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青いペンダント

あの子の下駄
欲しいものです。

あの白い足首。

透き通ったペンダント。

青い色してた。

それは、僕だと呟いたのは、
えぇ、独り言です。

君を介護する僕は、
なんか
足りないものを
食べて生きている感じが
素直だ。

何だか嘘つけないよ。


だって、僕は、君に出会えたから。

こんな日暮れだけど。


心機一転、

日暮れに友達に

深い

そう。

不快にさせないように。





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青春映画にしたい背景

僕が詩を書いて
友達が音楽を作って
彼女が陽だまりのような
照明をセットしてくれる。

それだけで、それだけでいい。

スポットライトのあたる先は
スポットライトのある場所は

夢或いは、愛

3人は何時も何処でもいっしょだった。

春は花見を着物で行ってボートを漕ぐ。
桜の中川から落ちる僕らは
絵画のよう。

夏は花火を3人で観に行き
鼻が三日月のように尖った君と
細い目の君と
僕は一緒 さくさく花火は咲いた。

秋は落ち葉を踏みしめ、
歩く果ては、
真っ青な海。
空模様と海の色が
透き通っていたから
海岸でギターを弾き 歌い 写真を
3人で撮る。

冬は、スキーに行く。
3人で。

とても楽しいんだ。
だから、映画になればいいね。と思う。


ブローチ

彼女の長い髪は、
長くきらきら輝いていた。

いつから私は、
夢を見たのだろう。

ただ君にみとれていた。

ピンク色の彼。

あの人の残像が
いつも何処でも
笑っていると
明るい一日になると思うって考える。

ふわふわした雲のように
猫を可愛がる。

ふわふわした黒のコート

ベロアの黒のスカート

秋が待ち遠しいのです。

綺麗な木ノ実より綺麗なブローチ、
素敵な叔母がつけていたそれを
僕は、磨いて磨いて
夢を見たいと言ったあの日を
思い出す。

あぁ、なんて古めかしいんだ。
なんて輝いていたのだろう。

彼女がつけてた
白猫のブローチ、
白き秋の日に
僕の手に落っこちた。

もう、冬が来そうだ。
一段と寒くなる。
彼女のブローチ、
マフラーに付け直す。


帰って、詩を刺繍しなきゃ。

黒い雨と伽藍

雨降りと伽藍。
ここを訪れる雨の音。
僕らの目はひらききって、
それが何だか悲しい。
静かで、雨が清く降り注ぐ。

澄んだ朝に、最後のお別れ。

しんみりした草木の中、
煙が立ちのぼる。

その薄い煙は、空を晴らし、
まだ見ぬ世界へと僕らは祈る。

胸に残った事は、胸に留めるよう言ったっけ。

暗き空の中、先が未来が
ほの明るく見えてきたら、
それは、僕が戻ったと
伝えてくれよ。 伝えてくれよ。

いつしか暖かい風が吹く前の出来事。


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