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お詫びとお礼と

こんばんは、うずです。

今回、地震の事などについてはあまり此処では触れないでおこうと思ったのですが、私の心配までしてくださった方がいらっしゃいましたのでご報告まで。

私は九州在住の為、幸いにも今回の地震での被害は皆無に等しいです。
被災地に居る身内や友人の無事も確認出来ております。

触れないように、との理由としては、この場所に存在する、うずという人物としての私にとって、今回の事について言及する意味はあまり無いのではないかと思ったからです。

というより、此処で出来ることが「言及しない事」だと思っていました。

ただ、それにより此処に来てくださる方にご心配をおかけしたことは申し訳なかったです。
同時に、とても有り難い事だと思いました。


前回、前々回の記事は、少なからず今回の事を意識したものではありますが、根本的にはいつも書きたい二人のかたちであることに変わりはありません。


長々と書き連ねてしまいましたが、正直な所ここで言うべき的確な言葉を私は持ち合わせていません。すみません…。


被災地にいらっしゃる方はお気を付けて、どうかご自分を大事にされて下さい。





拍手や一万ヒット、本当にありがとうございます。
一万企画…というより一万記念の小説を時期を見て上げたいと思う今日この頃です。

それでは。


てのひら

※散文。











ねえ、君の手ってさ、いっつも冷たいよね。

ぎゅっと握ってあっためたら、いっつも君はうれしそうだよね。


でも、うれしそうな顔の後、いっつも俯いて言うよね。


ごめんね、って。


ぜんぜん、ぜんぜん、謝ることなんてないのに。


だって、君の手をあっためられるんだから。

君の役に立てるんだから。

俺にとって、こんなに嬉しいことってないんだから。



ねぇ、君の手ってさ、いっつも冷たいよね。

きみの手に救われているのは、実は俺の方なんだよ。
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こもれび

※散文。















はやく温かくなればいい。


温かくなれば君が笑うから。


温かくなくたって君は笑うけど、


いつもより幸せそうに笑うから。


木漏れ日が差し込む道を


君と並んで歩くんだ。


手をつないで、君と、ふたり。


はやく春になればいい。


春になれば君は笑うから。



ほら、

どんなにくらくて、つめたい季節も

必ず過ぎ去って

世界は光にみちるんだよ。



幸せそうに笑って


君は教えてくれた。


その笑顔が、早く見たいから。

どうか、どうか。



はやくあたたかくなりますように。




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