母親の誕生日。


あたしもここまで来て
母さんがこうやって
生きてきて、
ここにおることの
すごさを少しずつやけど
感じてます


たくさん迷惑かけて
きたけど
母さんも幸せに毎年の
誕生日と時間を
過ごせたら
いいと思います






メールを読んで とても幸せな気分になりました

母サンのこれまでは みんなのタメにと 一生懸命やればやるほど空回りで 子供たちも犠牲にしてきた部分も多かったと思うけど
みんな 優しいいい子に育ってくれて 感謝感謝です
母さんの人生を肯定してくれて本当にありがとう。本当にありがとう

あなたが どうしようもなく 前に進めなくなった時は どんな事をしても 守ってあげるから 帰る場所も休む場所もちゃんと準備しとくから
人生捨てたもんじゃありませんよ
一緒に気楽に生きていきましょうね





あたしはようやく母親を認められたみたいです。
誰しも、自分の人生全てに自信を持って生きてきたわけじゃない。
その時の選択はその時にしかできず、振り返ればもっといい選択肢があったことに気付いては後悔して、でもどうすることもできず。

だけど、例えその選択が間違っていようと、母親は悔やみながらもあたしの倍もの時間を生きてきたわけで。
前は何にも考えてないから、どうしたらその歳までのうのうと生きられンのかって思ってた。
あの人にだって、きっと死にたいくらい悲しいことも、苦しいこともあっただろう。

それを乗り越えて、今ここにいるのは、あたしにとっては奇跡にも近い。
生きることの難しさを感じたあたしは、そう思う。
彼女はあたしの求めていた場所を作ってくれるらしい。