水野美波による少女マンガ『虹色デイズ』の実写映画化が決定。佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、中川大志、高杉真宙、横浜流星の4人が主演を務める。
ピュアで元気な愛されキャラの【なっちゃん(羽柴夏樹)】、チャラくて女好きなモテ男の【まっつん(松永智也)】、秀才で超マイペースなオタクの【つよぽん(直江剛)】、いつもニコニコ実はドSな【恵ちゃん(片倉恵一)】。性格も趣味もまったく違うのに、4人はいつも一緒な仲良し男子高校生。おバカでお騒がせな楽しい毎日を過ごしていたが、恋に奥手のなっちゃんが同級生の杏奈に片想いしたことで、4人の日常に変化があらわれ…!?
原作は、水野美波氏が2012年から集英社[別冊マーガレット]で連載し、コミックは累計300万部を突破する人気作品で、2016年にはテレビアニメも放送されたが、初の映画化。少女コミック誌での連載にも関わらず、男子高校生4人組が主人公という斬新かつ異色な設定が人気を博していた本作は、性格も趣味もバラバラだがいつもつるんでいる、ちょっとおバカでお騒がせなイケメン男子高校生たちの友情と恋を描く青春ストーリー。佐野玲於がピュアな元気な愛されキャラ・なっちゃん(羽柴夏樹)で、同級生の杏奈に片想いする。映画初主演となる本作では、少し恋に奥手だけれども、何事にもまっすぐで一生懸命なキャラを演じる。中川大志が女好きでチャラいがモテ男のまっつん(松永智也)を演じる。本作では、一見テキトーだが実は友達想い、そして恋を知ることで成長していく男気あふれるキャラに扮する。
高杉真宙が秀才でオタク傾向のあるつよぽん(直江剛)。本作では、超マイペースで物静かな性格だが、深い洞察力で仲間たちのことを常に見守り、一方でさりげなく彼女がいる隠れリア充キャラを演じる。横浜流星が演じるのは、いつもニコニコ、でも本当は“ドS”キャラの恵ちゃん(片倉恵一)。本作では、誰ともですぐ仲良くできるオープンな性格でありつつ、鋭く人の心の本音を突いてくるヤンチャキャラに挑戦する。
男子高校生たちの日常を描く青春映画作品は、[キッズリターン;'96]や[ウォーターボーイズ;'01年]から記憶に新しい[セトウツミ;'16年]まで名作ぞろいだが、今作ではそこに恋愛要素が加わる。演じる4人も、SNSフォロワー・ブログ読者を合計すれば100万人に迫るという人気者ばかり。なお、“4人ともに主演”のカルテット主演映画は、日本映画史上初。注目の若手俳優が紡ぐ新たな青春ストーリーに期待が高まる。
メガホンを取るのは映画[荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE;'12]、[大人ドロップ;'14]、[笑う招き猫;'17]の飯塚健監督で、映画[君に届け;'10]の根津理香とともに脚本も担当する。
▽佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)コメント
今回「虹色デイズ」で夏樹役を演じさせていただくことになり
果たして自分で務まるのかという不安はあるのですが
普段のアーティスト活動とは違いお芝居の世界ではまだまだ経験が少ないので、
監督や周りのキャストの皆さんから色々なことを吸収しながら、
「虹色デイズ」が大切にしている友情や色褪せない日常を表現していけたらと思います。
原作が沢山の方に愛されているように、映画の方でもより沢山の方々の胸に響くような作品にできるよう、
精一杯頑張ります。
▽中川大志コメント
初めて原作を読んだ時に笑撃を受けた、
少女漫画なのにシュールに描かれる主人公の男子4人のやり取りを、
映画でも、より生っぽく表現出来たら良いなと思っています。
友情や、恋愛、時に噛み合わない何らかのぎくしゃくとか、
もやもや、そんな学生時代に誰しも感じたことのあるような、
矢印が沢山交差する人間関係を、同世代の皆さんと刺激し合いながら丁寧に作れたらなと思います。
沢山笑って、胸キュンして貰えるカラフルな映画になると思います!
▽高杉真宙コメント
直江剛役として出演させて頂くことになりました。
「虹色デイズ」は、男子達のほのぼのとした青春や悩みが、かわいらしく微笑ましい物語だと思います。
自分自身、以前からこの作品が好きで、僕が演じる“つよぽん”と僕は、
アニメ漫画などが好きなところなど、共感する部分がかなりあると思います。
作品ファンとしては出演させて頂くのは光栄で、また同時にいつもながら不安も抱いていますが、
なっちゃん・まっつん・恵ちゃんを演じられる佐野玲於さん、中川大志君、横浜流星君と一緒に
この世界で生き、ともに青春を歩んでいきたいと思います。よろしくお願いします。
▽横浜流星コメント
少女漫画なのに、男4人が主人公というストーリーは珍しいですし、
新しい少女漫画の実写映画に挑戦できることが今から楽しみです。
その中でも僕が1番魅力を感じた片倉恵一を演じる事ができ、嬉しく思います。
飯塚監督とはドラマ「放課後グルーヴ」以来、4年ぶりにご一緒させて頂くので、
少しでも成長した姿を見せたいと思っています。
高校生のキラキラした青春を飯塚監督の創り出す世界観で、
男女問わず、皆さんに楽しんで頂ける作品にスタッフ、キャスト一同で作り上げます。
4人の空気感を大切に、楽しく恵一を演じたいです。皆さんご期待下さい。
▽原作・水野美波コメント
この度、虹色デイズを実写映画にして頂けることになり、
素敵過ぎるスタッフ・キャストの皆様には本当に感謝の気持ちでいっぱいです!
この漫画は個性が強い二次元的なキャラクター達ばかりなのですが、
きっと三次元でも変わらず楽しくわいわいアホなことをするんだろうなぁと思っております。
観て下さる方にとって、共感だったり、憧れだったり、懐かしさだったり
それぞれ好きな気持ちで楽しめる映画になればいいなぁと思います。
▽飯塚健監督コメント
胸の奥がいつだって落ち着かない。原因は曖昧で、正体はわからない。
だからいつもイライラする。「怒っているの?」と聞かれでもすれば、よりいっそう。
そんな厄介な状態を、「青春」と呼びます。
恋愛模様は中心に置きますが、誰しもが経験する「通過点」を丸ごと描けたらなと。
黒板の匂いを思い出して貰えるよう、現場を楽しみたいと思います。
本作は10月中旬から11月にかけて東京都内近郊で撮影され、『虹色デイズ』は2018年夏に全国で公開。