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この手につかみとるために 平気で傷つけて ここまで生きてきた




▼執筆中皇子小説▼


『硝子が割れる音』(長編)
#スザルル落ち
「ユフィ…ユーフェミア皇女の騎士になるなら、もう俺達に関わるな。……“さよなら”だ、スザク…」



『嘘と世界に薔薇の花束を。』(長編)
#騎士皇子スザルル
「私が神聖ブリタニア帝国元第11皇子、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアだ。」



『嘘を吐き続けた、最期まで』(短編)
#スザルル軸、ゼロ死ネタ
「僕の名を、呼ぶな……!」





むむ…
嘘吐きはもう少し手を加えたらUPできるかも…




Title song by..HITOMI
『Masquerade』
(コードギアス‐反逆のルルーシュ‐ 挿入歌)


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[SS]*皇子* 『朱く、狂い咲き堕ちる』(スザルル)※次回20話以降の偽造含み

これには鍵がかけてあります。
みたい方はミニメか直メにて、
常識あるメールをお送り下さいませ。
一言メールや、管理人が不愉快に
感じたメールは一切返しません。

まぁ大抵は教えますんで(笑)

[SS]*皇子* 『さようなら。』(ルル→←ユフィ)

これには鍵がかけてあります。
みたい方はミニメか直メにて、
常識あるメールをお送り下さいませ。
一言メールや、管理人が不愉快に
感じたメールは一切返しません。

まぁ大抵は教えますんで(笑)

[SS]*皇子* 『忠誠と引き換えに』(スザルル)

これには鍵がかけてあります。
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常識あるメールをお送り下さいませ。
一言メールや、管理人が不愉快に
感じたメールは一切返しません。

まぁ大抵は教えますんで(笑)

切り刻んで 滴る鮮血ほど 美しいものはない [ミニ小説]



[『切り裂き、視てあげましょう』の続編っぽい感じ?]




一通り抱き締めて、引きつった瞳を閉じてあげた。
あぁ、服に穴があいてしまったわね。

誰も通らない場所。人通りは、この時間は零と言っても良い。
民家からも離れているせいか、最後の男の叫び声に気付くものもいなかった。

やまない雨に流されていく鮮血。
それ程美しく、奇麗なものはない。
やがて、彼の躯からそれはとまった。
下水道に落ちて消えゆく朱も、私自身にこびりついたものだけになった。


つまらない。
何か話そうよ。
そうだ、いつか歌った愛の詩はどうかしら?
ねえ…。


―ザクッ…ザクッ…


ねえ、もう遅いけれど、お腹は空いたわよね。
とっておきのビーフシチューを作ってあげるわ。
あなた、好きだったわよね?


―ザクッ…ザクッ…


手は止まらない。
最初の心に差し、腹、脚、喉…
私の瞳は、朱と、何かもわからないもので埋め尽くされていた。


匂いも消えたわ。
先ほどまでは、どこかの女の香水の移り香がしていたけど、今は鉄の香りがする。
私はあまり好きではないけれど、知らない女の香りよりはましね。

格好付けた髪型や、服装は似合わない。
ほら、あなたは肌が羨ましいほど白いから、赤が良く栄える。

止まらない腕が、行き着いた先は、自身の腕だった。






『切り裂き〜』より無理くり感が否めない;;
たいてい、歌詞タイトル以外ではこんな小話が頭にあるのです。


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