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ジャパリングリッシュ(造語)

今日はバンクホリデー!いわゆる祝日です。何の日か知らないけど、休みなのは有難い。
そんなおめでたい日なのですが、うちはみんなして冴えない表情をしています。
ひとつは、私とリンが宿題を貯めてしまっていて一日がかりでしなかればいけないこと。オリとホストマザーも庭仕事で忙しい。
ふたつめ。最大要因。明日、アッキーナが母国へ帰ってしまうこと。一応、彼女は大学進学のため戻ってくる予定ですが、ビザというものはどうにもならず、一旦自国に帰らなければならないのです。今生の別れというわけではないけれど、この長い二週間を支えてくれた友達がいなくなってしまうのは寂しいです。
私の英語もまだまだなので、明日、別れ際なんと言えばいのかさえ分かりません。だからカードを書こうと一旦日本語で文章を書き、その後辞書や本を駆使し訳して英文を完成させたのですが、さてそれが合っているのかどうかはさっぱりです。言いたいことが一字一句違わず全部載ってる本などあるはずがなので、大体が似ている文章を所々変えた応用になります。その応用が合っているかどうかが重要です。
そんなときはネイティブであるホストファミリーに添削を頼むのが一番なのですが、オリは体調が悪いらしく(さっきまでカレー食べてたじゃないか)、ホストマザーにお願いしました。
どれだけ合っているかについてはコメントを差し控えさせていただきたいのですが、ホストマザー曰く「テリボー」「言いたいことは分かるけど…」「日本語から英語に訳すからこうなるのよ…」「これはジャパリングリッシュね」
とのこと。とっさに造語まで作ってしまう出来だったようです。
まあでも英語よくなっていってるよって褒めてくれました。私はそんな自覚ないんですが嬉しいです。
ところで、宿題ほとんどやってないんですがどうしましょう…

日本人留学生の心構え事情

毎日色んなことがありすぎて、何を記事にしていいか迷いますが、これから留学する方に向けて、今日は日本人の傾向について私なりに気づいたことを書いていこうと思います。
まず、勤勉であること。これは非常に先生の受けがいいです。宿題をやってくるとか、勉強用のちょっとした本を持ち歩いているだけですごく褒められます。

次に、シャイであること。私は未だに間違った英語を喋るのが怖いし、当てられると間違ったらどうしようとどもってしまいます。他の生徒は間違った文法でも平気で喋るのに、日本人勢は授業でもなかなか発言できません。

最後に、遠慮がちであること。謙虚なのは褒められますが、遠慮は好かれません。人様の家にお邪魔するからといって遠慮ばかりしていたら、ホストマザーからもっとリラックスしなさいって言われました。

私の場合、どちらかというとマイナス思考なので、人が英語で勢いよく喋っていたら(こちらでは勢いよく喋るのは至って普通だが)たとえ理解できても怒られているんじゃないかと勘違いして、オロオロして困らせてしまう。

そんなことにならないように、留学前にある程度の心構えをしておくことが大切だと思います。

イギリスの語学学校お友達事情

当然だが、語学学校には様々な国籍の人が在籍している。
アラビック系(男性が殆ど)、トルキッシュ、スイス、韓国人、台湾人、イタリアン、ブラジリアン、スロバキアン、日本人…などなど。
ここに来てはじめてわかったことだが、他国の女性はとても逞しい。受付と食堂はイタリア人スタッフがいて、忙しい時でも我を貫き通す。クラスメイトのブラジリアンや韓国人は、一時期日本人と結婚したくて日本語を勉強し、片言の日本語なら喋ることができる。(嬉しい事だけど、日本は過度に信用されすぎていると思う)

昨日の話。午後のクラスメイトである台湾人のBちゃんと一緒に放課後、街に繰り出した。
もちろん二人とも母国語が違い、英語もまだ上手くないので辞書を使いつつ意思疎通する。Bちゃんは私よりもブライトンに詳しくなくて、道も店もほとんど知らないそう。嬉しそうに「ここ昨日連れてってもらったんだけど安いんだよ〜」と99pショップ(150円均一)で買い物してる。99pショップは安いものは安いがそうでないものもある。なので、アッキーナに教えてもらったスーパーマーケットに連れて行った。スーパーはいつだって庶民の味方。
Bちゃんはスーパーに入った途端、目を輝かせた。
Bちゃん「え、安い!パン一袋1ポンドしないの!?イチゴ1パック1ポンド!?えええええぇぇぇ!?あ、ヒロは何買うの?」
私「豆乳と明日のランチだよ。Bちゃんは買い物楽しんで!」

Bちゃん「ティラミス買おうかな。でも美味しいかな…?」
私「イタリアの国旗ついてるから美味しいかな…?あ、これ、2 for2,5ポンドだよ」
Bちゃん「???」
私「えっと…例えば、Bちゃんがこれ一つ買うと1,7ポンドだけど、このあたりのものもう一つ買うと2,5ポンドになるよ」
Bちゃん「……( ゚д゚)ポカーン」
私「わかった?」
Bちゃん「 ベリチ━━Σp(゚Д゚qo)━━プ!!」
私「!?」

私「ちょっと待って!パンそんなに買い込んで全部食べれるの?」
Bちゃん「でもこれ2for1ポンドだし…」
私「明日も学校なんだから明日買いなよ。ね?」
Bちゃん「(渋々パンを戻す)」

Bちゃんとのお買い物は(主にBちゃんが)面白かった。外国の人は強い人ばかりだと思ってたけどこんな子もいるんだなと実感した日でした。

一週間前の自分

午後のクラスがやっぱりちょっと合わないと感じたので、同じレベルで違うクラスにしてもらえないかとお願いしたところ、今日から午後のクラスが変わった。
カナダ出身の先生というのはちょっとだけひっかるけど、ついていけないよりは遥かにいい。

授業を終えて、さて今日は何をしようかでも勉強もしなきゃなと思いつつ、人でごった返す学校の正面玄関でぼーっとしていたら、ある男の人が日本語で話しかけてきてくれた。彼はYさんという人で、昨日ブライトンに着いたばかりらしい。
これも何かの縁なのでご一緒にお茶でもという話になり、スタバで色んなお話しをしました。私と同じ年代で出身は隣の県ということがわかり、Yさんに一気に親近感。
彼は会社の研修でブライトンに来ており、まだまだ外国にいる実感がわかないという。で、日本人っぽい私を見つけて勇気を出して声を掛けてくれたそう。
時間が経つにつれ、彼の表情は柔らかくなっていきました。
ああ一週間前の私も勇気を出して日本人グループに声をかけたなと思いつつ、長い一週間に思いを馳せました。

急いては事をし損じる

いつ慣れるんだろう?

ここに来て一週間が経ちましたが、未だにブライトンには慣れません。
朝はバス停のベンチに座っていたらスルーされて(理由は不明)遅刻しましたし、相変わらず午後の授業にはついていけなくてクラスを変えてもらおうかとすら思っています。
でも、悪いことばかりではありません。
滞在延長をお願いする手紙を半日かけて書き上げ、ホストマザーに渡したら、めちゃくちゃ喜んで了承くれました。着物を着てみたら、リンが喜んでアオザイ姿を見せてくれました。アッキーナは、私を心配して街に出る時いつも手を握ってくれます。午前のクラスのみんなとはまあまあうまくやっていけています。

日本人の先輩生徒曰く、慣れるには2週間〜1ヶ月かかるそうで、だいぶ個人差があるみたいです。3ヶ月すれば先生の言っていることも大体理解できるようになるとか。
3ヶ月かぁ…長いな…
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