出来なかった。酒と薬、あの頃と同じ方法、浮上してしまった意識、動かなかった身体、ある意味生きながらに死んでいるようで、あの頃を思い出した。
11月の寒さと、今と違う好きな人と、今より少ない口数と、今も続いてる友人関係と。
ブログでたくさんのものを得た。たくさん汚いものを吐き出した。たくさん失った。でもこれがあたしなんだ。そう思っていたけど、本当のあたしなんていなかった。
本当のあたしなんか居ないけど、どうにか生きてる。

27時間ぶりに目覚めて吸った煙草がめちゃめちゃ美味しくて、生きてる気がした。
友人が電話の奥で少し涙ぐんで「死なんといて」と言っていた。
惨めだけどもう少し生きようと思った。