忘れらんねえよが昨日リリースした6thアルバム【週刊青春】より“なつみ”のミュージックビデオを公開した。

同MVは、「がんばれ柴田プロジェクト:新曲MV炎の3連続公開!」の第3弾として公開されたもので、これまでの2作(“だっせー恋ばっかしやがって”、“あの娘に俺が分かってたまるか”)とは異なり1本の映画を見ているかのような作品になっているとのこと。監督は、映像作家・スミスで、主人公として俳優の菅田将暉が出演している。

今回の『なつみ』は、12/25(水)にリリースされたニューアルバム【週刊青春】の収録曲だ。スミスが監督を務めたミュージックビデオは“とにかく美しい映像作品にしたい”との想いを追及して作り上げられたという一作で、忘れらんねえよが楽曲を提供するなどミュージシャン同士としても交流のある菅田将暉が主人公を演じている。

同MVを制作するにあたって、柴田サンから菅田君に「この曲の主人公を演じられるのは菅田さんしかいない」と直々に熱い想いをぶつけたことで菅田君の出演が決まったという。

撮影現場では、休憩中に2人で差し入れの苺を頬張りながら楽し気に話し込んでいる姿もあったが、いざ菅田君出演のシーンの撮影となるとその場の空気ががらりと変わり、菅田君の演技を間近で見た柴田サンが感動のあまり思わず涙を滲ませる場面も見られたとのこと。

“とにかく美しい映像作品にしたい”という想いを追及して作り上げられた今作は、観ているうちに息をするのを忘れてしまうほど、目を奪われる作品となっている。忘れらんねえよ史上最も美しい渾身作、『なつみ』のミュージックビデオをぜひチェックしよう。


▽忘れらんねえよコメント
僕は馬鹿だから、大切なひとに大切だと伝えることができませんでした。だから、歌にしました。
歌を作ったときに、映像が浮かびました。
静かに日々を暮らす、ひとりの男。彼は、ひどく心を傷つけている。それでも日々は、淡々と流れ過ぎていく。部屋には白い日差しが差している。生活は静かに、続いていく。
そんな映像を思い浮かべたとき、その中にいたのは、菅田さんでした。あの、瞳の奥になんとも言い難い、やさしさ、悲しさ、やるせなさ、それ以上の何か、を宿した菅田さんの姿が、そこにはありました。