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オムライスの思い出

オムライスは長らく憧れの料理だった。母は「半熟」という中途半端な状態の調理方法が苦手なのか、それとも火を通し切っていないものを食べるのが不安なのか、とにかく卵料理は必ずがっちり火を通す人なので、とろーりととろけるような卵のオムライスには縁がなかったのだ。

もちろん自分で作れるわけもなく(努力しろと当時の自分に突っ込みたいが)、自分の自由になるお金ができてきたら外食でオムライスを食べたりしていた。ところが意外なところで自分でオムライスを作り食べるということになる。

それは栄養士の資格取得のための実習のひとつとして、大学の学食で調理を担当した時のことだ。ちょうど学食のメニューにオムライスがある日があって、使いこまれたフライパンで先生の指導の下、必死で作り続けた(笑)。

今はちょっと腕が劣化したけれど、作る事に抵抗はない。大好きなメニューだから、勉強中に習得できて嬉しかったな。社会に役立つ秘宝館
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