相鉄線とJR線の直通運転が始まることを記念したショートムービー『100 YEARS TRAIN』にBGMとして使用されたくるりとサカナクションのマッシュアップ曲「ばらの花 × ネイティブダンサー」が、12/25に配信リリースされた。
二階堂ふみと染谷将太が出演する『100 YEARS TRAIN』は、100年以上の歴史がある相鉄線とJR線の相互直通運転が11月30日に始まることを記念したもの。大正、昭和、平成、令和を舞台にした男女の恋が、各時代を象徴する車両や衣装、写真と共に描かれている。乗客役として星玲奈、早瀬慧らが登場。
『100 YEARS TRAIN』は公開直後にYouTube公式チャンネルと相鉄公式SNSアカウントにてムービー総再生回数が300万回再生を超え、ムービー内の楽曲に対しても音源化を希望する声が多数あがったため、今回の緊急リリースとなった。今作はHIP LAND MUSICによるデジタルディストリビューション&プロモーションサービス[FRIENDSHIP.]からのデジタルリリースとなる。
くるりとサカナクションの名曲をかけあわせてオリジナルアレンジされた公式マッシュアップ作品となっている“ばらの花 × ネイティブダンサー”はくるりの“ばらの花”とサカナクションの“ネイティブダンサー”には、ボーカルとしてyui(FLOWER FLOWER)とミゾベリョウ (odol)が参加。楽曲の選曲とマッシュアップ企画・音楽プロデュースは、音楽制作会社PIANOの冨永恵介(ユーリ!!! on ICE、POCARI SWEAT CM、Playstation lineup music videoなどの音楽を担当)が務めた。アレンジ構想を元に、ギター演奏やハーモニー、上モノの編曲作業は数々のカヴァー作品で人気youtuberアーティスト・コバソロが担当、リズム、グルーヴの骨子となるドラムは山木秀夫、ベースは山口寛雄といった邦楽界を代表するベテランミュージシャンが演奏を担当した。
また、柳沢翔監督(vivision所属、乃木坂46MV、Gravity Cat/重力猫CMなどを担当)が演出を手掛けた『100 YEARS TRAIN』は、乗客とその想いを乗せて100年という時間と空間を超えて出会う切なくも人間の成長を描いた広告企画映像。音源で、映像で、今作の世界観を楽しもう。
また本作品に2組の音楽を愛聴している妻夫木聡、映像、音楽で関わった音楽プロデューサー・冨永恵介、映像監督・柳沢翔がそれぞれの制作経緯を綴ったプロダクションノートも到着。是非作品のバックストーリーも含めて今作を楽しんでもらいたい。
▽妻夫木聡コメント
音楽の新しい時代を切り開いてきた、くるりとサカナクション。
お互いの名曲がまるで恋をして、生まれ変わったようだった。
その運命的な出会いにまた新しい時代を感じました。
▽柳沢翔監督コメント
今回のムービーは撮影手法が凄く複雑で、うーん、これ…できるのかな?とスタッフ皆が頭を抱えてしまう程でした。何時間も答えの見えない打ち合わせが続き、みんなの疲れがピークに達した時、僕のPCに音楽プロデューサーの冨永さんから楽曲のデモが届きました。まあ、みんな疲れてるし、ここは気分転換にデモを聴いてみよう!と、ファイルを再生すると、ザワザワピリピリしていた会議室が段々と静かになり制作部の若い男の子から、照明部のベテランスタッフまでみんなが音楽に耳を傾け始めました。曲が終わった時、カメラマンがポツリとこれ、もらえないかな。帰りの車中で聴きたい。と。広告の仕事をして15年、こんな経験ははじめてでした。この音楽に負けない為にもめっちゃ最高な画を撮ってやろうぜ!楽曲が僕達現場スタッフの背中を後押ししてくれました。デジタルリリースおめでとうございます!いつか、どこかで生で聴きたい。そのためならいつ何時でも飛んでいきます。
▽冨永恵介コメント
平成に生まれた、ばらの花と、ネイティブダンサーと、音楽と、記憶と、憧憬と、後悔と、馳せた想い、それら言葉にならない沢山の沢山の気持ちを、メロディとリズムとハーモニーに込めて、この新しい令和の波にぶつけることで、時代を超えて未来をこの手でつかんでいくんだ、という希望と決意をこの作品に込められたように思います。
その、時代、時空を超える感覚というのが、心がぎゅっとつかまれるような感じがして、それはノスタルジーのせいなのか、未来の情景に心躍るせいなのか、DNAが記憶するなにかのせいなのか、音楽の魔法のせいなのか、あるいは愛のせいなのか、、それが何故なのか分からなくとも、この映像作品と2つの名曲を通して、ありったけの想いを令和の時代に乗せていく、そんな前向きな心映えをより多くの方々と共有していけたらとても嬉しくおもいます。
(追記)
ちなみに公開後にSNSで一般の方から指摘いただいて、はじめて気づいたのですが
ばらの花:FLOWER FLOWER
ネイティブダンサー:odol
の一致は制作的に意図したものではなく全くの偶然です、シンクロニシティにびっくりしました笑。
▽yui(FLOWER FLOWER)コメント
皆さんからたくさんの音源化を、との声があったということで急遽配信スタートする事になりました!
ありがとうございます。
楽曲の持つパワーと、odolのミゾベさんと私の声のコラボレーションを楽しんでいただけたら嬉しいです。
ぜひたくさん聴いてみてください!
yui
▽ミゾベリョウ(odol)コメント
ムービーが公開され、予想以上に多くの方に届いた実感がありました。同時に、さまざまな感想の言葉を見ました。
僕にとっては、yuiさんと歌う、という初めての体験。これが音源になり、また沢山の方にとって、ひとつの体験として残っていくことが嬉しいです。
◎リリース情報
アーティスト名: yui (FLOWER FLOWER) × ミゾベリョウ (odol)
タイトル: 相鉄都心直通記念ムービー『100 YEARS TRAIN』テーマソング
Release: 2019.12.25
Format: Digital
Label: PIANO
Track:
1. ばらの花 × ネイティブダンサー
2. ばらの花 × ネイティブダンサー(Movie Edit)
3. ばらの花 × ネイティブダンサー(Instrumental)
配信リンク:
FRIENDSHIP.lnk.to
【マッシュアップ楽曲に関して】
楽曲:「ばらの花」(くるり)「ネイティブダンサー」(サカナクション)
ボーカル:yui(FLOWER FLOWER)&ミゾベリョウ(odol)
音楽プロデュース:冨永恵介 (PIANO)
編曲:コバソロ
ベース:山口寛雄
ドラム:山木秀夫
ミックスエンジニア:米津裕二郎
音楽プロダクションマネージャー:稲葉真由