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函館 大雨から一夜明けて…


一時、大雨洪水警報が出されていた函館市では、住民たちが建物に流れ込んだ土砂などの片づけ作業に追われていました

函館市では、22日未明の降り始めからのおよそ3時間で81.5ミリの雨が降り、市内の昭和4丁目では雨水により一部道路が冠水し、警察による通行規制が行われています

雨は、22日朝までにやみましたが函館市内では、住民たちが水に濡れたものを外に出して乾かしたり、建物に入り込んだ泥をかき出したりする作業に追われていました

作業をしていた80代の女性は「自宅の床上まで水が入ってきて怖かったです
やっと水が引いて、片づけができました」と話していました

また、60代の男性は、「ひざ下まで水が来たのは初めてです
朝から片づけをしていますがまだまだ終わりそうにありません」と話していました


五島軒ブーケシリーズ


函館の老舗レストラン「五島軒」が、伝統のお菓子を手軽に楽しめるように選りすぐったスイーツです

それぞれに異国情緒漂う函館らしい物語が込められており、函館のお土産に最適!



五島軒ブーケシリーズは、1879(明治12)年創業、函館の老舗レストラン「五島軒」で、明治時代から脈々と続く100種類以上のレシピの中から、地元函館の洋食文化を楽しめるスイーツを9種類セレクトしたもの

自社工場で焼き上げ、販売しています

「ソーフケーキ(1個入り税込540円)」は、初代料理長・五島英吉が、故郷長崎のカステラを手本に作り上げたとされ、当時、外国人を中心に話題となり、外国航路の船内などでも販売されていたケーキ

2016年秋に復刻されました

また、レストランの常連客だった老紳士が、行楽に持って行くための気取らないお菓子を作ってほしいと料理長に相談してできあがった、芳醇ショコラ「レジャニー(3個入り税込540円)」や、函館に点在する教会群と歴史的なつながりが深いことから、地元に息づく平和の祈りを伝えるために焼き上げたクッキー「ポルボローネ(10個入り税込540円)」など、それぞれのスイーツに、五島軒ならではの伝統と歴史、そして物語が込められています



そのほか、和の心と洋の技が込められた「抹茶カステラ」、最上級の洋酒コニャックが薫る大人のデセール「ブランデーケーキ」、ラム酒で香りづけした濃厚なホワイトチョコを堅焼き生地でサンドした「函館サンドケーキ」、本場ベルギー産のクーベルチュールをふんだんに使用した「ベルギーチョコレートブラウニー」、函館の隣町・西洋農業発祥の地七飯町で栽培されたかぼちゃを皮ごと使った「ポテロン」、長い航海をする異国の船乗りたちに愛されたプティフール「バターサブレ」の合計9種類があり、いずれもレトロモダンなデザインの箱入りで、税込540円で購入できます

これらは、単品のほか、お好みで組み合わせてギフトボックスにもなります

ブーケのように、お土産として選んでみてはいかがでしょうか



五島軒ブーケシリーズ

●主な販売場所
スイーツ&デリカショップ
Ashibino
五島軒十字街プロミエル・カモイ店
●所在地
函館市末広町4-5
●お問い合わせ先
五島軒通販事業部
●TEL
0138-49-8866


レトロな北海道酒蔵巡りの旅 無料試飲や蔵元限定酒も


これまで全国であまり注目されなかった北海道の日本酒

「ゆめぴりか」に代表される食用米同様、道産の酒造好適米(酒米)の品質が、品種改良や地球の温暖化による生育環境の変化を背景に向上し、左党や専門家の間で見直され始めています

道内にある大手の酒蔵ではレトロな雰囲気の中で無料で試飲できるのはもちろん、蔵元限定の珍しいお酒も手に入り、お土産にもなります

旅行や出張の合間に蔵をのぞいてみるのはいかがでしょうか

JR札幌駅からタクシーで10分、旅行者や出張者にも訪問しやすい酒蔵が日本清酒(札幌市)の「千歳鶴醸造所」です

札幌市唯一の酒蔵で、近くにある直売所の「千歳鶴酒ミュージアム」は午前10時から午後6時まで営業し、入場は無料

同市中心部から近いこともあり、国内外の観光客がひっきりなしに訪れます

入館すると、日本酒の元となる仕込み水が出迎えてくれます

札幌南部の山々に200年の年月をかけて地中深くしみ込んだ伏流水で、お酒造りに大敵の鉄分やマンガンを含まない

柄杓(ひしゃく)にすくって飲んでみると、まろやかで雑味が一切ありません

店頭の試飲コーナーでは、様々なお酒を無料で試すことができます

最近、人気急上昇中の純米大吟醸「瑞翔(ずいしょう 720ミリリットル・4114円)」は道産酒米の「きたしずく」を使い、長期低温発酵で熟成した同社の自信作!

2016年度の道内の新酒鑑評会で金賞を受賞しました

フルーティーな香りで芳醇(ほうじゅん)な味わいですが、後味がすっきりとしています

道産酒米はきたしずくのほか、「吟風(ぎんぷう)」と「彗星(すいせい)」がありますが、代表銘柄の吟風でも作付け開始は2000年と歴史が浅いのです

それでも近年は品質が向上しているため、道内蔵による道産米の使用比率は約6割まで上昇してきました

道外でも道産酒米を使用する蔵が出始めていますね

千歳鶴のミュージアムでは兵庫県産の最高級酒米「山田錦」を使った看板商品の「吉翔(きっしょう・6480円)」も人気です

全国の鑑評会で、同社に8年ぶりの金賞をもたらしました

限定酒も取りそろえています

訪日客も含めた1番人気は白い風呂敷に鶴をあしらった「千歳鶴・2828円から)」

創業者の柴田與次右衛門の名前にちなんだ「與次右衛門・1543円から)」は、調整用の水を加えていない原酒です

男山の「酒造り資料館」は年間19万人が訪れる観光スポット(旭川市)です

お酒好きなら1度は訪れたいのが、「北海の灘」と呼ばれた道内随一のお酒どころ、旭川ですね

JR旭川駅は札幌駅から特急電車で約1時間半

駅からタクシーで北東へ20分ほど行くと道内最大手の酒造会社、男山(旭川市)に着きます

酒蔵と一体になり、軒先に杉玉がつり下がっている「酒造り資料館」は1階が直売所、2〜3階が資料館になっていて、冬場なら実際のお酒造りを窓越しに見ることができます

来館者数は年間19万人を誇り、そのうち9万人が訪日客…

外国人にも人気のスポットで免税対応もしています

男山は世界約20カ国・地域に日本酒を輸出していて、海外の酒類コンクールで40年連続金賞を受賞中!
海外で有名なブランドです

直売所では限定品も含め約30種類を無料試飲できるほか、5カ国語で対応している資料館は、昔のお酒造りの道具をそろえるなど必見ですよ

旭川市内にはもう1つ、「国士無双」の銘柄で有名な高砂酒造があります

旭川駅からタクシーで東へ5分ほど

男山からはタクシーで15分ほどの距離なので、半日もあれば、両方の酒蔵を巡ることができます

高砂酒造にも「仕込み水」「無料試飲」「蔵元限定品」に加え、創業時のたたずまいを残した「レトロな雰囲気の資料館」がそろいます

夏季限定の酒かすを使ったアイスクリームも人気ね

時間があって北海道の田舎を味わいたいという人は増毛町まで足を延ばすといいでしょう

ここには道内2位の酒蔵、国稀酒造があります

札幌市中心部から増毛町までは車で北へ2時間10分ほど、旭川市中心部からだと西へ2時間ほどかかります

札幌からバスや電車で行く手もありますが、電車の場合、JR留萌駅から20分ほどタクシーに乗る必要があります

この国稀酒造のお酒を幅広くそろえるお店が札幌市中心部のすすきの交差点のすぐ近くにあります

外食大手のチムニーが運営する「北海道増毛町 魚鮮水産すすきの店」です

地元の会社員やOLでにぎわい、週末には予約が取りにくい人気店となっていますよ

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函館スイーツ、あまーい誘惑 明治の風味


五島軒は明治の創業当時のレシピで作ったソーフケーキを復活させました

昨年春の北海道新幹線の開業で注目が集まった函館

観光客をひき付けようと、函館市と沿線の地元の菓子職人らが腕を振るいます

レシピを忠実に再現して明治時代のケーキを復活させたり、地元食材を使ったアイデアスイーツを販売したりしています

いま函館はご当地スイーツが花盛り!

函館を代表的する老舗レストラン、五島軒でじわり人気が出ているスイーツがあります

1879年(明治12年)の創業当時から作られてきた「ソーフケーキ」です

カレーで有名な五島軒のスイーツは水準が高く、以前から知る人ぞ知る名品と呼ばれていました

そこで同社は人気スイーツ9品目を選んで「ブーケ」シリーズとして2016年11月に販売を始めました

初代料理長の五島英吉氏が故郷の長崎のカステラを基に作り上げたといい、外見が似ています

函館は国際港だったため外国航路の船内で販売されていました

外国人の間でも人気があったといいます

いつしか一般向けには販売されなくなりましたが、残っているレシピを忠実にたどって再発売!

五島軒の歴史と文化の詰まった逸品ですね

では試食…

濃厚なバターの風味としっかりした甘みが印象的です

軽くさっぱり感が前面に出る最近のスイーツとは一線を画します

再発売するとそのおいしさが口コミで広まりました

新幹線で訪れるお客には、お土産とする人もいます

「今ではブーケシリーズのトップ」(原田健吾取締役)といいます



函館は昆布の名産地です

昆布を使ったスイーツも今年2月に登場しました

内外の航空機が発着する函館空港にあるレストラン、ポルックスが提供する「海藻ゼリー」です

食物繊維を多く含む、がごめ昆布が原料で、がごめ昆布のエキスを固めました

ハーブシロップをたっぷりかけてからレモンを絞ると、ゼリーがピンク色に染まります

お口に入れると、くどくない甘みとさわやかな酸味、そしてハーブの香りが広がります

プルンとしたゼリーの喉越しは快感!

堀川雄司料理長は「気温が上がる夏場に注文が増えるのでは」と期待します



函館からローカル線で西へ1時間

道内最南端の北海道新幹線の駅、木古内駅がある木古内町でも新たなスイーツが生まれました

同町のゆるキャラ「キーコ」をイメージした焼き菓子「Ya!キーチョコ」で、老舗和菓子店の末廣庵(同町)が商品化しました

キーコは同町で肥育するあか毛和牛がモチーフで、体の色が赤い

「Ya!キーチョコ」も最中の生地を赤くするため、地元産の黒米の粉末を練り込みました

中身の焼きチョコの茶色は焼き肉をイメージしてあります

販売店は木古内町の道の駅など一部に限定しました

「どこにでもあるお土産品ではなく、木古内に来てもらって買うお土産品にしたい」と竹田光伸社長は話されました

最中のパリパリとした歯応えの後に、チョコの苦さと甘さが広がる…

和菓子と洋菓子を合わせた意外な味わいに、竹田社長の菓子職人としての鋭いセンスを感じます



北前船の寄港地で、北海道唯一の城下町、松前町のお菓子も函館で花開きました

老舗菓子店の北洋堂は4月、函館市中心部にオープンした複合施設「シエスタ ハコダテ」に進出

これまでは松前町でしか買えなかった同店の商品が函館で楽しめます

北洋堂は創業が1937年の老舗で、現在は3代目の木田一店主が切り盛りします

木田店主は「函館進出は先代店主の悲願で、実現できて感無量だ
函館で松前スイーツをアピールして商圏を広げたい」と意気込みます

人気商品の一つが「純生桜ロール」です

桜葉の入ったブリュレと生クリームを、桃色のスポンジでくるんだケーキ

松前町にある松前城は、1万本の桜の木に囲まれた桜の名所

その桜を前面に押し出して6年前から販売している隠れた名産品です

スポンジはふわふわと柔らかく口のなかで溶けるような感じ

桜の葉の風味がアクセントになっていますね

函館山からの夜の眺めは世界三大夜景に数えられます

世界的な観光地である函館には、老若男女の心をひき付けるスイーツもあります
函館では官民が協力して函館スイーツをアピールしています



函館市や函館商工会議所、菓子の業界団体からなる函館スイーツ推進協議会は4月に道南のお菓子を紹介する冊子「KA・NO・KA」を発行しました

今後も年1回発行します

函館スイーツのロゴマークも今夏に刷新、存在感を高めますよ

新幹線開業を追い風に、2016年度の同市の観光客数は過去最高の560万人に上りました

「道南には和菓子と洋菓子を楽しむ文化が根付いている
優れたスイーツを多くの観光客に知ってもらいたい」と願っています


いさりび鉄道が台湾でPR


道南いさりび鉄道は台湾で開かれたイベントに初めて参加して、津軽海峡を眺めながら地元の食材を使ったお弁当などを楽しめる鉄道の旅をPRしました

台北では21日から食をテーマにしたイベントが開かれ、日本の鉄道会社10社が参加して地域の駅弁を販売するブースを設けました

このうち道内からは道南いさりび鉄道が初めて参加し、会社のロゴマーク入りの特製イカめしを販売したところ用意した50個が1時間もたたずに完売となりました

また、津軽海峡を眺めながら地元の食材を楽しめる観光列車などを紹介して鉄道の旅をPRしました

訪れた台湾の女性は「北海道で食べたイカめしが買えて、うれしい
来年は雪遊びで訪れたい」と話していました

道南いさりび鉄道の勝又康郎課長は「予想以上に反響が大きく驚いている
いさりび鉄道に、1人でも多く台湾からの客を迎えたい」と話していました


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