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巴里の女性マリー

 僕は街はずれのアトリエで
 売れない絵を描いて暮らしてる
 君は有名な
 巴里のお嬢さん
 この街いちばんの金持ちさ

 二人の恋はもう
 期限切れなのか
 すれちがったまま
 手遅れなのか

 楽しかった日々もあったな
 夜中抜け出して散歩したものさ
 あの日待ち合わせに遅れたわけを
 どうして確かめてくれなかったんだい

 今の君のボーイフレンドは
 冷たい人さ
 分かってるくせに

 マリー
 君のことが大好きだよ
 そばにいてほしい
 抱きしめていたい
 マリー
 君の肖像画を描くよ
 飾りはいらない
 微笑んでおくれ
 僕のとなりでさ

 なにひとつ不自由のないスペースで
 君は欲しいもの
 手に入ったのかい
 そんな銀色のドレスなんかよりもずっと
 あのワンピースは
 輝いていたよ。

 僕の人生のなかで
 やっと見つけた素敵な笑顔さ

 なにもかも吹き飛ばすピストルで
 ゆうつな世界に
 引き金ひくよ

 マリー
 君のことが大好きだよ
 そばにいてほしい
 抱きしめていたい
 マリー
 君の肖像画を描くよ
 飾りはいらない
 微笑んでおくれ
 僕のとなりでさ 



天使みたいにキミは立ってた

 急に雨が降り始めて
 道の真ん中で
 ただ濡れている
 キミを好きになった日から
 格好つかないな
 恥ずかしいな

 特別な予感
 勝手に一人でシビレている
 開く事のない最後の扉を
 たやすく くぐり抜けて
 キミは立ってた天使みたいに

 どこに居ても誰と居ても
 キミを瞼から上手く剥がせない
 どこに居るの誰と居るの
 僕にも会いたい夜はあるの

 キミとの僅かな時間の
 全てを思い浮かべ
 優しい闇探って
 ギリギリ眠ろう耐え切れない
 夢でいいから
 会わせてくれ

 特別な予感
 勝手に一人でシビレている
 開く事の無い最後の扉を
 たやすく くぐり抜けて
 キミは立ってた天使みたいに



はるまついぶき

 目を閉じたまま
 眺めている景色
 あなたはそこにいて
 口をつぐんで
 投げかけた言葉
 笑って聞いてる

 心の佇んでる寂しさ
 それすら確かな愛の姿と
 自分にそう言い聞かせながら
 想いを守っている

 降り積もる雪に覆われた
 春待つ息吹のように
 かすかでも光に向かう強さを
 抱きしめたい

 時の流れが
 「生きてる意味」に
 目隠しする理由(わけ)は
 プラネタリウムとおんなじ。
 暗闇がくれる光を知るため

 心に形なんかない
 逆を言えば自由自在に
 姿を変えていけんだ
 暗い海の底に沈んだ日でも
 青空を飛んでいる

 強い風にタンポポの綿毛が
 未来へと運ばれてく
 向かい風だろうと翼にして
 ねぇ
 僕らも羽ばたけるかな?
 
 「鬼が笑う」なら
 それもいい
 いつか僕らも一緒に笑えばいい
 あきれるくらい未来の話をしよう
 このまま

 降り積もる雪に覆われた
 春待つ息吹のように
 かすかでも光に向かう強さを
 抱きしめ
 いつの日にか
 向かい風だろうと翼にして
 きっと
 僕らも羽ばたけるはず
 暖かな春の空に



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