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北海道函館市で「いかパン」に遭遇!


北海道・函館名物と言えば「イカ」ですね

観光客は函館朝市や居酒屋で活イカに舌鼓を打ち、地元住民は朝とれたばかりの透き通ったイカを鮮魚店やスーパーで買い求めるのが日常です

そんな「イカの街」の住民でもびっくりするような組み合わせの食べ物がこのほど登場しました

イカが入ったパンです

切ると中から姿を見せたのは、紛うことなきイカでした!

「函館うまいものフェア」と銘打ってイカを使用したパンの販売を始めたのは、函館駅からほど近い場所にある百貨店「棒二森屋」地階にあるベーカリー「ドンク函館棒二店」

期間限定で計6種類ものイカにまつわるパンを販売しています

イカとパンの組み合わせはちょっと珍しい?いや、相当珍しい

一見して特徴があるのは、「いかとががごめ昆布のエピ(238円)」

表面に見られる無数の繊維状のものは、健康にいい成分を多く含むことで知られる函館特産の「がごめ昆布」

北海道産の焼きイカとともに生地に練り込んでいます
一口かじるだけで、ほんのり香る昆布の風味と自己主張の激しい焼きイカの食感が広がりますが、マヨネーズとチーズがそれらをまろやかにマッチさせてくれます

でも、従来のパンとは何かが違う…

これはコーヒーと一緒に楽しむお味ではない

かめばかむほど味が出る…

そう、お酒のおつまみです

しかも、どちらかといえば日本酒が欲しくなるお味です

表面をゴーダチーズでカリッと焼き上げた「カリッと塩からチーズフランス(260円)」もユニークな一品

見た目はありがちな惣菜パンなのですが、一口かむと中から塩辛味のチーズフィリングがとろりとあふれ出し、ところどころにジャガイモの食感も

なるほど、北海道の食卓や居酒屋でよく見られる、ふかしたジャガイモにバターと塩辛をのせる食べ方を再現しているのです

残りの4品、「塩辛バターフランス」・「北海道いか・チーズモチ」・「いかのガレット」・「イカール星人パン」も味わってみましたが、どれも日本酒やワインと楽しみたくなるお味です


「いかパン」各種の開発を手がけた店長の佐々木智さんは、昨年9月に同店に転勤してきたばかり

せっかく函館に来たからには函館と近隣地域の食材を使用した商品を開発したいと考え、10月にはハロウィンにちなんで品質の高さで知られる森町産の有機カボチャを使用したパンのフェアを開催

次は何にしようかと考えていた時に、ふと函館特産のイカが頭に浮かびました

「明太子のパンがあるなら、イカのパンもきっとうまくいくだろう」

そう考えて何度か試作を行い、今回のフェアにこぎつけたのでした


イカに慣れ親しんだ地元住民にとっては、「イカはご飯と一緒に食べるもの」との固定概念が強いのです

事実、イカを使用した様々な商品が町にあふれ、特色あふれる小規模なパン屋さんが非常に多い函館でも、イカとパンの組み合わせはこれまでほとんど例がありません

「いかパン」各種は、函館出身でない佐々木さんだからこその柔軟な発想が生み出したとも言えそうですね

「いかパン」各種は地元の常連客よりも観光客に人気で、試食を出すと興味深そうにお客が集まるそうです

「今後はイカの第2弾も作ってみたいですし、タマフクラ(函館と近郊だけで栽培される大豆の品種)や七飯町産のリンゴを使った商品もいずれは作ってみたいと考えています」と意欲的に語ります


朝食のおいしいホテルで話題の函館のホテルは凄かった


今、函館のホテルの朝食がアツい事をご存じですか?

旅のクチコミサイト「トリップアドバイザー」が4月に発表した「朝食のおいしいホテルランキング2015」のベスト10に、函館からなんと2つものホテルがランクインしています

3年連続2位の「ラビスタ函館ベイ」(函館市電魚市場通電停から徒歩5分)と、前回ベストテン初登場し、今回も5位をキープした「函館国際ホテル」(JR函館駅から徒歩7分)です

そこで全国の旅人を魅了する秘密を探るべく、両ホテルに足を運んでみました


ホテルの朝食といえば、洗練された明るくて広いレストランでのビュッフェのイメージが広まっていますが、函館国際ホテルはまさにそのイメージ通りの朝食会場

おしゃれな洋風の会場にたくさんのお料理が所狭しと並んでいます

「函館国際ホテル」の朝食会場では、シェフが目の前で調理してくれます

名物は目の前でシェフが焼き上げてくれる「シェフズステーキ丼」です

ジュージューという音をたてて焼かれた「オーストラリア産ビーフ」・「知床チキン」・「北海道産フルーツポーク」の3種類からお肉を選び、熱々ご飯にのせていただきます♪

ソースは、スタミナがつきそうなオリジナルジンジャーソースとあっさりポン酢ソースの2種類がそろいます

「お客さまのお好みでお肉をお選びいただけます
もちろん、全部乗せもできますよ! 」と総務部長の佐藤則幸さん

かめばかむほどにあふれ出すお肉の旨みがたまらない!

「シェフズステーキ丼」は3種のお肉と2種のソースをご用意

一方、ラビスタ函館ベイの朝食会場は、一見すると居酒屋のような番屋風の造り、入るとすぐ目の前で、おばちゃんが山盛りの食材を網であぶり焼きにしています

北海道で一般的な根曲がり竹のタケノコやホクホクのジャガイモ、とれたてのアスパラなど、見るからにおいしそうですが、何故シェフではなくおばちゃんが焼いているのかなぁ

その疑問に対して企画営業担当の小山裕代さんは、「当ホテルの運営会社である共立メンテナンスはもともと寮の運営にルーツを持つため、1日の始まりに朝ごはんをしっかり食べてもらって仕事や学校に送り出す"寮母さん"をイメージしています」と回答がありました

確かに、ビシッと決まったシェフもいいのですが、寮母さんのようなおばちゃんがいてくれると、なんだか気持ち的にもリラックスできそうですね

両ホテルともに宿泊客の人気が高いのは、好きな食材をのせて作るオリジナル海鮮丼

函館名物の新鮮なイカ刺しや山盛りのイクラなど、新鮮な海の幸が並びます

函館国際ホテルでは宿泊客の要望に応え、普通のご飯のほかに酢飯をご用意

生ものには酢飯という地域の人にはうれしいサービスですね

函館国際ホテルで自分好みの海鮮丼を!
酢飯もチョイスできるのがうれしい

対するラビスタ函館ベイは大小2種類の丼を用意し、女性や子供への気遣いも忘れない…

イクラについても、「イクラを食べるためにこのホテルに泊まりに来た」と話す宿泊客がいるほど期待値が高いため、皮が柔らかい若いイクラを厳選して使用しているそうです

両ホテルに並ぶ多種多彩なお料理とそれに付されたPOPを一つひとつ見ていくと、函館近郊や北海道産の食材を使用したものが非常に多いことに気付かされます

味のおいしさはもちろんのことですが、「北海道に来たからには北海道のものが食べたい」という宿泊客の自然な願望をかなえてくれるところに、評価の高さの一端がありそうです

地場の食材を使った数々のお料理の中から、あえて各ホテルひとつずつ特筆すべきメニューを選ぶとすれば、函館国際ホテルの「自家製朝造り豆腐」とラビスタ函館ベイの「函館牛乳プリン」を挙げたいです

「自家製朝造り豆腐」は、その名の通りホテル内で毎朝手作りしている風味豊かなお豆腐

これに合うのが、やさしい酸味と不思議な甘さをあわせ持つ中華風ソースに函館特産のガゴメ昆布を混ぜ込んだ専用のタレ

濃厚でしっかりとした食感の朝造り豆腐にさっぱりとしたタレとガゴメ昆布特有のネバネバがしっかりマッチして、ここでしか食べられない味となっていますよ

「函館牛乳プリン」は、地元産「函館牛乳」由来の濃厚な味わいのプリンに、ほどよい甘味とほろ苦さが絶妙なカラメルソースがかかった瓶入りプリン

そのおいしさは、食後のデザートだと思って軽く見ていたらびっくりすること間違いなし!

両ホテルの朝食は別途価格を設定せず、宿泊プランで「朝食付き」を選ぶというもの

ラビスタ函館ベイでは朝食は宿泊者のみですが、函館国際ホテルでは宿泊者以外でも2,000円(小学生1,000円)で、朝食を食べることができます

両ホテルのこうした取り組みは、函館のホテル業界全体に波及効果をもたらしているようです


朝食のおいしいホテルランキング トップ20に5つ新顔


トリップアドバイザーは、トリップアドバイザー上に投稿された旅行者からの口コミ評価をもとに、「旅好きが選ぶ! 朝食のおいしいホテルランキング 2017」を発表



今年のベスト3は昨年と変わらず、5年連続1位に輝いた「ホテルピエナ神戸」、北海道函館市の海鮮丼が有名な「ラビスタ函館ベイ」が2位に、そして3位には、郷土料理が豊富と話題の沖縄の「ホテル ロコア ナハ」がランクインしました

初登場5位の「金沢 彩の庭ホテル(石川県金沢市)」

朝食ランキングは2010年から発表しており、2017年で8年目の発表となります

上位の顔ぶれは昨年と同じであるものの、2017年調査では、普段の朝食では食べられないような食事が楽しめると評判の「東京ステーションホテル(東京都千代田区)」や県産の食材にこだわった豊富な朝食が人気の「沖縄スパリゾートエグゼス(沖縄県恩納村)」など、トリップアドバイザー「トラベラーズチョイス ホテルアワード 2017」受賞ホテルを含めた5施設がランキングに初登場しました

同ランキングは、2016年1月〜12月にトリップアドバイザーに投稿された日本語の口コミのうち、「朝食」に関連した単語を好意的な評価・否定的な評価に分類したものを数値化し、その数値、評価点(5段階)そして、投稿数などをもとに独自のアルゴリズムで集計したもの

初登場となった5位「金沢 彩の庭ホテル(石川県金沢市)」は、同施設に投稿されている全口コミのうち、「朝食がおいしい」と言及している口コミ数の割合は75%を超えています

「心がこもった地産地消のお料理で、大変おいしくいただかせていただきました」など、食事の内容からサービスに至るまで、ホスピタリティーを感じることができたと絶賛する口コミが多く寄せられています


◆初登場10位の「ホテルオーシャン 国際通り(沖縄県那覇市)」

初登場で10位にランクインした「ホテルオーシャン 国際通り(沖縄県那覇市)」は、「世界一沖縄料理が豊富な朝食」と自社サイトでもうたっています

100種類以上の沖縄食材メニューが楽しめるという朝食は、「朝食については、本当にオーバーではなくすごすぎる
品数が多く、すぐに補充はされるし、料理が1カ所ではなく、分散しているので、ずらーっと並ばずに、取りやすいし」と、沖縄の食材にこだわったメニューの豊富さやその混雑をさけるための食材の配置方法などについても評価した口コミが寄せられています


◆初登場12位の「東京ステーションホテル(東京都千代田区)」

初登場で12位となった「東京ステーションホテル(東京都千代田区)」には、「朝食ビュッフェは今まで泊まったホテルの中でも一番と感じました
どのお料理も品よくおいしく(もちろん全部食べられませんから食べたものだけ)
特に私が感心したのは、 サラダのトマトがいろいろな種類を取りそろえていたことで、普段食べる機会のないような、グリーントマトや、紫色のもの、大きい細長いものと、あれこれ選べてとても楽しかったです」など、食材からサービスまで、非日常で優雅な朝のひと時を満喫できると評価した口コミが多く投稿されています


◆初登場16位の「沖縄スパリゾートエグゼス(沖縄県恩納村)」

初登場で16位にランクインした「沖縄スパリゾートエグゼス(沖縄県恩納村)」は、トリップアドバイザーの「トラベラーズチョイス ホテルアワード2017」でも「ラグジュアリー」「ファミリー」部門でベスト20に入るなど、旅行者から高く評価されているホテル

「朝食付きのプランが正解で、この朝食だけでも三重丸です
地元食材と普通の食材がとても沢山の種類そろっていて、毎日食べても飽きませんでした」などと。人気を集めています

初登場で17位の「ホテルユニバーサルポート(大阪府大阪市)」は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに隣接したホテルで、高級感とUSJの余韻が楽しめるホテルとして人気を集めていますが、朝食も「たこ焼き、お好み焼き、ステーキ、お刺身などなどとても朝食とは思えない品があり、夕食かと思うくらい!
朝から食べすぎました(笑)」と、約90種類を誇る豊富なメニューは、旅行者から人気を集めています


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