2012-5-19 18:17
…みたいな創作ネタをもてあましている
魔王と勇者の話。どうせきちんとは書けないし聞いてくれ
RPGみたいな世界の、ジジイ共の話ね。
ある世界の勇者は、見事魔王を倒した後英雄として人々に讃えられ、愛する家族と沢山の人々に看取られながら齢78でこの世を去る。
しかし歳老いた勇者の魂の行き先は、天国ではなく地獄だった。
悪事に心当たりのなかった勇者は地獄行きの理由を問いただす。返答は、若かりし頃勇者の名の下に沢山の魔族の命を奪っていたから、というもの。
動揺を隠せない勇者の前に現れたのは、彼が何十年も前にその手で地獄へ送った宿敵、魔王だった。
魔王「老いさらばえてクソジジイに成り下がったようだな、勇者よ」
勇者「元からクソジジイだったお前に言われたくはないわ!」
みたいに喧嘩腰で再会を呪いあう二人(誤字じゃない)。
災害レベルの強さのジジイ二人がガキのような喧嘩を毎日繰り広げる。
手に負えない、懲罰もものともしない、で困り果てた地獄の職員は「ここで好きなだけ喧嘩しとけ」と何もないシェルターに二人っきりで閉じ込めてしまう。
地獄では死ぬことがない。次第に疲れ果てていった二人は退屈しのぎに互いの生前の話などをしはじめ、理解を深めていく。
その頃現世では勇者の孫が、国の王子から新たな勇者として魔族を倒せと内示をうけていた。
現在人間と魔族は干渉しない協定を結び、互いに平和に過ごしている。それを「魔族が襲撃してきた」と自演し、攻め滅ぼそうという。
王子は国王と意見が合わず、王位を継承してもらえずにいる。そこで対外強行手段で国民から支持を得て王に成り代わろうという陰謀があった。
孫は罪もない魔族を傷つける事はできないと断るが、逆上した王子によって臆病者と晒し者にされる。
それでも意に介さない孫をみて王子は孫を魔族と通じる裏切り者として処罰しようとした。
濡れ衣をきせ処罰する事で、人々の魔族への敵意をあおり、魔族を倒す新たな勇者が出てくるのを待つ狙いだった。
これを偶然知った勇者。
孫を助け、その陰謀を阻止しようと立ち上がる。魔王もヒマだからと地獄を突破する加勢をする。
勇者と魔王は力をあわせて現世へ行き、孫の処罰の場に居合わせた人々を一喝する。自作自演の証拠をつきつけられ、王子は島流しになった。
勇者の霊は、今自分が地獄にいる事、妄信的な正義を悔いている事を民衆に話す。
人間と魔族の共存、暴力に頼らない新しい世の中を模索する事を人々に約束させ、地獄へ戻った。
新たに加わった罰をうけながら、勇者と魔王は「お前とは長い付き合いになりそうだ」と苦笑しあった。
みたいなの
あらすじですらこの長さ…
脳内まとめる力って何ゴールドで買えますかwww