血晶花の散花

誰かが欲しがってるものを自分も欲しがって、手に入れたくて、あがくマイラ。
昔はパパが与えてくれてたかもしれない。
でもマイラ、君のパパはもういないだろう。

君が中村さんを求めるのは手っ取り早く心の隙間を埋めたいがため。そして、あの二人がこぞって媚を売っていたから。

君は次、バレンタインに会う予定を作ろうとしているけど、マイラ、後々つらくなるのは君だろう。
僕らはすべてを手放して、また0から人間関係を築こうとする悪い癖がある。
ねぇ、マイラ、君がもっともっと踏み込めば、手放すときに面倒になるんだよ。
ねぇマイラ、僕らは最後いろんなものを手放さなきゃいけないのに、それでもまだ人と関わりたいのかい。
マイラ、利益を考えて。
マイラ、彼女の目を見て。
彼女の声に聞きしたがって。
マイラ、僕は長くは表にいられない。
マイラ、嘘をつくのは良くない。

君には男なんてなくても生きていけるだろうに。
そしてそれを一番わかっているのは自分自身なのに、精神の不安定さが君の判断を鈍らせてるだけだよ。
マイラ、今僕らの頭の中には彼女の警鐘が鳴り響いてるんだよ。

マイラ、冬が終わってあたたかくなったら、僕らは次のシナリオを始めなきゃ。
ねぇマイラ、君は、僕らは、ただただまっすぐだ。
まっすぐで、嘘が苦手で、ただの真面目で、人をだませなくて、自分を二の次にして他人に尽くそうとするおバカさんだ。

マイラ、僕はね、そんな僕たちだから、不器用な僕たちだから、君が器用にできる自信があるのなら、そしてそれを僕も認知しているなら、好きにして、と言えたけど、君は言うてそこまで器用じゃないし、とてもとても不器用だ。

マイラ。
そこに救いは無いし、中村さんに愛を求めちゃいけない。
相手は人間で、君の求めるすべてを持っているわけではない。
彼は人間で、僕たちよりももっともっと単純で複雑な感情の持ち主なんだよ。

マイラ、君や僕が傷つくのはいたってかまわないんだ。
だけどねマイラ、僕たちの本元が傷つくようなことはあってはならないんだ。

マイラ、目を背けたら君の大嫌いな、君が心底否定して否定し続けている「アイリア」と変わらなくなってしまうよ。

マイラ、僕たちは３度も同じことをするの？
マイラ、僕や我々は嫌だよ。


可哀そうなマイラ、大丈夫、僕が手を引くから。

壊れた頭を治したい。
自分の意志とは切り離された声が聞こえることが嫌だとかじゃない。
別に彼女の導く声ならいくらでもありなんだ。
ただ、そうじゃなくて、今までずっと、できない自分を嫌っていたから。
少しだけでもいいから「普通の子」になりたいんだ。
普通の子のような脳みその働きを一度でもいいから体験してみたい。

偏った脳みそじゃなくて、ちゃんと脳みそ全部を使ってみたい。

それでほんの少しでも普通の子のようになって、少しだけでもいい。ほんのちょっとでもいいから生き難い世界からちょっとでも足を出したい。

そうしたらきっと今よりモノの見方が変わるかもしれない。
きっと今よりよりよい選択ができて、きっと幸せがつかめるかもしれない。

抑えつけられた自分を解放したら、もっともっと外に出れるかもしれない。

今はもう、「ママが」なんて考える必要もない。
愛してくれない人の愛を求めるなんてそんな時間の無駄。
それに、疲れた。

アイ、導いて。
僕たちの手を引いて、うつむいた僕の顔をその手で包み込んで。

マイラが心の隙間を中村さんで埋めようとこれ以上ずぶずぶにならないように。

僕たちで最後。

どうしたらいい。
あの人は人並みの幸せを望み、人並みの願望をいだき、結婚を考え、自分の種を残そうと夢を見る。

恋愛しないことが寂しい？
結婚しないのは責任を負いたくないから？

変な考え。
みんな同じ考え。

自由であり続けるにも責任は生じるのに。
残念な頭は考えようとしない。
俗世にまみれて思考が腐って、世間の望む型通りの普通になって、広い視野で考えることを抑圧され、思考を停止した可哀想な人間たち。

残酷であらねばならない。
わたしがわたしで有り続ける為には。
持ち上げて突き落とさなければならない。

遠くへ、遠くへ、わたしのことを誰も知らない場所へ。

後悔しない選択を。

今朝の夢。
ハンドルを握るのは中村さん。
走る速度は30km
安全な法定速度。
私は助手席。

外環を走ってた。

自ら枷につながれる道を選ぶか？
よく考えて、切るか切らないか、考えろよ。

すべては私が悲しまない世界のために。

11月から本格的に働き始めて、２か月頑張った。
まぁ、いつまでに辞める、とかはまだ決めてないんだけど、ある程度お金たまったら２５歳よりも先の未来のために自己投資したいね。
気が向いたら。

今日はやっとのおもいで初詣なる、ただお狐様に顔見せと新年のあいさつしてきた。
本当はキツネのストラップ欲しかったけど、なかったみたいで普通にお守り買ったわ。
まぁ、いっか。要はお狐様に中村さん見てほしいだけだったし。
私の中の私たちが私以外全員中村無いわ。っていうからね。まぁ、実際あれは無いし、発展もないんだろうけど。
ここからは寝てるときの夢の話ね。
昔の話だけど遠藤があの女と付き合ってるとき、夢に遠藤が出てくると確実にあの女もセットで出てきてたんだよ。
まぁ付き合ってるから魂が近くなるのは必然だよね。
でも人の夢の中まで出てくるって顔が厚すぎるというかなんというか。お前は呼んでないし人の夢に出てくるんじゃない。
それが今回の中村さんも同じなんだけど、遠藤ほど夢に出てくる頻度はかなり低いかな。
遠藤は１週間あれば３日は夢に出てくるペースだったし。好きとか求めてた時はそうでもなかったんだけど、どうでもよくなって惰性で遊んでた時が一番出てきたな。
夢って魂の交流場らしくてね。
これで最後、自分で縁切ったときは物言いたげに私を見て、そして消えたよ。
それ以来夢には出てくることは今日までない。
本当に、なんか、すごいよね。夢ってさ。
ああそれで中村さんなんだけど、あの人もごくごくまれに夢に出る。
一番最初、まだ働いてた時に出てきたときは隣にtkhsが立ってたね。
何度か中村さんの夢見てるけど、その都度その都度隣にはtkhsがいたけど、最近見た夢では隣に立たずただこっちを恨めしそうにぎりっとした目で見てきてたな。
まぁ、だから何だって話で、あくまで夢の話だからね。
初詣誘った後かな？その夢は。
まぁ、中村の魂というか心がtkhsから離れてくれればそれでいいんだよ。
こっちを見て、じゃなくて、もっと客観的になってねって意味でね。

あと今日移動中にめっちゃ腹下した。
めっちゃうんこ出た。２０１７年分が出たんだろうな！

中村さんダメそうだし、次どうしよっかなぁ。
どこで探すかなぁ。
客は嫌だし。

２０１８年始まりましたね。
まぁ、まず減量しましょうか。