりなく』、そして『大博打の始まりじゃ』(笑)」と打ち明けると、「周りが喜んでくれるだろうなと思って、([真田丸]で演じた)真田昌幸のセリフがついつい出てきちゃうんです(笑)。内神田には今のところ決めゼリフはありませんが、ひょっとしたら途中で脚本家さんが考えてくださるかもしれないので、楽しみにしています」と期待を寄せる。

そんな“怪人物”を演じるにあたって草刈サンは、「力を抜いていきたいな、と考えています。淡々とした普通のおじさんなんだけど、たまに目が一瞬変わる…というように、変化をチラッと出していきたいな、と。大門先生と明らかに敵対しているという雰囲気にはしないよう、気を付けようと思っています」と明かしている。

最後に米倉サンは「シリーズごとに新しい空気を吹き込んでくださる新キャストの皆さんには、いつも感謝しているんです。皆さんから刺激を受けながら、新たな化学反応を楽しんでいきたい!」と、あらためて意気込んだ。


■第1話(10/12[木])あらすじ
絶景の露天風呂へ足を運んだフリーランスの天才外科医・大門未知子(米倉涼子)は、路線バスに乗車。ところが峠道を走行中、運転手の車田一久(松澤一之)が意識を失い、心肺停止状態に陥ってしまう。慌ててバスを停めた未知子は、車田を蘇生させようとするが、反応は皆無…。

偶然通りかかった“謎の女”の助けを借り、医師が1人で切り盛りする麓の病院へと運び込む。

その医師とは、かつて未知子に憧れ、医局を飛び出した外科医・森本光(田中圭)だった!未知子は森本を助手にして、スピーディーなオペで救命処置を行う。だが、ここは手術室もないような小さな病院で、根治させるためのオペは不可能…。未知子は、近いうちに再度オペをすると言い残し、病院を後にする。

一方、「東帝大学病院」では初の女性院長・志村まどか(大地真央)が、クリーンな医局を取り戻すべく、大改革を推し進めていた。その「東帝大学病院」に、なぜか未知子が出現! 実は、まどかこそは先日出会った“謎の女”…。彼女は最新設備の整った「東帝大学病院」でオペをするのが最善策だと判断して、車田を転院させ、未知子を「東帝大学病院」で雇うことまで決定する。

間もなく、車田の術前カンファレンスの日がやって来た。だが、まどかは何を考えているのか、執刀医から未知子を除外。アメリカにいる心臓外科の世界的権威ジャイケル・マクソン教授に、手術支援ロボットを遠隔操作して執刀するよう依頼した、と発表し…!

その矢先、すし店を訪れた未知子は、目の前で倒れた有名ジャーナリスト・一色辰雄(升毅)を「東帝大学病院」に搬送する。だが、これが“とんでもない事態”を招き寄せ…!?
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