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【王の楯】ラミエル


人間の住まない地、魔界の雌紅竜

アルファドがある地域とは別の地域にある魔界に棲息している竜。それ故に魔物扱いされている。
化身時は完全な人型になる事が出来るが、手を使う作業はあまり得意ではない。
炎の息を使った攻撃が得意で、飛び抜けた飛行能力を用いて上空から襲い掛かる。地上戦は苦手。

元々は紅竜の族長の娘だった。族長の娘だからといって必ず族長になれる訳ではなく、実力しか認められない社会だった。結果、族長になることはなく、灼熱の国近くまで来ていた時に王の楯隊長と出会いついていく事を決意。明確な理由がある訳ではないが、きちんと契約も交わしている。
しっかりしたところを買われ、臨時副隊長に任命された。と言ってもヘルディオルより強いため、力関係だけで言えば彼女の方が上である。

【王の楯】ラディムレアド


契約はしていない、勝手について来た物好きな魔物

サバクラビオルという種族の魔物。耳と尻尾が大きいのが特徴。
化身してもその特徴は無くならず、むしろ誇りにしている様子。
戦闘能力は低く、戦いには向いていない。しかし、気配を感じ取る能力に優れており、偵察隊として活躍している。

サバクラビオルという名前の通り、砂漠地帯に棲息する魔物。人間と交流を持たないという一族の掟を破り、王の楯隊長についていく強い心を持っている。彼女をそこまでさせる理由はわからないが、恐らくは強いものに惹かれるという魔物の性分なのではないだろうか。

【王の楯】ヘルディオル


ウルフェンの次に入った古株。臨時隊長でもある。

ガルベル族という犬に似た種族の族長。決まった住家を持たず、世界各地を転々としていた。
化身時は両手足が魔物のまま。手を使う作業は苦手だが、頑張ってやろうとする。
主な攻撃手段は噛み付きと体当たり。急所を狙う攻撃は激しく、直撃すればひとたまりもない。

集団で過ごす種族で、上下関係に厳しい。自分より強いものには素直に従うが、弱いものには決して従わない。
灼熱の国近くで人間に討伐されそうになっていたところを王の楯隊長に結果として助けられ、忠誠を誓うようになる。他の仲間達は殺されたが、幼い三兄弟だけは生き残ったため親がわりとなった。
族長だった経験を買われ、隊長や副隊長不在時の臨時隊長に任命される。個性派揃いの王の楯をまとめあげるのは少々難しく、嫌がりはしないが困っている時がある。

【王の楯】ウルフェン


王の楯の古参。先代王の時代に結成された当時からいる。

特に種族名はないが、巨大な鳥形の魔物。長時間・長距離の飛行が可能。また、氷の息を吐き出し戦うことも可能。速く飛ぶことはあまり得意ではないが、上空からの攻撃は侮れない。
化身時は翼と脚が魔物のままである。人間のような手ではないため、細かい作業が出来ないし苦手である。化身しない方が動きやすいが、身体の大きさを考えると化身していた方が便利。

群れを作る種族ではなく、単体で行動する種族。
何回かアルファドを訪れてはいたが、種族故に襲撃と勘違いされていた。ついに腹を立て王城を襲撃したが、相手は王の楯隊長で勝ち目などなく退治されてしまう。隊長の強さに惹かれ、王の楯になる事を決意。初めての構成員となる。
後から入って来た新参者に抜かされる事があまり好きではなく、自分より強いと認めた者に突っ掛かる傾向がある。ガルベル族の族長より強いと言っているが、実力は同じくらいである。副隊長には敬意を払っておらず、強さは認めているがどうにも好きになれないらしい。

王の楯とは


正式名称「アルファド国王親衛隊王の楯」
先代王の時代に結成され、今に至る。かつてアルファドが繁栄していた頃にもあったらしい。
現在の王の楯構成員は全員魔物だが、昔の構成員は人間か竜だった。魔物と意志疎通する術がなかったのだから、当然とも言えよう。
王の楯の主な仕事は、国王や王妃の世話と警備。種族柄事務仕事は出来ないが、相談相手になったり武芸の稽古相手になったりしている。また、戦いの時には主力部隊として前線に立つ。
構成員の出身地などは様々であり、国籍を重視しないことが窺える。現在は特に構成員募集は行っていない。参加資格も曖昧ではあるが、王の楯隊長に認められる事が第一条件としてあげられている。
魔物だけを採用している訳ではないのだが、人間や竜は敬遠しがちである。また、最近では人間や竜が主な構成員である騎士団や雑務兵と区別する意味合いを含むこともある。
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