こんばんわ
変わり者です
本日は久しぶりにひとりぼっちの週末です
賑やかなのも好きですが、一人で静かに酒を飲むのが好きです
今日は取り沙汰して面白い事は無かったので、前回の日記の元ネタとゆーか、一番最初にあの技を披露した場面を書きたいと思います
あれは忘れもしない、私がまだ一人暮らししたてのピチピチのトゥシャイシャイボーイだった16の春
・・・
あれ?
17の夏だっけ?
ん?
いやいや、
18の冬・・・
つかみはおっけい!
たぶん16,7,8の春から冬にかけての出来事でした
当時の私は朝6時から19時まで仕事をして、それでも月の給料が10万ちょっと
その10万から
家賃
生活費
バイクのローン
大工道具のローンを引くと
手元に残るお金がだいたい
800円
ラーメン食べたらおしまいです
ラーメン1杯で体力が一月持つほど低燃費ではないので夜の8時から翌朝までスタンドでバイトして、そこで惰眠を貪るとゆー無茶苦茶な生活をしておりました
そんなわけでまる1日の休み何てのは二ヶ月に一回あるかないかだったのですが、その日はバイトのシフトがずれたので久しぶりの休日を謳歌しておりました
まぁ、
お金ないから寝てただけなんですけどね
寺の坊様が見たらついついお経を唱えてしまいそうなぐらい爆睡していると、えらい勢いでドアをノックされる
当時から眠りが浅い事で定評のある私
死ぬほど不機嫌な目覚め
フラフラする頭を抱えてドアを開けると頭の悪そうな若者
私「誰」
若者「こんにちは、私○○○会社の者です」
私「何」
若者「この度、当社で売り出す自己啓発本をお客様に知っていただこうと思い、立ち寄らせていただきました」
私「」
若者「とりあえず、大まかな内容の書かれた小冊子をお配りしているんですが、よろしかったらどうぞ」
私「」
若者「これを読んだら明日から、いえ、読んだ時から気力が溢れますよ」
私「」
若者「よろしければ、今お読みになって感想をいただきたいのですが」
私「」ペラリ
若者「」
私「」
若者「」
私「」
若者「いかがですk
私「きぃええええええい!!!」
若者「ファっ!?」
私「でぃえええええええい!!!!」
私「あ、あ、」
ここで荷物を抱えて走り出す若者
玄関にあった靴べらと、宮島土産で貰ったしゃもじを持って追い掛ける私
若者「うわぁあああ!!」
私「やる気いい!勇気いい!」
若者「ああああ!」
私「勇気いい!げんきいい!」
失速する若者の前に回り込む私
一人で深夜に実家の居間で怖い映画をみてる最中にいきなり後ろからオカンに話し掛けられたかのような顔をする若者
しゃがみ込む若者の周りを靴べらとしゃもじを持って回る私
「何してんだ!」
威勢の良い声に腹が立ち、そいつも追いかけ回してやろうかと思い振り向くと
ポ○ス
「お前何してんだ!」
こりゃいかん
とは思いましたが、まぁちゃんと説明すれば分かってくれるだろう
そう思ったのですが
ふと冷静に私の姿をかえりみる
左手→しゃもじ
右手→靴べら
胴体→トランクス
足元→サンダル
あかん、
これはあかん
若者をしゃもじで1発殴り
即座にポリ○と反対方向にダッシュ
しばらく追いかけ回されましたが無事に逃げ切りました
思えばその後もこの技には助けてもらいましたが、住民の視線が厳しくなり過ぎて一度だけ引っ越しを余儀なくされました
皆様はどうぞお気をつけ下さい
それでわ
私はそろそろ寝ます
お休みなさい
きええええええええい!!!
ちゃお