11月だってさ。早いね。先月は地元にちょこちょこ帰っていました。月の半分くらいはあっちにいたのかも。稲刈りしたり、牛のせりにも初めて行ってみたり、そのほかは大体ひいばあちゃんのお見舞い行ってたりおばちゃんたちとお喋りしたり。特に何かしてたわけじゃないけど毎日とても楽しかったな。

中学校の学校祭にも行った。村内に中学が2つあって同じ日に開催されていたんだけど、母校じゃないほうに冨澤タクさんが来てライブするって聞いたから先にそっちに行ってたら、母校の学校祭が終わっちゃってて間に合わず。残念だったな。
子どもの数も年々減ってきているみたいで、再来年には2校が統合されて新しい中学校ができるんだって。つまり、来年には母校が廃校になってしまうんだよね。小学校は自分が卒業するときにはもう建て替えられていたから、いま残っている校舎には思い出とか懐かしさもなくって。仕方がないことなんだけど中学までもが廃校になんかになっちゃったら、なんだかとっても寂しいなあ。取り壊されちゃうのかなあ。正直中学にはそんなにいい思い出もないけど、来年の最後の学校祭には行けるといいなあ。

まあ、地元にいる間いろいろ感じたりもしたわけなんですが。生まれ育った土地ってやはり特別だよね。昔は、田舎ならではの距離感ってすごく嫌いだった。けど、好きとか嫌いとかそういう問題じゃないんだよねきっとね。楽しくてしょうがなかったような記憶もあり、辛すぎて思い出せなくなっている記憶なんかもあり、いろいろですね。多感な年頃をあそこで過ごしていたからこそ、いまのわたしがあるんだろうな。


そういやこの間、電話帳のデータが消えてしまったんだ。かろうじて残っているのは主にPCで事務的な連絡とっていた人と家族だけだから20件もないかも。このタイミングでLINEとかfacebook、twitterなんかのSNS系をきっぱりすっぱりやめたら本当に自分からは誰とも連絡取れなくなっちゃうんだろうなぁ。一瞬全部そういうの全部絶ってアドレスも携帯番号も変えちゃおうかなとか考えたりする。別に本当にするわけじゃないんだけどね。SNSをやめたからって何かを本当にリセットできたりすることなんてないし、それで本当に切れてしまう関係があるとするなら何だそれって感じだ。一概には言えないのだけれど。
デジタルなものでつながることができるってのは便利だし、発想としてもすばらしいとも思ったけど、時にそういうつながりがあるから孤独感を味わったり、なんとなく虚しさを感じたりもするんだよね。なんでだろうね。みんなはそんなことないのかな。何が言いたいかというと、なんかね、そういうのを媒介したつながりがなくて、気軽に連絡を取る手段がなくても、どうにかして連絡取りたいって思える人がいるなら、それはとてもしあわせなことだよねって思ったって話でした。