家族なんていうのは
大事なのは血の繋がりではないと
わたしは ここ最近で
強く強く思っているよ
たとえ お父さんと私に流れる血が同じ種類のものでも
あの人のことを父親だと思う日は
もう決して来ないでショウ
ずっと
お父さん という存在を探して生きてきました
だから昔は惚れっぽかった
席が隣なだけで好きになった
班が同じなだけで好きになった
近くにいてくれる人
というひとが
きっとずっと欲しかったんだよね
オトナになって
からだで繋がる関係を知ってから
男女間で 無条件でずっとそばにいてくれる人なんて
いないんだなって知って
嘘をついて 嘘をついて 嘘をついて
その夜だけ大切にしてもらうことが
自虐的な ストレス解消法になってたさ
やっぱり私なんて必要ないよね?
って
思いながら 強く求められることが
じぶんに必要な時間になってしまっていたよ
だけど そう思いながら
ずっと探してた
無条件に私を愛してくれる男性を
お父さんという存在が 欲しくて欲しくて
だけどもさ
血の繋がっている私のお父さんというひとと
会ってみたらさ 話してみたらさ 触れてみたらさ
なに?
そのへんに転がってる男女関係と何にも変わらないの
馬鹿みたいだよね
血の繋がりなんかじゃなくって
私と長い時間そばにいてくれて
私より 私を大切にしてくれる人が
わたしにとって大切な存在なのだと
わたしにとって欲しかったものなのだと
血の繋がりなんかでなく
そばにいる時間の長さだと
私は思う
だから坊が好きさ 私は