−−いつまでも
陽菜side
『あっあっ…』
初めて聞くゆうちゃんの声
初めて見る気持ちいいときの顔
初めて感じる興奮
(陽菜のなんだ)
その実感が湧いて嬉しくなる
いつもしてもらってばっかりで今更気づいたけどゆうちゃんだって女の子
エッチなことされたいって思ってたよね
『ゆうちゃん』
『はあっあっ』
『かわいーすき』
『んっ…は、るな』
うまくできてるかわかんない
でも陽菜が指を動かすたびにゆうちゃんの体がびくついてどきどきする
首に巻きついた腕がきゅってなったら陽菜の胸の奥もきゅってなるの
『あっあっ!はっあ!』
(逝く?)
ぎゅっぎゅってゆうちゃんの中がなってるのがわかる
んと…たぶん
『ああっあっあっ!!』
指を早くすればいんだと思う
力がない陽菜だけどこうゆうのって気持ちが大切
ゆうちゃん、すき、すき、だいすきなの
『はあっふ、ゆうちゃん』
『んんっん…』
陽菜で気持ちよくなつてくれたかな
背中がぐってのけぞったゆうちゃんはさっきまでの大人ゆうちゃんから甘えん坊に大変身
陽菜の胸に顔をうずめてるからあまりにもかわいくておでこにしつこくちゅっちゅ
『はるなあ』
『んー?』
『だいすき』
『陽菜も』
どくどくが収まってきて2人の体温が心地いい
疲れた体は眠気に正直だから今日はこのままお休みしよっかゆうちゃん
『んっゆうちゃん?』
『ちゅ…あは、まだ寝ちゃだめ』
えー?ってのが半分
うれしいのが半分
『んんっ…はあ』
やっぱうれしいかも
にやって笑ったゆうちゃんから陽菜へ深い甘い愛のキス
それにしても元気だなあ
陽菜なんてもう動けないのに
『んあっ』
『さっきは気持ちかった。今度はあたしの番ね』
耳元で響くハスキーボイスにまだまだ体が熱くなってかっこよすぎる表情はいつまでも眺めていたくなっちゃう
(すき…)
ただそれだけ
ゆうちゃんになら何度されても飽きないと思う
ご機嫌なゆうちゃんは体中にちゅうしてくれてそれがすっごくかわいくてすっごく幸せ
『結婚しよっか』
『んっ…え?』
『あたしさいまお金貯めてるから。海外いこう。結婚式あげよう』
…たぶんプロポーズ?
いま?って思うけどきっといま言いたくなったんだと思う
そんなことよりうれしいよ
ずっと考えてくれてたの?
『言ってよー陽菜もお金貯めるもん』
『あはっほんとは貯まってからかっこよく言う予定だった』
『ばーか。ゆうちゃんだけ頑張るのいや。そうゆうとこあるよね』
『だって、幸せにしてあげたいから』
いまでもすんごい幸せだから
陽菜にはもったいないぐらい
『陽菜が旦那さん?』
『うそ!あたしは?』
『…いぬ?』
『ペットかい!』
『ふふっゆうちゃんに着いていくことを誓います』
『陽菜、愛してるよ』
結婚式はかわいいドレスがいいな
本物のわんちゃん飼いたいな
あったかいとこで暮らしたいな
おばあちゃんになったって陽菜とゆうちゃんはらぶらぶがいいな
二人の物語は永遠なの
きっと、ずっと、
続いてくの
自然と溢れた涙を優しく拭いてくれるゆうちゃんに陽菜は幸せしか感じない
だから大丈夫
あたしたちは大丈夫
『あっんん…』
今夜はきっと忘れられない夜になるね
ゆうちゃん
−−これで番外編を完結にしたいと思います。
微妙な終わり方でしょうか?
幸せな二人になれたかな?
読んで下さりありがとうございます
コメ返もう少しお待ち下さい!!
ひなたぼっこです。
完結、お疲れ様でした!
終始(бвб)がデレているのがものすごくカワイくて
(-∀-`)同様もうデレデレしながら読んでいました。
この2人はずっとこんな感じでイチャイチャしながら
幸せに過ごしていくんでしょうね〜♪
とても読んでいて心がほっこりしました。
素敵な物語をありがとうございました!
これからも頑張ってください(・v・)ノ