実際今のところは楽しい

あんまり若くなくなって若いという事の絶対的な美しさや価値を改めて知ったのだけれど、それはそれとして私はちゃんと「おじさん」をやってくれた人を好きになった過去があるし「おばさん」をやってくれた人の強さや可愛さに憧れもしたし、別に若さだけが人を惹き付けたり救うわけじゃないと知っていて、そういう幸運に恵まれたので年齢を重ねる事への恐怖がかなり少ない
将来への健康不安等はあるが、それは今まで対処して来なかったせいなので年齢ばかりのせいじゃない
私も必要とあらばきちんとおばさんをやって、年を取るってのもそんなに悪い事じゃないのかもと今若い人がちょっとでも気が楽になるような感じでいられたらと思う

おばさんになるってそんなに悪なのかな

女が若い人に道を譲って「おばさん」をやる事も男が若い人に道を譲って「おじさん」をやる事も、かなり美しくてセクシーな一面を持つことを知っているので、「絶対におばさんにならない」という気持ちは自分に自分で呪いを掛ける事に思えてしまって大森靖子さんの掲げる歌詞や思想に全く寄り添えないんだよな
仮にもおばさんである自分には価値がないと泣いてるみたいで聴いてて辛いよ
その年齢だけが持てる可憐さがあるって考えじゃ駄目なのかな

もうアンチなのかも知れない

藍染カレンさん目当てにZOCの新しいMV出る度観てるんだがやっぱり全然ZOCごと応援する気持ちにはなれない
ゴタゴタ時に寄り添ってくれていたそわんわんが出てるのもどんな形でなんかなと少し期待していたけども、ただメンバーの中に混ぜて仲良しアピって感じでがっかりした
ZOCを知らない人にとっては「この人もメンバーなんかな」だし、そわんわんを知らないライト層のZOCファンには「急に誰」の印象が一番強くなってしまう、せっかく出てもらって大した旨味も無い演出で消費感が漂う
別筋のストーリー仕立てや裏側オフショット風映像なんかの「特別な配役」感をきちんと出してほしかった
曲もやっぱり「私が考えたアナザーハロプロ」をやりたかったのかなと邪推してしまうテイストで、プロデューサーにとってアイドルが自己表現の駒なのはある程度仕方がないにしても、インディーズ時代よりも魅せ方が雑になって来ている気がする
スキルは確実に上がっている分、歯痒さがどんどん強くなる
痛みを伴う脱退、加入を繰り返してきた分だけ、はっきりと売れるグループとして強く輝かせてほしい
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