他人の敵意、言葉、話の内容や感情を、すべてその個体の事情と考え、一現象と考える。
その個体の事情は自分に一切関係ない。
その個体の向けてくる感情もその個体のものであり、自分には関係ないと考えるなら、だんだん相手を気にして怯えたりつらい思いをしていたのが以前ほど気にならなくなる。
楽しみや嬉しさとも縁遠くなるが、これまでの人生、つらく悲しいことの方が遥かに多かった。
胎教に悪いと生まれてくる罪のない命が、精神疾患や障害を負ってしまう。
それは避けたい。
鬱にならない方法が今はこれしかない。
回避型のパーソナリティー障害にひどく近かったが、他人の視線や悪意で病んでいくのも、他人のことで悩んだり振り回されたりはもうまっぴらだ。
生きていくのがつらくなるなら、その辛さを感じない方法を選ぶ。
正しいも間違ってるもない。
これまでの薬浸けの人生は感情があったから乱されてきたのだ。
私は疲れた。
トラブルはないほうがいい。
余計な感情はもう必要ない。
なにも感じなければこれほど楽なことはない。
子供のためにああしなきゃこうしなきゃもストレスだが、それ以上に人間関係が煩わしい。
愛想笑いに心が死んでいくなら孤独がどんなに自由か。
寂しいとか、もう、ない。
生きていくだけで、精一杯。
新しいものはいらない。
他人の負の事情に耳を貸すな。
その事情に耳を貸すと自分がめいる。
他人の負を受け入れると自分のことのように悩む私に負に巻き込まれることは禁忌。
胎教に悪い。
メンタルを病んでいく。
阻止しなければ万死に値す。
耳を貸してはいけない。
他人のことを考え始めたら別のことに集中しろ。
私は他人ではない。
他人のすべての問題を解決できないなら出る幕はなし。
私は私の負った役目を邁進すべし。
悪いな。
犠牲にしたくはないのだ。