お食事を終えた私達は、コーヒーをいただきながら満腹感に浸っていました
「綾ちゃん
康介じゃ駄目なのかい?
アイツの事は嫌い?」
突然の質問だった…
私は隊長さんに何て答えたら良いのか解らなかったわ
康介さんは嫌いじゃないの…
でも彼と私は釣り合わないわ
彼はとても素敵な人ね
背が高く、彫りの深い顔…
その上、自衛隊員で医師…
性格は何事も物怖じしない勇気があって、他人には優しいわ
生まれの卑しい私には勿体ない男性よね…
それに私には
医師としての道があるわ
私だけの医師の道…
棘の道…
結婚や子供をもうけて家庭を作るなんて、とても想像出来ない
幸せな家庭って何?
貴方が心で思う愛って何?
心の平安って何?
道南に夏の到来を告げる函館新聞創刊20周年記念・函館港花火大会(函館新聞社主催)が16日、函館港豊川埠頭を主会場に開かれました
約3000発を打ち上げ、雨上がりの夜空に咲いた大輪の花で5万人の観客を楽しませてくれます
同紙創刊と「海の日」制定を記念し、1997年から毎年開催しています
同社の小笠原金哉社長は「函館新聞は創刊20周年を迎えることができた
昨年は北海道新幹線が開業し函館にも活気が戻りつつある
花火大会開催など、地元経済活性化に向けて、道南の地域紙として微力ながら努力をしていきたい」とあいさつ
会場とのカウントダウンで打ち上げがスタートしました
2部構成で、全14プログラム
オープニングの「尊尚親愛(そんしょうしんあい)」ではスターマインを打ち上がると、開会を待ち望んだ観客から歓声が上がりました
水中花火やかわいらしい動物たちを描く花火コレクション、直径320メートルにも広がる大玉など、趣向を凝らした演出が約1時間に渡って続きました
フィナーレは地域の未来の発展への願いを込めた、継往開来(けいおうかいらい)」として約5分に及ぶプログラムを展開
勇壮な音楽とともに夜空を明るく染め上げました
大会の様子は今年も「FMいるか」による実況が会場を盛り上げ、音楽と合わせてさまざまな花火で楽しませたほか、ケーブルテレビ「NCV」でも中継されました
かつて商業捕鯨基地として栄えた函館市でクジラについて関心を持ってもらおうと生態について学ぶ催しが開かれました
ことしで2回目となる「函館くじらフェスティバル」は函館市などが開き、家族連れなどおよそ2500人が訪れました
函館市はペリー来航以来、商業捕鯨の基地として栄え、昔から正月にクジラ汁を食べる風習があるなどクジラと深い関わりがあります
会場では函館市で商業捕鯨が始まった歴史を説明するパネルが展示されたほか、クジラとイルカの違いや種類などを答えるクイズが用意され、子どもたちは会場内を歩き回って答えを探していました
また、ことしはクジラのうまみを生かした「くじらラーメン」が300食限定で販売され、お昼すぎには売り切れになるなど人気を集めていました
北斗市から家族で訪れた小学6年の男子児童は「クジラの種類が思った以上に多いことが分かりびっくりしました」と話していました
「くじらラーメン」を食べた70代の女性は、「クジラのだしが効いていてとてもおいしかったです
今度、自宅で挑戦したいと思います」と話していました
道内外からおよそ100人が参加して「釧路湿原全国車いすマラソン大会」が釧路市で開かれ全国から集まった選手たちが力強い走りを見せました
ことしで32回目となる大会には道内のほか、九州や東京などからあわせておよそ100人が参加しました
大会は、普段、車いすを使っていない人も出場できる300メートルから20キロあまりのハーフマラソンまで4つのコースが設けられ、午前9時半から次々に釧路市民陸上競技場をスタートしました
16日の釧路市は午前中から25度を超える暑さとなり参加者たちは沿道からの声援を受けながら、力強い走りを見せていました
このうち、ハーフマラソンでは去年のリオデジャネイロパラリンピックに出場した美幌町出身の久保恒造選手が優勝しました
タイムは44分18秒で久保選手の優勝は6回目です
久保選手は「釧路らしくない暑さで、納得のいくタイムではなかったが、東京パラリンピックまでは立ち止まれないので優勝できて良かった」と話していました