タイトルなし

柔らかい目線の先に 心臓を掴まれて
少しずつ声を上げていったよ
だから確かに見えた 頭が軋んでた
形が崩れて なくなってしまったよ

もう助けてあげられないんだよ
私の手はそこには届かなくなった
もうわからなくなったんだよ
君の手はそこには見えなくなった

夢の中で歩けなかった 私の姿は
大きな大きな花になって
君に見つけてもらえるように
咲きたかったんだ

泣きながら歩いて 私の姿は
きれいなきれいな歌になって
君に見つけてもらえるように
届けたかったんだ

その目線の先に