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夏の終わり


ミステリーの本
読み始め
夏が過ぎ去り

秋の暖かな
陽射しの匂いの中

昔のアルバムを
見返してみる。

秋のオレンジ色の光の中
オレンジ色の百合を
抱いて歩いている。

キャラメル色の新調した鞄の中から
異国のモノクロームの切手
風景画なんです。

ドロップ
ライカ
好きな落ち葉

色々夢のカケラが

溢れ出す。

キャラメルのバック

大切に鍵をかけた。

青い車の上の猫

小さな口で大判焼をほおばる。

クロワッサンの雲。

魚の雲を横目に。

そしたら、雲は誰かの横顔に変わったっけ。

ソファーで眠っていた猫が、

庭の外の青い車の上に座った。

車の青さは、なんだか空色だった。
艶がある。

猫には、通りの人が睨んでくるのを

耳を反らせないでじっとしている習性も

あるんだ。

その猫も気が大きかった。

辛口で猫は気が大きく

性格と違って、

小さなモフモフ。

そこで何か雲のようなあっという間な

夏模様がくる

梅雨がくる

花火がみれる

きっと小さな猫も

よく遊んでいた野良猫のこと

青い車の上で

思い出していたんだって。

モフモフをみてモグモグ

大判焼は、無くなっていった。

エンドロールの小さなひとシーンのごとく。

クロワッサンたい焼きもいいね。







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