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アニブリ感想

昨日のアニブリ感想です
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朱(フレプリ西南・R-15)

※現代パロっぽいもの
※危ない描写があるのでR-15でお願いします





夜。
銀色の満月が、暗闇を写す。
煌々と照らし出す月明かりの元で、二人のシルエットが浮かび上がる。



「ん……、ン、」

「っふ……ぅ…ッ」

お互いの唇を貪り、舌を絡め合う。
お互いの存在を確かめ合うように、肌に触れる。
普段当たり前だと思うことを、とても大切だと、再確認できる時間。

「っんぁ…、はやと…っ」

甘い声を上げ、瞬が隼人の背中に腕を回す。
瞬の陶器のような滑らかな肌が、背中の上を滑る。
組み敷く彼の、何も身にまとわない白い身体に、自然とこくりと喉が鳴った。

「瞬…」

「ぁッ…、」

その白に惹かれるように、同じく白い彼の首筋にそっと唇を落とす。
舌で撫で、唇でなぞるように首筋を味わう。
その柔肌に吸血鬼が牙を立て血を啜るかの如く、首筋を鋭く吸い上げる。

「ンッ…だ…め、」

首筋に感じる特有の痛みに、瞬が制止の声を上げる。
その声に我に返るように首筋から顔を上げ、瞬の顔を覗き込む。

「だめ…痕、付けちゃ…」

際どい場所に付けられた朱の印。
白い雪の中に一点の血の色のようなそれは、特に目を引いた。

「明日…学校あるのに…。見えたりしたらどうするのさ…」

彼からは見えない箇所にあるその印に、先程感じた痛みを頼りにその部分へ触れる。
そこまで言われて、隼人は明日の授業に体育があったのを思い出す。

「む…すまん。つい」

「もう…バレたら隼人のせいだからね」

「…すまん」

何も言い返せず、隼人は気まずそうにもう一度謝る。
困ったような、呆れたような、諦めたような表情の瞬を見て、バツが悪そうに視線をさ迷わせる。
瞬はそんな隼人を見て、すぐに表情を緩め、微笑を浮かべた。

「いいよ。付けちゃったものは仕方ないし」

愛おしそうに朱の印を指でなぞる瞬の仕草にいいようのない色気を感じ、思わず心臓が高鳴る。

「…瞬、」

「そのかわり」

隼人の言葉を遮るようにして言うと、身体を起こして隼人の膝上に乗り上げる。
そして、



かぷり。



「!」



おもむろに、隼人の首の付け根に甘く噛み付いた。

「…っ、」

「ん…ッ、ぅ」

唐突な首元への甘い痛みに僅かに身体を跳ねさせる。
瞬がゆっくりと唇を離すと、首筋にはくっきりと痕が残っていた。

「…瞬…?」

「…ふふ、僕だけに痕が付いてるのも釈だからね」

ぺろり。
首筋に残る朱い痕を舌で撫でながら、楽しそうに綺麗に微笑む。

「…!…そうだな。これでお揃いだ」

今し方付けられた痕の感覚を感じながら、隼人は恋人の可愛いわがままに表情を和らげる。

「これでフェアになったでしょ…?」

「あぁ。バレるときは一緒にバレよう」

お互いの身体に残る痕を愛おしく思いながら。
どちらからともなく、口づけを交わして。
二人の身体はベッドへと沈んでいった。



END

*************

西南SS第二弾。艶っぽい雰囲気の二人が書きたかった作品。西が次の日のこととか考えないで痕付けて南がそれに悪ノリしてたら可愛い、という話。次の日の学校はスクープになりそうですよね\(^q^)/

あぁ…文章ガタガタだ…orz

アニブリ感想

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アニブリ本編と新OP・ED

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