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ベン・メリア

私が最も気に入ったのはここ。







12世紀初頭のアンコールワットと同じ時代に、アンコールワットを作る前に建てられたジャングルに囲まれた崩れた寺院。

ベンメリアとは花束の池、という意味。
当時は蓮の花などが咲き乱れる美しい寺院だったのでしょう。


もとは完成されたもので、逆にアンコールワットは未完成なんだとか。
原因は、戦争だったのか、王の死だったのか分からない。

東西南北1km弱の寺院です。


ガジュマルが壊れた遺跡を覆っています。

フランスの植民地時代に発見されるまでの数百年、ひっそり森の中に眠っていたのでしょう。

かのラピュタのモデルになったのではないかと言われているそう。

他の寺院のように修復は敢えてせず、ありのままの姿が見られます。

散策道はあるけれど、石の上でもどこでも登って良い。
少年のような気分で楽しめるところです。



1000年以上前にここには現人神(あらひとかみ)が住んでいたのだそう。

本当に神様が住んでいたのだと感じるような、恐ろしく神聖な雰囲気でした。

緑が濃く、切り出した石は崩れ、苔生し
尚存在を主張し続けている。





ガジュマルはとても綺麗だけれど、ウドの大木ってやつで、要するになんにも使えないので現地の人から嫌がられている木です。

逆に椰子の木は、実は食べることが出来、もしくは発酵させてお酒にし、実の周りはお皿や桶やアクセサリーになり、家を建てるときに葉は屋根と壁に、幹は柱に出来、根っこは漢方薬として使える大切な木なんだそうです。

ガジュマルは生命力が強く、巨大化して重い石をも壊すから、遺跡はこのような姿になってしまったのだそうです。





なんて、なんて神秘的なのでしょう。

私が写っていなければ余計に!!

ガイドのウォンさん(28歳独身)がね!

私のカメラで沢山撮ってくれたからね。

2日間で700枚くらい!笑

ウォンさんについては面白いのでまた後ほど。



話題:木樹の写真

アンコールワットの夜明け

あれこれ書こうと思ったけど、書きたいことが多すぎてまとまらないので、主要どころから!

カンボジアは5月から雨季。

この日も雲がかかっていて、今にも雨が降ってきそうでした。

でもほら!



それっぽく撮れた*\(^o^)/*

たまたま観光客も少なく、綺麗に見られた。

朝5時にホテルを出たかいがあったー

11月と3月は真ん中の塔から日が昇るのだそう。
これから雨季になると、前の池の水かさが増えて、もっと綺麗なんだとか。
まだ水が少ないせいで魚が跳ねていて、水面が揺らいでしまっています。

けれどもとても神秘的で、不思議な美しさがありました。

写真でみるのと現物は全然違う。

是非、その目で見てほしいです。

乗り換えに四苦八苦

忘れないうちに旅の思い出を。




出発の日。


朝から飛行機に乗り、約5時間かけて、まずはハノイへ。
ベトナム航空の添乗員さんは赤いアオザイに白いパンツスタイルで、動くと脇腹の肌がチラッと見える。
昔、バイトで着ていたのを懐かしく思い出した。
機内ではヒマだったので本でも読もうかと思っていたのだけれど、照明は消えているし、乱気流からなかなか抜けず酔いそうな気がしたため映画を見ることに。
今話題のアナと雪の女王を。
あの主題歌が耳に残る。

見終わってもまだ2時間以上あって、ここからが長く感じた。

ハノイのノイバイ空港はカラフルでした。
日本語はもちろん、私のカタコト英語が微妙に通じなくてビビった。
日本人はチラホラ。
しかし、ここで搭乗手続き開始時間を過ぎているにも関わらずアナウンスがない。
英語だから聞き逃したかとそわそわしながら待つこと15分、やっと案内があり乗れました。
ここからは1時間半ちょっとでシェムリアップ空港に到着。
機内で出入国管理書類やらなんやらを記入していたらあっという間でした。



外に出たら湿気を含んだ生暖かい空気に包まれた。
風があったのでそこまで暑いとは感じなかったけれど、肌にまとわりつく水分が多いように感じた。

心配だったビザの発行はゆるゆるであっという間に終わり、現地の日本人スタッフさんと合流。
二十代前半と思われる小柄で可愛らしい女の子だ。
カンボジアに来てまだ3ヶ月だという。
英語が話せればなんとかなるらしい。

ホテルへ向かう途中小雨が降った。
道路は半分水に漬かっておりあちこちで激しい水飛沫があがっている。
雨季であるこの時期は毎日のように雨が降るらしい。
街並みは綺麗で所々にフランスの面影がある。
真っ白な漆喰の壁にオレンジ色の屋根が映え、緑が濃く見えた。

車よりバイクが多い。
交通ルールはあってないようなもので、3人乗りのバイクなどが車線変更を繰り返している。
カンボジアはお正月が終わったばかり。
そこかしこにお祭りの余韻が見てとれた。
それは例えばアンコールワットの形の電飾だったり、色彩豊かな横断幕だったり。

ホテルは街中から少し外れた静かな場所にあった。
日本人スタッフがいることから、日本人宿泊客が多いらしい。

蚊除けの天蓋に心躍った。

象さんのベッドカバーにも!







話題:海外旅行
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