今回は朗報。
妹がリスカとODを脱出したらしい。
とりつかれたように
カッターや体を血まみれにしては
やめられないと苦しみ続けた妹。
本当にすごい!!
彼氏が頑張ってくれて、真剣に向き合ってくれたおかげだ、一人じゃできなかったって言ってたけど。
浅く切っては遊んでるようなあたしでも、なかなか我慢できないのに。
本当にどれだけ頑張ったんだろうって思う。
想像もつかない程真剣に闘ったんだろうなと、…無謀に想像することすら失礼なくらい。
まぁ、1度リストカッターになった人が「完全にやめられた」って言えるのは死ぬ直前。90歳まで我慢しても、91歳でやったら再発。70年のブランクあっても、再発。
だから難しいし、いつまたやってしまうか考えるだけでも怖いんだけど。
でも したいって思わなくなったり、我慢できることが努力の結果だし、進歩。
本当にすごいとしか言えない。
「もう死にたいとも思わなくなった。彼氏と一緒に生きていきたい」
て、清々しいくらいに言ってのける彼女の変貌ぶりに、彼氏にも感謝です。
「親も親なりに自分たちのことについて真剣に考え、向き合ってくれた。やっていることはズレていてもそれだけでも、苦労に苦労を重ね、逃げずに向き合ってくれることに感謝している」
って。
考えが大人すぎるー!!
わかっててもあたしは受け入れられない。
父親の不器用さも、母親も選んだ言葉が綺麗事すぎすだけで、決して逃げてはいない。どうにかしてわかろうと、どうにかして生きやすくしてやりたいんだ。
そういう思いも知ってる。
そこに愛情があることもわかった。
でも、それを「だからありがとう」って言える程、あたしはまだ大人じゃない。
自分でいっぱいいっぱいのクソガキなんだ。
今更たけど、親の態度も変わってきたし、考え方も柔軟になった。
父親はまだ、わかる。不器用すぎて日本語になってないけど、何をいいたいのかはわかるし、どう思ってんのかも感じとれる。
母親だって たんに綺麗事をならべる癖のある、たぶんそうやって一生懸命生きてきた結果、こうなっただけって、
わかるんだけど。
わかるんだ。
知ってるんだ。
でも、悔し涙がでるくらいに受け入れられないことが悔しい。
それはあたしが結局自立のできていない、
きゃんきゃん騒いでるガキに過ぎないという証。
いくら口では偉そうなこと言っても、できてないし、ただの馬鹿なガキなんだよ。
怨みに怨み、信用もせず、本当に再生できるのかってくらい崩壊した親子関係の中、あいつは あたしが逃げ出した1年後には
「感謝している」てそう言った。
妹はこの数年、大人になることをどれだけ頑張ったんだろう。
まだまだ17歳。
親に反抗しては甘やかされるような年齢なのに、人間関係も苦手なのに、あいつはいったいどれだけの努力をしたんだろう。
「仕事も頑張ってる。大人になるのも無理してる。でもそれは、お金が欲しいからでも地位が欲しいからでもない。ただ、「おつかれ頑張ったんだね、よくやったよ」たったそれだけの言葉が欲しいだけなのに!!あたしを肯定して欲しいだけなのに!!」
少なからずその気持ちはわかった。
すごく痛くて涙がでた。
あたしだって認めて欲しい。わかってほしい。見て欲しい!!!!
まだまだ甘えて努力がたりないってわかってる。
それでも努力してるんだよ!!
妹はそれを知っているから欲しい言葉をくれる。
「他の人は自分も何倍も頑張ってるように見えるもんだよ。そういう、あんただってあんたなりに頑張ってんだから、自分褒めてあげるんだよ」
優しすぎんだよ!!!
あたしはまだまだガキだけど、
たまには妹の愚痴でも聞いて楽になってもらいたいって思う。
それくらいしかできない自分が歯痒いし、
甘えてることも許せない。
「あたしだっていっぱい甘えてる。彼氏にだって、親にだって。だから甘えていいんだよ。」
甘える事も勇気。
頼る事め勇気。
だけど必要なんだよ。
彼女から学ぶことは多い。
どれだけの経験をし、苦労をしたんだろう。
だからこそ、親を受け入れられたんだろうけど。
あたしもマイペースにそのレベルくらいにはいこう。
とりあえず受け入れられるように。
きっと親も楽になるから。