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(12/10解禁・日本公開未定)のにっき。あ299

俳優の綾野剛が、2019年に中国全土で公開を予定している『破陣子(はじんし)』(董天翼=ドン・ティエンイー監督)に主演し、中国映画デビューすることが、分かった。日中合作ではなく、完全な中国製作の映画に日本人俳優が主演するのは史上初だ。

日本映画界でも欠かせない存在となっている剛君が、海を渡り中国でも輝くこととなった。剛君はすでに訪中しており12/10にクランクインを控える。「日本人として中国の映画で主演を担えるのは、大変光栄です。映画の中で自分自身の愛情や思いを表現し、大勢の方々にこの映画を通じて両国の文化を理解していただきたいです。良い映画作りを通して、日中文化交流に少しでも貢献できれば」と語る。

中国は映画産業が活況で、市場規模はトップの米ハリウッドに続く世界2位。これまで故高倉健さんが日中合作映画[単騎、千里を走る。;日本公開06年]に主演しているが、剛君は海外デビュー作で日本人俳優初の中国単体製作映画の主役を担う快挙を達成した。

『破陣子』は、中国で古くから伝わる漢詩をモチーフにした人気舞台の映画化。舞台版は2013年2月20日に初演された舞台は、6年間で20都市以上を巡回し、公演回数300回以上、観客動員660万人の観客動員を誇る大ヒット作で、舞台版の脚本を手がけたドン監督が映画のメガホンをとる。

綾野剛の役どころは、壇ノ浦の戦い(1185年)で海に飛び込み、潮の流れに乗り南宋国境内の「白虎蕩」という村の海岸に辿り着いたところを地元村民に救助され、「平安(ピン・アン)」という名を与えられた日本の貴族の一人。やがて南宋の女性と恋に落ち、悲恋の物語が展開していく。全く新しい荒唐喜劇(滑稽不条理コメディー劇)の世界観のもと、時代劇という古代の題材を借りながら、今の現実社会の問題を露わにしていくという、中国映画ならではの壮大な物語を目指す。剛君と恋に落ちるヒロインを演じるのは、ジョン・ウー監督の[レッドクリフ]にも出演していた中国で人気の実力派女優の宋佳(ソン・ジア;38)。

ドン監督は剛君を主演に抜てきした理由として、「綾野剛さんの作品を見ると毎回人間が変わっているように見える。彼の演技は真実味があり変化に富んでいる、紛れもなく我々が求めていた役者でした」と明かしている。

本作を手がけるのは、世界で1億人を動員した映画[美人魚;邦題[人魚姫]]を手掛けた、中国で知名度は高く、多数の優秀な作品を携え、高い評価と高い興行実績を残してきた舞台制作会社JOYWAY。同社創業者にして本作のチーフプロデューサーの孫恒海氏は、中国の演劇界における第一人者にして演劇界で高い影響力を持つ。昨今の中国映画界は活況を呈しており、昨年には日本の4倍に相当する約9580億円の市場規模となっている。そんな中国映画業界へ主演デビューする剛君の活躍には、大きな期待が寄せられている。

剛君は、ドン監督から熱い思いのこもった手紙を受け取り、オファーを快諾。「脚本自体が素晴らしく取り扱うテーマが奥深いのはもちろん、登場人物の心の襞(ひだ)が豊富かつ繊細」と未知なる挑戦を決めた。日本語のせりふもあるが、平安が村になじんでいくにつれ中国語のせりふも増え、ラストシーンには怒とうの長ぜりふが控える。3か月ほど前から中国語のレッスンや肉体改造に励み、ストイックな役作りを追求してきた。

剛君は「人気の舞台劇から映画化した作品に出演するのは初めてです。ソン・ジアさんはじめ中国キャスト・スタッフの皆さんと共に、平安を生きる上で確かな化学反応を起こしたい」と意欲。「俳優は絶えず自分との挑戦。このような複雑な役を生きることは、私の役者人生において豊かな時間になります」と確信している。


『破陣子』は来年2019年に中国全土で公開予定。

(12/5解禁・2019年公開予定)のにっき。ま460

俳優の松坂桃李と[王になった男][サニー 永遠の仲間たち][怪しい彼女]や、印象的なカメオ出演を果たした[新感染 ファイナルエクスプレス]など、抜群の演技力、ドラマ[のだめカンタービレ]韓国版のヒロインとして知られている韓国の若手トップ女優、シム・ウンギョンがW主演する映画『新聞記者』の製作決定が、明らかになった。

東京新聞の記者・望月衣塑子氏のベストセラー[新聞記者;角川新書]が原案。ストーリーは、政権が隠そうとする権力中枢の闇に迫ろうとする女性記者(シム・ウンギョン)と、理想に燃えて公務員の道を選んだ若手エリート官僚(松坂桃李)との対峙・葛藤が描かれている。フェイクニュースが社会を揺さぶり、報道の価値が問われている現代で、人々に襲いかかる様々な問題にリンクする社会派エンタテインメントになっている。メガホンを取るのは、真野恵里菜主演[青の帰り道]や、山田孝之がプロデュースした映画[デイアンドナイト;2019年1月26日公開]を担った若手映像作家の藤井道人監督。

本作は、キネマ旬報ベストテンで日本映画第1位を獲得した[かぞくのくに;'12]や、菅田将暉×ヤン・イクチュンで数多くの映画賞を受賞した[あゝ、荒野 前篇][あゝ、荒野 後篇;'17]、[愛しのアイリーン;'18]などで知られ、日本映画界の“境界”を揺るがす力作を放ち続けるプロデューサー・河村光庸氏が、最新作に選んだテーマは「国家権力と報道」だ。フェイクニュースが氾濫し、報道の価値が厳しく問われる現在、さまざまな社会問題にダイレクトにリンクする社会派エンタテインメントを創出した。


▽河村光庸プロデューサー コメント
昨今、世界的な潮流として、権力者や集団の指導者は同調圧力を使い「個」を分断、対立を促し、孤立化を煽る傾向にあります。そのような状況下、官邸に“不都合な質問”を発し続ける東京新聞・望月さんの登場は、正に「個」が集団に立ち向かう姿を日本中の報道メディアに見せつけたのです。映画『新聞記者』は、そんな望月さんの姿にインスパイアされ企画した映画です。従って本作は、一個人の新聞記者を美化・礼賛する内容ではなく、報道メディアに関わる全ての人たちにエールを送る映画でもあり、政治サスペンスとしても楽しめるエンタテインメントです。
物語で、真相を追う女性記者はあえて、複数のバックグラウンドを持つキャラクターという捻った役の設定にしています。ともすれば内向きになりがちな日本の報道メディアに複眼的な視点を持ち込むため、これは必然的な成り行きでした。演じるのは、韓国映画界でもトップクラスの演技力に定評があるシム・ウンギョンさんです。複数のアイデンティティと苦悩や葛藤を持つ役柄を言語を超えて表現できるのは彼女以外のキャスティングは思い付きませんでした。
この記者に対峙する若手エリート官僚は、国を動かす正義と個人が信じる正義の“二つの正義”の間で葛藤します。この非常に繊細な心を表現する役には、類い稀なる演技力が必要とされ、これを演じてもらうのは幅広い役柄にリアリティを与えることに定評がある松坂桃李さんしかいないと思いました。


フェイクニュースが社会を揺さぶり、報道の価値が厳しく問われる、平成から新年号に変わるメディアの激動期。現在の、リアルに人びとに襲いかかる様々な社会問題にダイレクトにリンクする、今までの日本映画になかった全く新しい社会派エンタテインメントの誕生だ。


『新聞記者』は2019年に公開予定。

(12/5解禁・2019年秋公開)のにっき。い54

単行本は全11巻が発売中で、累計発行部数300万部を記録する押見修造の人気コミックを原作とする映画『惡の華』の主要キャストが発表され、伊藤健太郎、玉城ティナ、秋田汐梨、飯豊まりえが出演することが明らかになった。健太郎君は2016年12月、お笑いコンビ・バッドボーイズの佐田正樹の自伝小説の実写映画[デメキン]で初主演して以来、2度目の映画主演。内向的な文学少年だった主人公の高校生・春日高男を演じる。

高校生の春日は、同じクラスの人気者の文が本屋で詩集「惡の華」を読んでいるのを目撃する。かつて「惡の華」に憧れを抱く内向的な文学少年だった春日は、中学時代を思い出していた。山々に囲まれた地で閉塞感のある日々に息苦しさを感じていた春日は、中学2年のある日、教室でクラスのマドンナ、奈々子の体操着を見つける。誰もいない放課後、胸が高揚した春日は人の気配を感じてとっさに体操着をつかみ逃げ出してしまう。後日、その一部始終をクラスの変わり者、佐和に見られていたことが発覚。「秘密をばらさない代わりに私と契約しよう」と佐和と春日の奇妙な共犯関係が始まる。

佐和の命令が日々エスカレートしていくと同時に、春日は「惡の華」への憧れと同じような魅力を佐和にも感じていく。ところがある日、町の夏祭りで起きた事件が2人の関係を決定的に変えてしまう……というストーリー。

飯豊まりえが登場するのは、初の映像化となる高校時代編。文学が好きなことをきっかけに、春日と交流を深める別クラスの常磐文(ときわ・あや)役に挑戦する。

原作は、[別冊少年マガジン]に2009年から5年間に渡って連載され、[このマンガがすごい!2011]オトコ編の10位にランクイン、[マンガ大賞2012]にもノミネートされた同名コミック。「絶望」をテーマに主人公の鬱屈した青春と行き場のない衝動を描き、その過激なストーリーがティーン世代を中心に大きな話題を呼んだ。連載中の2013年にはテレビアニメ化、2016年には舞台化を果たし、数多くの映画化のオファーを受け、原作者からの逆指名で[片腕マシンガール]映画[覚悟はいいかそこの女子。]の井口昇監督がメガホンを取ることになった。脚本はアニメ[あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。]や[心が叫びたがってるんだ。]の岡田麿里が担当する。

主人公・春日高男役を務めるのは伊藤健太郎。出来心により憧れの女子・佐伯奈々子の体操着を盗んだところを、クラスの問題児・仲村佐和に目撃されたことから、彼女の隷属と化すという役どころだ。また春日に自分と通ずる何かを見つけ、執拗につきまとう仲村佐和役は玉城ティナ、春日が片思いをするクラスのマドンナ・佐伯奈々子役は数百人以上のオーディションを経て選出された15歳の秋田汐梨、そしてお互いに文学が好きなことから春日と交流を深める高校編のヒロイン・常磐文役を飯豊まりえが務める。


▽伊藤健太郎コメント
思春期は誰もが通ってきた道だと思います。ただ、誰と出会ってきたか、どんなものを見たか、どんなものを読んだかでその先の道が決まっていくと思います。
その道はたくさんあって、何かに反発したり春日のような人がいたり。
春日を理解するのは難しいかもしれません。ただ、誰もがどこかに共感は出来ると思うんです。
「惡の華」を観た大人の方にはこういう思春期があったなと思い出して欲しいですし、まだ思春期を迎えていない人達にもこの映画がどう映るのかが非常に楽しみです。

▽玉城ティナ コメント
10代から20代の短い時期に感じた感情や気持ちは、これからの人生において色褪せてほしくないし色褪せるべきでもないと思います。その時に得た感情をマイナスに捉えるだけではなく、その時期の感情を否定せずにいてほしい。「惡の華」を観て、この作品に光る共通のものを皆さんが見つけてくれたらいいなと思います。

▽秋田汐梨コメント
私は今高校生で今回の登場人物達に年齢が一番近いのですが、自分の学生生活とは全然違うので初めは戸惑いました。
仲村さんの事は全然わからない!(笑)
この映画は迫力のあるシーンがたくさんあって、私自身も挑戦的なシーンが多かったので大変でした。
自分の中学生時代と比較して見てもらえると面白いかなって思います! あ、あと監督がふわふわしていて癒されました!

▽飯豊まりえコメント
私はこの作品に出会って凄く衝撃を受けました。
人それぞれの思春期だったり環境だったりでこの作品は見方が変わるなって思っています。
誰もが本来持っている、内に秘めている部分と普段は見せない部分を思い出させてくれる作品だと思います。
この映画を観た人が、それぞれの惡の華を語り合ってくれたらいいなと思っています。


映画『惡の華』は2019年秋に全国公開。

(12/3解禁・2019年公開予定)のにっき。し229

小栗旬主演、蜷川実花監督が初タッグを組み、映画『人間失格』の製作が決定。旬君が太宰治に扮し、日本文学史上最大のベストセラー『人間失格』の誕生秘話と“究極の恋”を描く。写真家でもある蜷川監督が撮影した旬君の“太宰ショット”も初公開された。

突飛な言動と奔放な私生活で、文壇から煙たがられながらもベストセラー作品を連発した、紛れもない天才作家・太宰。 正妻と2人の愛人という3人の女性と並行して関係を持ちながら、自堕落な生活を送り、自殺未遂を繰り返した果てに、愛人と川に身を投げた。この文学界の大スターのトップスキャンダルは、社会的事件として世間の注目を浴びたが、その裏に隠された彼の“本当の人生”と、 彼をめぐる“3人の女との恋と愛”の物語を、誰も知ることはなかった。女を惹きつけてやまない、どうしようもなく魅力的な男の栄光と挫折、セックスと死。彼は何と戦い、誰を愛していたのか。男女に起きることのすべてがここにある。

[走れメロス][斜陽][ヴィヨンの妻]などの名作を生む天才作家・太宰治――。正妻と2人の愛人という3人の女性と並行して関係を持ちながら自堕落な生活を送り、自殺未遂を繰り返した果てに、愛人と川に身を投げる。この文学界の大スターのトップスキャンダルは、社会的事件として世間の注目を浴びた。

この文学界のスターのスキャンダルは、当時、世間の注目を浴びたが、その裏に隠された彼の“本当の人生”と、彼を巡る“3人の女との恋と愛”の物語は、誰にも知られていない。

彼が何と戦い、誰を愛していたのか?その真実が描かれる。

そんな彼が死の直前に発表し、遺作となったのが『人間失格』。日本文学史上最高の傑作にして、累計1200万部以上を売り上げ、現在もなお単一書籍として歴代ベストセラーランキングのトップを争う“世界で最も売れている日本の小説”だ。その誕生秘話を、太宰自身と彼を愛した3人の女たちの目線から、事実を基にしたフィクションとして初めて映画化する。

「恥の多い生涯を送って来ました」というあまりにも有名な書き出しではじまる原作は、太宰生誕100年を迎えた09年に荒戸源次郎監督・生田斗真主演で映画化されている。

今作は同名の小説の映画化ではなく、太宰の人生と『人間失格』の誕生秘話を描いた物語になる。

酒と恋に溺れるダメ男ながら、圧倒的な人気と才能で女を惹きつけてやまない魅力を放つ天才作家・太宰治を演じるのは、小栗旬。2人は雑誌撮影などで仕事をしたことはあるが、映画では初タッグ。蜷川監督は、自堕落な生活を送りながら、圧倒的な才能で女性をひきつけてやまない太宰役に「絶対、小栗旬しかいない」と熱望。小栗は誰もが知る作家界のヒーロー役に最初は出演を悩んだが、「監督から僕でなければというお言葉をいただき、決断致しました」と意思を固めた。役作りのために短期間で大幅な減量を敢行、刺激的な演技で観る者を翻弄する。

監督を務めるのは、日本を代表するトップクリエイターであり、世界屈指の写真家で、[さくらん][ヘルタースケルター]に続き、2019年には[Dinerダイナー]の公開も控え、2020年東京オリンピック委員会理事を務める映画監督でもある蜷川実花。

監督4作目となる本作では、膨大なリサーチを経て、太宰治の恋と生涯をサスペンスフルに、スキャンダラスに、エロティックに、蜷川監督ならではの新解釈と圧倒的なビジュアルで描き出す。

本作は、11月上旬にクランクイン、12月中旬にクランクアップ予定。旬君のダメ男で色気に満ちた“太宰ぶり”に蜷川監督は「連日の撮影で鳥肌が立つことが何度もありました」と感嘆している。

日本を代表するトップクリエイターの一人であり、世界屈指のフォトグラファーである彼女が、新たな解釈と独自のビジュアル世界で作りだす、“1人の男の栄光と挫折”と“3人の女との恋と愛”の物語に注目が集まる。

なお、配給は[紙の月][殿、利息でござる!]など意欲作を数多く手がけてきた松竹、脚本は[紙の月]の早船歌江子が手掛ける。


▽小栗旬コメント
お話を頂いたのはずいぶん前のことだったと認識しております。
悩みました。
この文豪を自分を通して産み出すことが出来るのだろうか。
自分がこの人生を生きることは出来るのだろうか。
しかし、監督から僕でなければ、というお言葉を頂き、脚本に魅了され、決断いたしました。
今はただただ、最高の孤独とは一体どこに存在しているのか。手に入るものなのか。
そんなことを日々感じながら、一歩一歩、太宰に寄り添いながら過ごしております。
私という人間から見えてくる太宰治という凄絶な人生を駆け抜けた一人の文豪の足跡が
皆様の心に刻まれることを祈り、作り上げていければと思っております。
お楽しみに。

▽蜷川実花コメント
太宰治本人の物語を作りたい。そう思いついた時からこの役を出来るのは絶対に小栗旬しかいないと思っていました。スターである彼にしか見ることの出来ない景色、トップを走り続けているからこそ抱える孤独、誰もまだ見たことのない小栗旬。連日の撮影で鳥肌が立つことが何度もありました。魂を賭けた芝居に毎日震えています。これをやるための今までの人生だね、と2人で話しています。ご期待下さい。

▽池田史嗣プロデューサー コメント
この作品は小説の映画化ではなく、実話を元にしたフィクションとして、
文学界のスーパースター・太宰治の衝撃的な人生と彼の遺作であるあの傑作小説、
「人間失格」の誕生秘話を描くオリジナル企画です。
謎に満ちた不世出の天才に迫ることがどれだけ難しいことか。
挑む以上、逃げたりごまかしたりしてはいけない。
その覚悟と責任感を持って長い時間を費やして企画を練り上げ、徹底的にリサーチを重ね、
前に「紙の月」でご一緒した脚本家、早船歌江子さんが3年かけて素晴らしい脚本を書き上げてくれました。
太宰治を演じるのは、当代随一のトップスター・小栗旬。
意外だと思われるかもしれませんが、これ以上の配役はないと確信しています。
求めたのは“演じる”だけではなくご自身を投影して役を“生きて”もらうこと。
その願いに真摯に応えてくれた小栗さんは万全の役作りと大幅な減量を経て今、
どうしようもなく純粋で、色気があって、残酷なまでに魅力的な男として生きてくれています。
撮影にはカンヌ映画祭を制した「万引き家族」の近藤龍人さんを迎え、
最精鋭のスタッフが集った現場では、鬼気迫る演技合戦が繰り広げられています。
その中心にいる蜷川実花監督の凛とした佇まい、
時にお父様である故・蜷川幸雄さんが憑依したのではないか、と感じることがあります。
監督も主演も、人生をかけて挑む作品。とんでもない映画ができそうな気がしています。
どうぞご期待くださいませ。


『人間失格』は2019年、全国にて公開予定。

(11/29解禁・2019年6月公開)のにっき。さい

第33回サンダンス映画祭のショートフィルム部門グランプリ[そうして私たちはプールに金魚を、]の長久允(ながひさ・まこと)監督による最新作『ウィーアーリトルゾンビーズ(英語表記:WE ARE LITTLE ZOMBIES)』に出演するキャストが明らかになった。[そして父になる]にて福山雅治の“息子”役を演じたほか[旅猫リポート]にも出演した二宮慶多、モデル活動のほか、テレビCMや[クソ野郎と美しき世界]の中島セナ、草なぎ剛主演ドラマ[嘘の戦争]や映画[泣き虫しょったんの奇跡]など多くの作品に出演するの水野哲志、天才似顔絵士として知られ、“モンドくん”として話題、今作が映画初出演の奥村門土といった新世代の才能に加え、佐々木蔵之介、工藤夕貴、池松壮亮、初音映莉子、村上淳、西田尚美、佐野史郎、菊地凛子、永瀬正敏といった実力派が参加していることが発表された。

第35回サンダンス映画祭(現地時間19年1月24日〜2月3日開催)の[ワールドシネマ・ドラマティック・コンペティション部門]に正式招待されることになった『ウィーアーリトルゾンビーズ』。ギミック満載の映像表現、独特のセリフ回しによって“音楽を通じて成長する子どもたち”の姿を描き出す。[そうして私たちはプールに金魚を、]ではサンダンス映画祭審査委員から「これまで誰も見たことがない! 何にも似ていない!」とその圧倒的なオリジナリティと表現力が絶賛され、“ネオジャパニーズ”と称された長久監督が新たに生み出した物語――中心となるのは、二宮君、中島サン、水野君、奥村君が演じた劇中バンド【LITTLE ZOMBIES】のメンバーだ。

本作は、過去にジム・ジャームッシュ([ミステリー・トレイン])やクエンティン・タランティーノ([キル・ビル])、デイミアン・チャゼル([セッション][ラ・ラ・ランド])といったフィルムメーカーを生んだサンダンスの地で、新時代を代表するかのように圧倒的な存在感を放ち喝采を浴びた長久監督の期待の長編デビュー作となる。

さらに特報映像とポスター画像が解禁。意味深なキーワードがおり込まれた映像に、キャストたちがドット画で表現された色彩溢れるポスターからは、まさに比類なき日本映画の誕生を予感させる。

YouTubeでは本作の特報が公開中。ゲームを思わせるカラフルな映像の中で、「今日、ママとパパは死んだ」「牛乳は愛」「殺したのは誰だ?」「人生ってクソゲーなのかな」といったコピーが映し出される。“音楽を通じて成長する子どもたち”といった普遍的な物語を、まるで冒険RPGゲームを想起させるかのようなギミック満載の映像表現や、天性のリズム感で放たれる台詞回しなど、その独創的スタイルが観るものの想像力を映像を紡ぐ。

ポスターには、まるでゲームの世界のように出演者たちがドット画で表され、「生きてるくせに、死んでんじゃねえよ。」というコピーとともに4つの墓も描かれた、謎めいたデザインとなっている。

『ウィーアーリトルゾンビーズ』には、康本雅子、夏木ゆたか、利重剛、五月女ケイ子、山中崇、佐藤緋美、水澤紳吾、黒田大輔、忍成修吾、長塚圭史、池谷のぶえ、戌井昭人、赤堀雅秋、清塚信也、山田真歩、湯川ひな、松浦祐也、渋川清彦、かっぴー、いとうせいこう、CHAI、菊地成孔、森田哲矢(さらば青春の光)、吉木りさ(声)、柳憂怜、三浦誠己も共演。

本作は、来年1月末に開催される第35回サンダンス映画祭[World Cinema Dramatic Competition部門]への正式招待が決定。サンダンス映画祭へ向けたスクリーニング後、異例の早さで招待が決定したという。映画祭からの期待が高い表れであり、映画祭での上映がワールドプレミアの場となり、公式上映・授賞式には長久監督も現地入り、短編部門に続いてのグランプリ受賞への期待も高まっている。数々の新時代の才能を発掘してきた映画祭だけに、サンダンス映画祭での上映後、長久監督が初長編映画にして世界から注目を集めることも期待される。


▽長久允監督コメント
この度、僕の人生のすべてを掛けて書いた物語「WE ARE LITTLE ZOMBIES」が完成しました。僕の大好きな役者さんやミュージシャン、アーティストの方々で作り上げた「フェスみたいな映画」です。騒がしくもありますが、暗い部屋にうずくまってる誰かひとりの心に届いてほしいです。実際、試写で僕は何回も泣いてしまいました。はやく皆様に観ていただきたいです。そしてなんと、サンダンス映画祭長編コンペ部門正式招待(涙)! 映画を志していたものの道を逸れてしまい、この十数年、広告業界での仕事に追われて、少し遠回りしてしまいましたが、、、来年、憧れのサンダンスという地で、念願の長編作品を上映できること、コンペで勝負できること、大変嬉しく思います。

▽工藤夕貴コメント
ちょっと変わった子どもたちの目線で切り取られた世界。長久監督ならではの映像と音楽は、映画の新しい形と言えるかもしれません。世界に向けて発信されるこの作品を、みなさん楽しみにしていてください。

▽池松壮亮コメント
諦めと無関心を気取りつつも生きている、生きようしている。言葉、間合い、リズム、浮かび上がるモーション、とても好みの脚本でした。暴れまくっていました。長久監督は、前作から感じた通り抜群のセンスを持った方で、日本映画に現れてくれた事を感謝したいくらいです。出会えて良かったと思います。そしてサンダンスがこの映画にどう反応してくれるか、とても楽しみにしています。zombiesの始まったばかりの人生が、世界の誰かの人生に寄り添うことが出来るとマネージャーとして確信しています。そうでなくとも僕だけは信じています。

▽菊地凛子コメント
とてもロックでポップな音楽映画だけど、凄くチクチクヒリヒリする、とてもリッチな脚本に浸らせてもらいました。長久監督は映画少年のようなダイヤの瞳と強い熱意を持っていて、そのパワーに皆がいつの間にか引き込まれていく、とても素敵な監督でした。まずはサンダンスのコンペおめでとうございます!サンダンスのカラーとこの作品のカラーが重なった時に、絶対に世界の映画ファンへと響くこと間違いなしです。本当に心から楽しみにしています。そして公開されこのムーブメントが皆様に届く日を楽しみにしております。

▽二宮慶多コメント
最初から最後まで、興奮しました。テンポよくどんどん場面が変わって、息つくひまもなく、一つ一つの映像にメッセージを感じました。こんな、楽しい映画に出演させていただき、ありがとうございました。

▽水野哲志コメント
すごい!何これ!こんな風になったの?とびっくり!!スクリーンに僕だけが写っていることに驚いて感動しました!

▽奥村門土コメント
初めて演技をしている自分の姿や声をスクリーンで観るのはとても不思議な気持ちでした。でも撮影のいろんな思い出が蘇ってきて楽しくあっという間に感じました。特にライブのシーンはすごく迫力があって好きです。

▽中島セナ コメント
この時ああだったなぁ。と思い出が蘇ったり、カメラアングルや編集の仕方など、撮った時には想像できなかったけれど、ゲームのように編集されていて面白かったです!


『ウィーアーリトルゾンビーズ(WE ARE LITTLE ZOMBIES)』は2019年6月より全国にて公開。
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