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かおり



あたたかい日差しの中で
こころにうかぶことがひとつなわけない

しあわせのなかにいたとしても

苦さも甘酸っぱさも切なさも
思い出が ぜんぶ わたしのなかにしみついているから



ほんとうにすきだったから たぶんわすれることはないし
これ以上うすれていくことも ないきがする


ずっと恋をしてた
長い長いながいじかん


もういちどあったとき どんなふうに会うんだろうな ??

時間とともに
青春なんてものはうすれて はなれて

でも いちばんさいしょにおもいだすの きっと




現実からにげないなんてのは
わたしにはまだむずかしいよ



しあわせは結局じぶんでつかむしかない


だいすきなものも大切なものも見間違えたくないけど
わたしには あんなものもこんなものも 思い返せばだいすきで大切になってくるよ

やりたいように やる って
それだけのことでも難しいんだな ??



よくばりだな、




きれいなものだけじゃたりない


たのしくって わくわくどぎまぎで どうなるかわからなくって どうなってもいいっておもいながら どうでもよくないことをする
おとなの濁った時間にとりこまれて わたしも濁っていったとしても
そのときたのしければそれでよくって


そんな時間やそんなきもちがすきなわたし

が 罪なのかな



たいせつなものをきずつけないようにするために そんなきもちを我慢してこの人生からなくすこと が いちばんなの?



わくわくどきどきも どうでもいいってきもちも
もうわたしのことどうにかしてほしいっていう思いなの

明日なんかより いま本能だけにしたがってわたしをつれていってほしい



それだけ

それだけのことも だって おとなの男性にしかできないよね?



お父さんがいなかったから こんな子になったのかな

でもいまはまだわくわくしたいよ
若さをふりかざしていろんなことしたいよね ??




はあ むずかし

わかってほしいとはおもわないけど すきなことしたい
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