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240:豚肉カツレツとマカロニー

240:03/16(日) 01:22 s/flXArU0 [sage]
[]内はふりがな(ないと分かり辛い所だけ補足しました)
半角スペースは傍点があった所です。旧漢字は現在の漢字を使用しました。
ほんがり、は本の通り。マカロニは長さ七寸五分、20本で25匁のようです。


○豚肉カツレツとマカロニー(佛 コトレツト・ド・ポルク・ア・ラ・ミラネーズ)
これは、豚肉のカツレツに伊太利風に調味したマカロニー(西洋の管饂飩)の煮込みを附け合はせた皿盛りです。
カツレツもマカロニーも冷めては味が劣りますから、温いところを盛り合はせて侑めます。

・材料(五人前)
豚肉肩ロース百匁、牛の脛肉五十匁、玉子一個、塩、胡椒各少量、メリケン粉大匙二杯、バター大匙山盛一杯、
玉葱大一個、蕃茄百五十匁(中位のもの約五六個)、マカロニー十本、パン粉大匙五杯、
レモン(又は柚子)一個、ヘツト適宜、合計一圓五十五銭位、一人前三十一銭。
・下拵
牛の脛肉(牛肉の最下等品、百匁三十銭以下)五十匁を挽肉
にして求め、塩と胡椒をふりかけ、
メリケン粉を少々まぶしておきます。
玉葱一個は微塵に刻んでおきます。
蕃茄は、熱湯を注[か]けて薄皮をむき、横二つに切つて種子を出し、果肉を細切[こまぎり]にしておきます。
マカロニーは、塩を少々加へた熱湯に入れて三十分間程茹で、笊に上げて水気を断[き]つて置きます。
 つづく


241:03/16(日) 01:23 s/flXArU0 [sage]
  つづき
・調理
先ずマカロニーの煮込みを作ります。
フライパンにバター大匙山盛り一杯を入れて火にかけ、よく溶けたところへ微塵切りの玉葱を入れ、
よい香[にほひ]の出るまで炒め、その中へ前の牛肉を入れて五分間も炒め、次に細切の蕃茄を加へて
又五分間程煮た後、全部を煮込鍋に移して熱湯三合を加へ、文火で一時間以上とつぷりと煮含め、
これを清潔[きれい]な布巾で濾し、その濾し汁を再び元の鍋に戻し、この中へ茹でたマカロニー、
塩、胡椒を た っ ぷ り と加へて調味し、更に十分以上も煮たらば、バター一つまみと
メリケン粉一つまみをよくまぜ合はせたものを入れてよくまぜ、一煮立てしたらば鍋を下ろします。
蕃茄を加へる料理には、いつも塩、胡椒を充分に加へないと真の味は出ません。又蕃茄は新鮮なものでないと
味が悪い。トマトのない場合には瓶詰のトマト・クリームを用ひます。
次にカツレツを作ります

豚の肩ロース肉百匁は薄く大きく五切れに切り、爼の上で擂粉木で軽く叩いてから肉の両面に
塩と胡椒をふりかけ、メリケン粉を薄くまぶし、玉子汁をつけ、最後にパン粉を全面にまぶしつけ、
これをヘツトか或は他の脂油を熱した中に入れて充分に火の通るまで ほ ん が りと揚げ、
紙の上にとつて油気を断り、皿に移し、レモンの輪切を添へ、前のマカロニー或は饂飩の煮込を
附け合はせて温いところを侑めます。
カツレツはメリケン粉を厚くつけると、出来上つてから衣が剥げますから、極く少しつける方がよいのです。


242:ぱくぱく名無しさん :2008/03/16(日) 12:07:44 ID:w/K3Ji3f0 [sage]
乙です。
蕃茄はトマトか。
管饂飩て言うのが良いなw


248:ぱくぱく名無しさん :2008/04/15(火) 22:05:09 ID:cCOChQRU0 [sage]
244様、乙であります!
240であります。将来的に必要になりましたらご利用ください!
レシピ出所:昭和六年一月一日発行 婦人倶楽部新年号付録
簡単な西洋料理支那料理

237:味噌マカロニ

235:ぱくぱく名無しさん :2008/03/06(木) 17:11:22 ID:mumbzNhj0
昭和32年主婦の友社発行の「家庭むきの西洋料理250種」

農村でもできる西洋料理として
「キャベツと福神漬けのサラダ」
「味噌マカロニ」
「丸干しのトマトソース漬」
「まぐろカレー」などのチャレンジングなメニューが載ってます。

「スペイン風貝飯」というのはパエリヤのこと、
「トルコ風生食」はタルタルステーキと、
かなり本格的なメニューものっているんですが。


236:ぱくぱく名無しさん :2008/03/06(木) 17:27:50 ID:kAjBGmTr0 [sage]
味噌マカロニがかなり気になるw


237:ぱくぱく名無しさん :2008/03/06(木) 19:12:46 ID:mumbzNhj0
あ、レスついてる。
では「味噌マカロニ」の作り方を簡単に記します。

材料は3人前でマカロニ1袋、むきハマグリ200g、玉ねぎ1個、ねぎ1本、しょうが1かけ、
砂糖カップ3分の1、バター大さじ杯、信州味噌カップ2分の1。
・マカロニは茹でて、バターをからめておく。
・ハマグリはマカロニの茹で汁を利用してさっと茹でておく。
・大きな鍋(シナ鍋など)にバターを溶かし、薄切りの玉ねぎを炒め、
 味噌、砂糖、おろししょうがを加え、マカロニを加えて和える。
・これを皿に盛り、さらしねぎを散らす。

深川めしをマカロニでやった、と言う感じでしょうか?


238:ぱくぱく名無しさん :2008/03/06(木) 19:15:32 ID:mumbzNhj0
×さらしねぎを散らす。
○ハマグリとさらしねぎを散らす。


239:ぱくぱく名無しさん :2008/03/06(木) 19:22:53 ID:kAjBGmTr0 [sage]
全く西洋料理じゃないw味付けがどう見ても和風w
マカロニとバターを使ってるところが西洋なんだろうか
マカロニと味噌が合うのかどうか、週末にでもちょっと試してみるか

本の入手先と時代背景

201:ぱくぱく名無しさん :2007/03/20(火) 22:48:32 ID:AO+AlTMP0 [sage]
>>193
つまり雀の旬は冬なのねw

皆さん凄いね
どこでこんな古いレシピ見つけるんだか
古本屋?
我が家にあるのはせいぜい1960年代後半のもの
雑誌の付録のレシピカードぽい
高度成長期で海外料理が家庭料理として
本格的に出始めた頃なのかな?
今では珍しくもないけどフレンチやイタリアンや中華に混じって
アフリカ、エスニック料理なんかもちらほらある。


204:ぱくぱく名無しさん :2007/04/06(金) 21:21:54 ID:byqJLmdw0
>201
まだ私はレシピうpしてないのですが。

古本屋や古書展によく行くけど、昭和初期の雑誌付録になった料理小冊子
を時々見かけます。昔の料理本は状態が良いものは高いけど、
シミや破れなどを気にしなければ安く買えます。

明治半ばにベストセラーとなった料理小説『食道楽』は岩波文庫に
入ってるから普通の本屋でも入手可となりました。
あと、福沢諭吉がどこかの新聞で連載した料理記事も本になっていた気が。

1960年代後半の料理カードに外国料理があったのは、1964年の
東京オリンピックの影響ではないでしょうか。
『テレビ料理人列伝』という新書で「きょうの料理」の番組の
歴史を解説してるのですが、オリンピックを機に各国の料理を
番組で作ったりしていたそうですので。


227:ぱくぱく名無しさん :2007/10/29(月) 11:53:08 ID:7KKaFuBn0
保守

昔の料理本といえば「中原淳一の幸せな食卓」は面白いよ。今でも購入できるし。
当時の食料事情が分かって興味深い。
昭和24年のクリスマスケーキの欄では、

今年はお砂糖の配給がありましたから、クリスマスにはお菓子をこしらえましよう。
でも砂糖衣を使うほど充分なお砂糖はありませんから、
スポンジケーキの上を本當の花で飾るとしましよう。

と書いてあるから、当時砂糖は貴重品だったんだね。


232:ぱくぱく名無しさん :2008/02/25(月) 02:07:31 ID:uq1chKZM0
みんな古い料理本はどこで見つけてくるの?80年前のとか凄いなあ。
手持ちで一番古い本は25年前のきょうの料理ぐらいだ。
きょうの料理って昔は左から読む作りだったんだね。(今のは右から)
昔の本ってたまに左表紙のがあるのは何故なんだ?欧米化なのかな。


233:ぱくぱく名無しさん :2008/02/25(月) 13:51:05 ID:ly9R9LR20 [sage]
>>232
縦書き 横書き

205:あの肉

205:ぱくぱく名無しさん :2007/04/06(金) 23:26:50 ID:muAbid+FO
マンモス殺す
火起こして焼く
(゚д゚)ウマー


206:ぱくぱく名無しさん :2007/04/30(月) 19:15:38 ID:/q/J5e3e0 [sage] >>205
マンモスの捕まえ方おしえれ


207:ぱくぱく名無しさん :2007/05/04(金) 21:32:06 ID:i57CgbEcO [sage]
力があれば槍や斧で突くor叩く
力がないならマンモスの行動を観察して、落とし穴を掘る。

196:牛肉の煎豆腐

196:ぱくぱく名無しさん :2007/03/14(水) 23:15:40 ID:Gc3HJJea0 [sage]
牛肉の煎豆腐:
豆腐をゆでて布にてしぼり、また裏濾にして牛肉の細にたたきつぶしたる
と共に、味醂、砂糖、醤油にて煎煮にするのであります。尤も分量は肉40匁に
豆腐1丁ほどの割合で、胡椒、山椒などの香味を添へて出すものであります。

[『御手軽料理』 明治40年刊]


197:ぱくぱく名無しさん :2007/03/15(木) 18:16:21 ID:tM4lvBwt0 [sage] >>196
肉豆腐のつぶれた感じなのかなあ でもうまそうだ


198:ぱくぱく名無しさん :2007/03/15(木) 20:56:19 ID:k7uE7c6a0 [sage]
豆腐入り牛肉そぼろだべした

193:雀の附焼

193:ぱくぱく名無しさん :2007/03/06(火) 18:30:58 ID:IWAVw2jX0 [sage]
雀の附焼(スズメノツケヤキ)
雀の羽をむしり取り、藁若しくは新聞紙を燃して毛焼きをなし、庖丁を
入れて背を割りひらき、他所に汚さないやうに臓附などを取り去り、洗はずに
串刺にいたします、すべて鳥類は一度庖丁を入れては洗ふべきものでないゆゑ、
なるだけ注意してよごれぬやうにすべきものであります、さて串刺にしたるを
一度白焼きになし、さらに生醤油につけて焼をなし、胡椒をふりかけて食べる
ものであります、雀は冬期が最とも味よきものであります。

「御手軽料理」明治40年(1907年)


194:ぱくぱく名無しさん :2007/03/07(水) 13:28:38 ID:iXZBhIED0 [sage] >>193
すごいなw家庭でスズメを捕まえて食ってたのか


195:ぱくぱく名無しさん :2007/03/10(土) 20:51:07 ID:2ALZty3V0 [sage]
庭に生えたふきのとうって感覚で雀捕まえてたのかなw

190:軍隊式・カレイライス

190:ぱくぱく名無しさん :2007/03/05(月) 21:19:47 ID:/RpPm+Oj0 [sage]
[カレイライス]
 材料ハ牛肉(鶏肉)、人参、玉葱、馬鈴薯、カレイ粉、麦粉、米。
始メ米ヲ洗ヒ置キ、肉、玉葱、人参、馬鈴薯ヲ四角に恰モ賽ノ目ノ如ク細ク切リ、
別ニフライパンニ ヘットヲ敷キ、麦粉ヲ入レ狐色位ニ煎リ、カレイ粉ヲ入レ、
スープニテ薄クトロロノ如ク溶カシ、之ニ前ニ切リ置キシ肉野菜ヲ少シク煎リテ
入レ(馬鈴薯ハ人参、玉葱ノ殆ド煮エタルトキ入ルルベシ)弱火ニ掛ケ、煮込ミ置キ、
先ノ米ヲスープニテ炊キ、之ヲ皿ニ盛リ、前ノ煮込ミシモノニ塩ニテ味ヲツケ、飯ニ
掛ケテ供卓ス。此ノ時漬物類即チチャツネヲ付ケテ出スモノトス

[『海軍割烹術参考書』]

185-186:かみなり豆腐&花菜の辛あへ

185:ぱくぱく名無しさん :2007/03/03(土) 19:01:02 ID:zhpUy68N0 [sage]
かみなり豆腐:
生豆腐を一寸四方厚さ五分位に切り葛粉又は麦粉を薄く附け胡麻油にて
揚げ大根おろしか生姜醤油にて熱き所を用ふ

[『時事新報』明治27年2月11日記事]


186:ぱくぱく名無しさん :2007/03/04(日) 17:30:46 ID:Aodzjw+/0 [sage]
花菜の辛あへ:
花菜をあをり生醤油にて洗ひたるを皿へ並べ美濃紙を敷きアクを取りたる辛を紙の上にのせて二時間計り漬ける

[『時事新報』明治26年11月19日記事]

181-182:大根飯&酢味噌あへ

181:ぱくぱく名無しさん :2007/03/02(金) 17:52:31 ID:4Yhdny2+0 [sage]
大根飯:
大根を膾(なます)の如くきざみ油揚などを種とし米と共に炊泡の引く頃宜きほどに醤油をさし能くむらしてのち食べる可し(右投書)

182:ぱくぱく名無しさん :2007/03/02(金) 17:58:23 ID:4Yhdny2+0 [sage]
酢味噌あへ:
ワケギの中へ有合の魚肉を入れ味噌を味醂にて溶き酢味噌あへとす
買物は 大根(注:大根飯用)、ワケギ、魚肉見立

以上[『時事新報』明治26年12月22日記事]

179:回嬢揚

179:178 :2007/03/01(木) 21:50:42 ID:U2FTaOIt0 [sage]
わても参加さしてもらおう

明治26年12月21日の時事新報記事より:
「回嬢揚」(くわいぢゃうあげ)

[回嬢揚とは我家(わがいへ)祖先伝来の割烹法(かつぱうほう)にて何故に此名あるやを知らされども馳走(ちさう)する客毎に奇なり奇なりと称(しやうし)し候こと故御しらせ申上(まをしあげ)候也
●回嬢揚 鰯の腹(はらわた)を抜き牛蒡を宜(よ)きほどに切りて腹中に入れ生干瓢(かんぺう)にて巻き油にて揚げる
買物(かひもの)は
鰯、牛蒡、干瓢]

187:もち米の蒸し菓子

187:ぱくぱく名無しさん :2007/03/05(月) 17:16:40 ID:blhVWnxg0 [sage]
>>175
バタが出てこないのは
すりつぶした南京豆=南京豆バタ=ピーナツバターってことでは?
「南京豆」「バターじゃなくてバタ」なところが昔の香り。
暮しの手帖の料理本とか見てるといまだに「バタ」なのでなんか萌える。

>>169
うちにある本とたぶん同じだ、それ。

同じシリーズの「ご飯ものとめん料理」より
「もち米の蒸し菓子」
材料 4人分
もち米 カップ1、砂糖大さじ2、ラード大さじ3
アズキあん200g、赤チェリー7コ、緑チェリー9コ
ナツメ4コ、ギンナン(缶詰)8コ、ラード適宜

出ましたおなじみのチェリー。
作り方は丼の内側にラードを塗り、その底にチェリー、ナツメ、
ギンナンを飾りとして貼り付ける。
さらに蒸し上げてラード大さじ2と砂糖を混ぜたもち米を半分詰め、
真ん中にラード大さじ1を混ぜたアズキあんを入れて残りのご飯で
ふたをする。で、15分蒸してからひっくり返し、温かいうちに
いただく。というもの。

これ実家にあったお菓子の本にも確か載ってた。
同じ時期に発行されたと思われるが、当時流行ってた?


188:ぱくぱく名無しさん :2007/03/05(月) 17:24:07 ID:blhVWnxg0 [sage]
この本には他に
リング型に詰めて真ん中にえび入りのホワイトソースを入れた
ピラフにしか見えない「リゾット」
鮭入りのピラフをパイ皮に包んだ「ライスパイ」
などが掲載されています。
和ものと中華ものは割と普通。海南チキンライスとか載ってる。

175:牛蒡の南京豆バタ焼

175:ぱくぱく名無しさん :2007/02/26(月) 10:06:42 ID:zpwQcnb90 [sage]
「婦人倶楽部」昭和8年9月号付録
「誰にも簡単に出来る家庭西洋料理全集」より。

〈牛蒡の南京豆バタ焼〉
材料(5人前)新牛蒡4本、南京豆(皮をとったもの)5勺、スープ大匙2杯
西洋芥子小匙1杯、牛乳小匙1杯、トマト中2個
レモン半個、塩、胡椒

拵え方:……延々と書いてあるが要するに「二寸位の長さに切り
更に三分位の厚さにしたゴボウ」をやわらかくゆでてその上に
すりつぶした南京豆を牛乳と味の素でのばしてソースにして
グラタン風に焼く。

「安価な材料と手軽な拵へ方がこの料理の特長です」と
ある割にとっても大変。でも美味しそう。。
肝心の「バタ」がどこにも出てこないのはご愛嬌。

この本は楽しいので少しずつレシピうぷしましょうか。
でも「勺」とか「匁」が単位なのでカンどころがつかみにくい。
広告が入っているためか、やたら「味の素少々」が出てきます。


187:ぱくぱく名無しさん :2007/03/05(月) 17:16:40 ID:blhVWnxg0 [sage] >>175
バタが出てこないのは
すりつぶした南京豆=南京豆バタ=ピーナツバターってことでは?
「南京豆」「バターじゃなくてバタ」なところが昔の香り。
暮しの手帖の料理本とか見てるといまだに「バタ」なのでなんか萌える。

>>169
うちにある本とたぶん同じだ、それ。

同じシリーズの「ご飯ものとめん料理」より
「もち米の蒸し菓子」
材料 4人分
もち米 カップ1、砂糖大さじ2、ラード大さじ3
アズキあん200g、赤チェリー7コ、緑チェリー9コ
ナツメ4コ、ギンナン(缶詰)8コ、ラード適宜

出ましたおなじみのチェリー。
作り方は丼の内側にラードを塗り、その底にチェリー、ナツメ、
ギンナンを飾りとして貼り付ける。
さらに蒸し上げてラード大さじ2と砂糖を混ぜたもち米を半分詰め、
真ん中にラード大さじ1を混ぜたアズキあんを入れて残りのご飯で
ふたをする。で、15分蒸してからひっくり返し、温かいうちに
いただく。というもの。

これ実家にあったお菓子の本にも確か載ってた。
同じ時期に発行されたと思われるが、当時流行ってた?

ハイカラおやつ

163:ぱくぱく名無しさん :2007/02/12(月) 07:36:39 ID:FyBKq3K80 [sage]
またーりした良スレだね。>>1さん乙です。
ウチにも古い料理本あるんだけど、当時の空気が伝わってきて
懐古趣味にはたまらないよ。
何気なく写ってる食器がアデリアだったりするし。レトロ食器満載。
レシピも「ハイカラ」って感じの、言っちゃ悪いけど
ちょっと野暮ったいようなメニューが多いんだけど、
昔ママンやおばあちゃんが作ってくれた料理って
こういうふうだったなーと懐かしくなるよ。


165:ぱくぱく名無しさん :2007/02/18(日) 12:23:29 ID:/b41HnuIO
そういえば、昭和四十年代の婦人雑誌の付録の料理の本に載ってた「マーブルプリン」のレシピ。

市販のプリンミックスを普通に作り、マーブルチョコレートをトッピングするだけと言う荒技…w


166:ぱくぱく名無しさん :2007/02/18(日) 19:21:14 ID:60uzEBCY0 [sage] >>165
SUGEEEE!!!そのレシピもっと詳しく知りたいw

そういや昔のお菓子のレシピって、市販品を多用してる気が…
特にドライチェリー(蛍光色に染まってるあれ)

クッキーの飾りにドライチェリー。
デコレーションケーキにドライチェリー。
パウンドケーキにドライチェリー。
蒸しパンにドライチェリー。
全部ドライチェリー味。

私は赤より緑の方が好き。味一緒なんだけど。


167:ぱくぱく名無しさん :2007/02/18(日) 20:00:44 ID:Sgzb4DrUO >>166
確かにドレンチェリーとかアンゼリカ多用w
最近あんまり見ないなー


168:ぱくぱく名無しさん :2007/02/18(日) 20:50:24 ID:ZY5haBg60
私、ドレンチェリー好き
昔のパンで
バタクリにドレンチェリーが
トッピングされたパンが好きだった。
スレ違いスマソ

ケーキドーナツのレシピなんだけど
バターと砂糖、玉子をすりまぜるのに
すり鉢使用。
最後には小麦粉まで投入
洗うのイヤダ


169:ぱくぱく名無しさん :2007/02/19(月) 17:16:02 ID:5hfgqbay0 [sage]
あ、そっか「ドレンチェリー」だった。ゴメン
ちなみに昔の料理本見たら「ドレンドチェリー」って
書いてあった。ド、ひとつ多い気が。

ついでに昭和50年の「チェリーケーキ」のレシピでは、
洋酒に浸したドレンチェリー70gを生地に混ぜ込み
型に流し込んで焼く、とありました。
チェリーケーキ?
あと焼き型の記述がフシギ。

「18cm変形蛇の目型の焼き形」で、

今で言うシフォンケーキの型を指すらしい。
暗号?


170:ぱくぱく名無しさん :2007/02/21(水) 02:54:19 ID:DsFuF8i00 >>169
たぶん、エンゼル型では?
シフォンケーキって昭和50年の日本ではあまり知られてない気がする


173:ぱくぱく名無しさん :2007/02/25(日) 22:28:06 ID:p20F6abNO >>168今でも山崎パンのスペシャルサンドとかいう70円位のパンだと、生クリームとドレンチェリーのようなのが入ってますね。結構好きです。

150:軍隊式・ライスカレー

150:軍隊調理法以外の陸軍のカレーA :2006/01/23(月) 21:32:12 ID:bZ/0AwyZ0
《大正十三年》  
ライスカレー     二〇三カロリー   

材 料
  牛肉 一〇匁  玉葱 一〇匁  人参 五匁  
  馬鈴薯 五匁  カレー粉 一分
  小麦粉 三匁  食塩 一匁   ラード二匁  胡椒一分
準備
    イ、牛肉は極く細く刻み置く。
    ロ、人参、馬鈴薯は二、三分角位の賽の目に刻み、玉葱は千切となし置く。
調理
    イ、鍋にラードを煮立て之にカレー粉を加てよく炒り、
      小麦粉を入れ攪拌し油粉捏を作り次の煮汁にて溶き延ばし置く。
    ロ、鍋に一人当一合二勺の水入れ、牛肉を投じて煮立て、次に人参を入れ、
      煮へたるときその煮汁の一部は前の油粉捏の溶き延しに用ひ、
      然る後馬鈴薯を入れ、やゝ軟くなりたるとき、玉葱を投じ、
      之に前の溶き延し置きたる油粉捏を流し込み攪拌して食塩、
      胡椒にて調味したるものを飯にかく。
備考
    イ、飯は強目に炊くべし。又米麦飯可なり。
    ロ、青味を付ける為に少量の青豌豆を用ふるも可なり。

149:軍隊式・麦飯カレー

149:軍隊調理法以外の陸軍のカレー@ :2006/01/23(月) 21:22:26 ID:bZ/0AwyZ0

 《熱地兵食として》
「麦飯カレー」
材料 獣肉10匁、玉葱3匁、小麦粉3匁、馬鈴薯15匁、人参5匁、
   ラード2匁、カレー粉0.2匁、食塩1匁

準備  1.獣肉は細切にし置く。
    2.人参馬鈴薯は5分角位の賽の目に切り、玉葱は千切りとし置く。
    3.米、麦飯は稍々強目に炊き置く。

調理法 1.鍋にラードを煮立て之に小麦粉を加へ、良く混合しつつ炒りて油粉捏を作り次の煮汁にて延し、
      カレー粉を加へ置く。
    2.鍋に一人当たり約1合2勺の水を入れ、獣肉を入れて煮立て次に人参を加えて煮熟したるとき
      其の煮汁の一部は前記油粉捏を溶き延しに用い、しかる後馬鈴薯を入れ軟かくなりたるとき
      玉葱を投じ之に油粉捏を流し込み、良く混合して後食塩にて調味したるものを飯と共に分配し
      喫食の際飯に掛けて用う。

松茸の価値観

55:8 :03/06/27 23:36
すごい、と思ったのは「ハンバーグもどき」の材料に
松茸をみじん切り・・・・とあった事。
蓮根・松茸・枝豆を使うそうです。


147:ぱくぱく名無しさん :2005/10/14(金) 18:01:18 ID:DCshNjPG0 [sage]
かなり遅レスになりますが・・・
上のほうに出ていた松茸の話。(ハンバーグに松茸のみじん切りを〜)
現在80歳、大阪出身の祖母の話だと70年位前までは松茸はかなり安いきのこだったとか。
しいたけよりもひんぱんに食べてすき焼きにも山ほど入れていたと言っておりました。
今考えるとうらやましいようなもったいないような・・・


148:ぱくぱく名無しさん :2005/10/15(土) 17:01:50 ID:8Rb8Rgof0 [sage] >>147
俺も聞いたことがある。
肉が高価なので、間を埋めるために入れてるだけで、余り喜ばれなかったとか。


171:ぱくぱく名無しさん :2007/02/21(水) 17:16:57 ID:K6KXPLoq0 [sage]
まだあったのかこのスレ!
参勤交代で江戸に住む備前出身の武士が
江戸では目の玉が飛び出すほど松茸が高い
とても自分のお手当では食べられないと嘆く日記を読んだことがある
少なくとも全国どこででも気軽に食べられるものではなかったようだ

著者について

注:昔レシピの著者名が出たレスをまとめてみました。


13:ぱくぱく名無しさん :03/06/23 22:44 [sage]
そういえば魚柄仁之助が
大正時代の野菜料理の本を復刻したレシピ本出してた。
買ったんだけど、ちょっと読んでどっかにしまいこんでしまった・・・

豆腐百珍なんかも古いけど役に立つレシピあるよね。


38:ぱくぱく名無しさん :03/06/26 21:30
1さん、本の題名と著者教えてください。


39:作ってくれる人募集 :03/06/26 21:49 >>38
小林 完著
宮内省大膳寮厨司長
秋山 徳蔵 校閲

手軽で美味しい季節和洋支料理三百種

料理レシピのほかに調味料の解説、西洋風の食事に招待されたときの心構えとか
なかなか興味深いです。


40:ぱくぱく名無しさん :03/06/26 23:12 [sage]
おお!
秋山さんかあ。そりゃすごいはず。
うーんその本オクに出したらさぞかし(ry


42:ぱくぱく名無しさん :03/06/27 04:13 >>39-40
>秋山 徳蔵
昔テレビでドラマをやってた、「天皇の料理番」の人?


121:ぱくぱく名無しさん :04/09/06 13:43 [sage]
古本屋で大正八年の料理本(昭和40年代に復刊されたもの)見つけた。
服部茂一(?)さんという人の監修。
家庭料理というよりおもてなし料理っぽかったから買わなかったけど、
気になるなぁ。
巻末にメートルと尺貫の換算表が載ってた。


122:ぱくぱく名無しさん :04/09/06 14:24 [sage] >>121
服部幸応のじい様だろう。服部料理学園長。
服部家は代々供応厨膳の家だという。


123:ぱくぱく名無しさん :04/09/16 13:14:16 [sage]
テレビで料理研究家の城戸崎愛さんが昭和四年のレシピを紹介してたけどこのスレでは新しい部類か


158:ぱくぱく名無しさん :2006/11/14(火) 19:37:55 ID:ZGP+zmNNO [age]
市川ジュン
懐古的洋食事情

138:軍隊式・牛肉の佃煮

138:01/17 13:56
栃木県護国神社展示資料室 平成十六年三月二十二
再現・大正・昭和の味 ―陸軍『軍隊調理法』から―

その六十九 牛肉佃煮

                    熱 量 三百十七カロリー
                    蛋白質 二十三・五〇グラム
                          
材料(一人分)

 牛肉、百グラム
 牛蒡、百グラム
 唐辛子、一グラム
 砂糖、十五グラム
醤油、三十五ミリリットル
 食塩、少量

準備

 牛肉は薄き細切りとなし、牛蒡はささがき、または乱切りとなし、水に浸し、
灰汁を抜いておく。

調理

鍋に牛肉を入れて空炒りし、さらに牛蒡を入れて、焦げつかぬ程度に水を差
し、牛蒡の煮えたるとき砂糖、醤油、食塩および唐辛子粉を入れて調味し、と
きどき鍋の底より攪き廻して煮詰めてこれを冷却す。




イ、材料としてはこのほかに干貝、鰹、鯖等の魚貝類、その他季節により、筍、
蕗、昆布の類もよし。
ロ、牛肉の代りに鯨肉等の缶詰肉を用うるも可なり。
ハ、醤油「エキス」(軍用の濃縮醤油)を用うるもよし。

これも米2合分の一人前なので三食ぶんでした。材料の品目の少ない割に
美味しかったです。ここのHPは調理手順が写真付であるのでためしてみるのに
都合がいいです。

108:軍隊式・薩摩汁、豚汁

108:明治43年、軍隊料理法より :03/11/27 00:40
「薩摩汁」
豚肉ハ普通ニ細ニ、鶏肉ハ骨共ニ切ル可シ人参、大根、油揚ハ短冊形ニ牛蒡ハ
笹ガキトナシ是等ヲ普通ノ味噌汁中ニ入レ充分煮沸シタル後采ノ目切リ甘藷及ビ
五分切リノ葱ヲ入レテ仕立ツルナリ。

「豚汁」
先ツ豚肉ト人参及ビ里芋トヲ茹デコノ汁ニテ普通味噌汁ヲ製シコノ中ニ是等ノ
材料並ビニ葱ヲ入レ煮沸スルナリ野菜多キトキハ味一層美ナリ。

アコの漢飯

144:ぱくぱく名無しさん :2005/09/27(火) 18:40:46 ID:KSWuJ1Q1O [sage]
少しスレチですが、実家で「きょうの料理」の昭和40年代のを発見したのを
思い出しました。
若かりし頃の和田アキ子が得意料理を披露しており、
炊きたての白飯を丼によそい、納豆と茹でたニラを乗せ
卵黄を真ん中に乗せて、味噌汁をぶっかけて食べる、というもので
「アコ飯(めし)」と命名されてました。

  漢だと思いました。


145:ぱくぱく名無しさん :2005/09/27(火) 19:58:56 ID:zfo+kjj10 [sage]>>144
それを放送したNHKもかなりのもんだね。
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